今回は、3月26日に発売された「『フィギュア王』No.266」のご紹介です。
先日、何があったんだと言わんばかりに相次いで発表された、東映版『スパイダーマン』の商品発売情報。本誌はそれを受け、その東映版『スパイダーマン』を総力特集した内容になっています。そのインパクトと内容の濃さに惹かれて、思わず購入しちゃいましたね。
放送されてから40年超。まさか、これほどまでに東映版『スパイダーマン』がクローズアップされる日が来ようとはね…。
ネット等での反響の高さなどのせいで、取り上げられるときは若干ネタ枠として扱われていることもあるような、東映版『スパイダーマン』。しかし、本誌は至ってマジメにそれ取り上げており、「超全集」といっても過言ではないほどのボリュームになっています。
特集の構成は、作品概要の紹介→キャラクター紹介→各話&マシーンベム紹介→グッズ・番宣素材紹介→村上克司氏インタビュー&デザイン画→プレバン商品紹介→藤堂新二氏インタビューという順番。全部合わせると約50ページにわたるぶち抜き構成になっており、かなり力が入れられていることがわかります。
キャラクター紹介や各話&マシーンベム紹介で使用されている画像は、本編からの切り抜き素材よりも特写スチールの使用率が高め。使用されている画像にもこだわりが感じられます。東映版『スパイダーマン』の各話あらすじをきちんと紹介している公式書籍なんて、この『フィギュア王』No.266以外で見たことないよ…!
その他、商品紹介や番宣素材では、当時発売された玩具やレコード、ポスターや脚本表紙などが掲載。「本当に雑誌のいち特集か?」と思ってしまうような、今まで見たことない貴重な資料が次々に出てきます。これだけ貴重な情報がゴロゴロあったら、本当に「超全集」が作れちゃいそうな勢いだぞ。もう作っちゃってもいいんじゃね!?
マーベルとの権利関係にも整理がついたのか、本放送以来といっても過言ではないほどの商品展開等を見せる、東映版『スパイダーマン』。その昔DVD-BOXが発売された時は「歴史の闇から復活!」なんて茶化されたようなキャッチコピーがつけられていましたが、そんなネタにされるような要素を払拭し、堂々とBlu-ray BOXが発売される日も近い…のかもしれませんね。
最後に、藤堂新二さんのインタビュー(書面でのやり取り)で、印象に残った一節を引用しておきましょう。
「地獄からの使者、スパイダーマン!」この名乗りが一番好きですね。正義の味方のヒーローが地獄からの使者ですよ。こういうところも大好きでした。
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