お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第35話 ちょっとした感想

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亡のハッキング能力最強説

 

 

 

滅の夢をかなえるのが…私の夢なのですから。前回に引き続き、滅亡迅雷.net、特に滅にスポットが当てられることになった『仮面ライダーゼロワン』。今回は彼とZAIAの一騎討ちが描かれ、終盤では滅亡迅雷.netのメンバー全員が出そろうなど、じょじょに終盤に向けての展開が始まったのかなと思わせる描写がたくさんありました。

 

序盤でのゼロワンメタルクラスタホッパーと迅バーニングファルコンの戦いや、終盤でのメタルクラスタホッパーとギーガーの戦いなど、今回は戦闘シーンもかなりハデでしたね。亡のハッキング能力のチートさと、垓の小物化の加速っぷりもよく目立ってたけど…。

 

 

 

前回、雷のプログライズキーを強奪した迅バーニングファルコン。或人は再びゼロワンメタルクラスタホッパーに変身し、あと一歩と言うところまで追い詰めますが、予期せぬ滅の介入により奪還には至らず。そのまま逃亡を許してしまいます。一方、自力で意識を取り戻した諫は、そのまま唯阿たちとともに病院へ。そこで再び意識を取り戻した後、自分の過去を知るのでした。序盤のメタルクラスタホッパーとバーニングファルコンの戦いは、ダムの高低差などを生かした迫力ある戦闘に。合成感は丸出しでしたが、メタルクラスタホッパーがフィールドを作ってはそこで戦い追い詰めていくさまには「おおっ!」となりましたね。そんなメタルクラスタホッパーの勢いを止めたのが、滅。ここでの彼の飛び出しは、彼のヒューマギアとしての自分の意思の目覚めを表しているシーンなのでしょうが、若干インパクトに欠けたかなとも思います。なんでもセリフで言わせるのもアレですが、「迅を助けなきゃ!」とか一言でも挿入しておけば、もっと面白いシーンになったかもしれないですね。一方、病院に担ぎ込まれた諫が目を覚ますと、そこには唯阿と亡の姿が。亡から自分の過去を知らされた諫は、それが普通すぎることに驚愕するのでした。この病院のシーンは、諫のしぐさ1つ1つが面白く、彼のキャラが存分に感じられるものに。若干オーバーすぎるとも思えますが、これくらい極端な方が彼らしくていいと思います。やっぱり或人以上にキャラ立ってるな、諫…。

 

ハッキングされたザイアスペックは、その後セキュリティが強化され事態は収束。そのこととA.I.M.S.による滅亡迅雷.netの掃討作戦を知った或人は、危機感を覚えます。そして始まる、滅たちと垓たちの戦い。垓側の方が戦力面では圧倒的で、追い詰められる滅でしたが、それを救ったのはなんとゼロワンでした。ザイアスペックの暴走は混乱を引き起こしましたが、ZAIAがセキュリティを強化したことなどにより収束。これに乗じて垓は、滅亡迅雷.netの掃討を世間にアピールします。垓はいけ好かない悪役ですが、今回のこの対応は見事。会社社長としてちゃんと事態に対応しているし、これを利用して邪魔者(=滅亡迅雷.net)を排除することを正とし、大衆の支持を得ようとしています。或人に比べれば上手いこと立ち回ってるよなぁ。そんな彼は、ついにA.I.M.S.を率いて進攻を開始。これに応戦する滅でしたが、すぐに追い詰められてしまいます。倒されそうになる彼を、身を挺して守ったのは、ゼロワンでした。滅の夢を信じ続けていたい或人。これを機に滅の或人に対する考え方が変わるのはいいのですが、「ヒューマギアの未来を変える男かもしれないな」とまで確信させるのは、ちょっとオーバーすぎないか?

 

或人と滅をまとめて倒そうとするサウザー=垓は、ギーガーを複数体出動させ襲撃。或人はメタルクラスタホッパーに変身するも、さすがに分が悪くピンチに陥ります。ところが、ここに亡が現れてシステムをハッキング。一気に形勢逆転されたサウザーは、最後は滅のスティングユートピアをもろに食らい、完敗してしまいます。こうして垓の企んだ滅亡迅雷.netの掃討作戦は失敗。或人はミドリを復元し畑山ベジタルファクトリーに引き渡していましたが、同じ頃雷が復活し滅亡迅雷.netが集結したことを知りませんでした。メタルクラスタホッパーは現状ゼロワンの最強フォームですが、ギーガー3体を相手にするのには限界があり大ピンチ。それを救ったのは、亡のハッキング能力でした。本当に久々の登場、ギーガー。「こいつら相手にはブレイキングマンモスに変身してもいいんじゃないか」と思ったけど、それをしなかったのは…予算の都合かな。そして、今回の後半の戦いの戦局を完全にひっくり返し、サウザーを撤退に追い込んだのは、亡のハッキング能力。彼女はギーガーなどすべてのシステムのセキュリティを突破して支配下に置き、逆にサウザーを襲わせて大ダメージを与えます。「かつて垓の道具だったから、いくらセキュリティを強化しても手の内は知っている」という旨の発言をする亡。なんだよこれ、もうチート能力じゃん!垓が戦闘終了後に「1000%ありえない!」と叫んで錯乱する気持ちも、よくわかります。

 

 

 

昨年9月から始まった、『ゼロワン』の物語。その中では、いくつもの戦いがあった。次回からは、その戦いの軌跡を振り返ってみよう!

 

新型コロナウイルスの影響で、次回からしばらく『ゼロワン』は特別総集編に。うーん、感想記事はどうしようかな。総集編の内容次第かな…。

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第10話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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