お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第36話 ちょっとした感想

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仮面ライダーアークに立ち向かえ!

 

 

 

普通でよかった。つまらないほど普通で…、安心した。『キラメイジャー』に続き、通常放送へと復帰した『仮面ライダーゼロワン』。その第1弾となる今回のお話は、以前から予告されていた通り、仮面ライダーアークのデビュー回&その脅威が描かれる形になりました。

 

アークは自分自身の身体を持たないため、滅亡迅雷.netの身体を借りて活動。その特性が興味深く、面白いです。でも、ちょっとあまりにも「人間の悪意」を連呼しすぎな印象。最後は、悪意の全てをラーニングしてしまったAI版悪の権化として倒される…ような気がするなぁ。

 

 

 

自分の過去を知ってからというもの、家族の存在が気になり始めていた諫。人気占い師に話を聞こうとしても、或人が用意した占い師ヒューマギアに話を聞いてもらっても、一向にその悩みが解決することはありませんでした。一方、アークのもとに集った滅亡迅雷.netでしたが、アークは亡を破壊し、自身は滅に憑依して仮面ライダーアークへと変身。密かに滅亡迅雷.netとは別の道を歩もうとしていた迅、そして唯阿の前に立ちはだかります。死んだと思っていた家族が生きていたと知れば、誰だって会いたくなるもの。諫はその感情をどう解決してよいかわからず、悩んでいました。悩む気持ちはすっごくわかるけど、それは占い師よりも心理カウンセラーとかを頼った方がいいんじゃないかな。そんな諫を見かねて或人が用意したのが、占い師型ヒューマギア:東品川の母。しかし彼女のアドバイスはほとんど諫にとって役に立たず、彼の悩みは深まる一方でした。或人曰く、東品川の母は話は聞いてくれる占い師型ヒューマギアのようですが、実際はマジメに聞いているのか怪しい相づちを打ち、一方的にアドバイスしてくる代物。なんだこれ、なんで飛電インテリジェンスはこんなもの造ったんだ…。一方同じ頃、滅亡迅雷.netでは、アークが暴れ出したことにより内部で混乱が発生。亡は機能停止し、滅はアークに身体を乗っ取られてしまいます。アークはAIを持つ者に影響を与え、それに寄生し支配するという、厄介な能力を持つのが特徴。「普通の人間には寄生できない」というのが、斬新でありそして重要なポイントであるような気がします。

 

迅と唯阿はそれぞれ変身してアークに立ち向かうも完敗。そんな中で、ZAIAはあろうことかレイドライザーの一般販売を強行します。自分や是之介の理想から離れていく飛電インテリジェンスに悲しむ或人ですから、そこから逆に着想を得て、初の自作人工知能:アイちゃんを開発。それの相手をすることになった諫は、アドバイスを通じて悩みを解決するのでした。「ザイアスペックの暴走」などから身を守るために、レイドライザーを一般発売する垓。明らかに一般庶民が使うにしては、攻撃的すぎる代物です。これを普及させようだなんて、一体何を考えているんだか…。ちなみに、このCMの主婦役で出ていたのが、スーツアクターの橋本恵子さん。もうね、動きも構えも普通の主婦のそれを超越してたよね。このように、垓のおかげで飛電インテリジェンスが自分たちの理想から離れていくことを嘆く或人。しかしそこから「自分が作れるヒューマギアとは何か」を考えるに至った彼は、アイちゃんを開発。すぐに諫と会話させ、意外にもそれは諫の悩みを解決してくれるのでした。アイちゃんは、ひたすら人間の話を聞いて、それに答えてくれる、「会話」を重視したAI。そのアドバイスにより、意を決して実家を訪れることにした諫は、元気で過ごす家族の姿を見て安心するのでした。諫の実家は、新興住宅地にある一戸建てで、両親と弟が住むという、典型的な家庭。しかしそこには、笑顔があふれていました。平凡ながらも幸せそうな家庭。いいじゃないですか。でも、諫と長期にわたって連絡が取れてないのは、どう思ってるんだろう?結局、今回ではそこらへんあんまり解決してないですよね。

 

唯阿が大ケガを負ったという報せを受けた或人たちは、病院へ急行。そこで彼女から聞かされたのは、アークの脅威でした。人類を、そしてヒューマギアを守るため、自らアークに立ち向かっていく或人たち。しかし、アークの前ではゼロワンメタルクラスタホッパーの力もランペイジバルカンの力もほとんど通用しません。やがて、変身解除したアークの中から出てきたのは…。アークの能力、そして強さを目の当たりにしたことで、すっかりビビりまくりの唯阿。ちょっと演出が過剰な気がしないでもないけど、まあこれはいいかな。その後、終盤の戦闘シーンで初めてゼロワンとアークのバトルが実現。しかし、初登場補正もかかったアークの力は強大で、メタルクラスタホッパーの力すら無力。さらにアークは迅に憑依しており、一度そこから抜け出してわざと諫を苦しめ、再び滅に寄生するのでした。次々と寄生(憑依)先を変えていくアーク。諫や唯阿も苦しんでいることから、完全なヒューマギアでなくとも、AIを体内に持っている者であるなら、アークは寄生ができるようです。ということは、いつか諫か唯阿が操られてしまう日も来る…のか!?

 

 

 

その力を強めるアーク、そして、そのもとに結集する滅亡迅雷.net。彼らに脅威を感じた垓は、A.I.M.S.を使って総力戦に出る。その中での、或人のとる行動とは―?

 

次回は引き続きアークとのバトルが重視される回。垓も前線に出るようですが、今までの活躍から考えると…、あまりいい結果になりそうにないなぁ。

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第12話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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