お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第28話 ちょっとした感想

f:id:bongore_asterisk:20200322191526j:plain

アツさと危険性は紙一重

 

 

 

♪俺の生き様俺の自由、俺の愛で救う地球 長かったお仕事五番勝負も、とうとう大詰め。今回の『仮面ライダーゼロワン』は、その5回戦の前半に当たるお話です。垓たちZAIAの動きにより或人たち飛電インテリジェンス側がどんどん劣勢に追い込まれ、また諫の新たなる秘密が明かされることになりました。

 

最後の勝負ということもあってか、今回は今まで以上にお話の中で飛電側を追い詰めているなという印象。ここから後半一気に巻き返す展開が次回用意されているのでしょうが、今のところ或人側がZAIAを打ち負かせそうな要素と言えば、由藤議員の汚職疑惑くらいしかないんだよなぁ。どうやってここから逆転する気なんだろう?

 

 

 

お仕事五番勝負5回戦の内容は、演説対決。垓たちZAIAは由藤議員とともに万全の体制で臨みますが、対する或人たち飛電インテリジェンス側が用意したのは、なんと演説とはほとんど関係なさそうなラッパーヒューマギア:MDチェケラでした。しかし、彼のビートとラップは、賛否両論を巻き起こしつつもある程度の指示を獲得していくのでした。今回の対決は政治的なことも絡むこともあってか、垓は由藤議員を指名し、彼自身の演説力だけでなく人脈も使って勝負に臨むことに。対する或人たちがチョイスしたのは、MDチェケラでした。どう見ても演説とは全然関係なさそうなチョイスですが、これは苦肉の策。ヒューマギアには演説に特化した能力を持つ者はおらず、かといって政治参加が禁止されているため政治系に精通している者もいないため、こうした変化球スタイルで対決に臨むことにするのでした。ここで気になるのが、「ヒューマギアが政治家になることを禁止している法律」の存在。まあ規制したくなる気持ちはよくわかるのですが、一方でその割には弁護士などの業務は許されているみたいなんですよね(ビンゴの存在がその証明)。ヒューマギア弁護士から訴訟とか起こされてたりしないのかな、この法律?なお、この直後のチェケラと由藤議員の演説対決の直前のシーンでは、由藤議員が「人間の仕事がヒューマギアに奪われている」ことに危機感を覚えている旨の発言が存在。こういう問題、もっと早くから取り上げられてもよかったと思うんですけどね。

 

1回目の演説終了後、事務所に戻った由藤議員たちのもとに乗り込んできた諫。彼は滅脱走の原因について垓に問いますが、逆に自分に隠された秘密を知った上に、戦闘の末まさかの滅に窮地を救われることになってしまいます。その夜、福添たちのアドバイスも無視し独自路線を行く或人とチェケラは、由藤議員の賄賂を受け取っている決定的瞬間を目撃。この映像を翌日の公開討論会で公開しますが…。唐突に明かされた、諫と唯阿の秘密。それは、彼らの脳内にはショットライザーでの変身のために、特殊チップが埋め込まれていること。それがハッキングされたのではないかとの指摘を受け、諫は驚愕します。彼がなぜか頭の検査を受けないという描写は以前から存在してましたが、やはりこういった秘密があったのかという印象。さすがに「チップが埋め込まれている」という細かいところまでは予想できませんでしたが、まあそんなに驚くほどのことでもなかったですね。秘密を明かされたうえ垓に実験体呼ばわりされた諫は、変身して垓に挑むも逆に返り討ちにあってしまうことに。それを救ったのは、意外にも変身した滅でした。アークの意思により、諫を救ったという滅。今回のラストシーンの描写も加味して考えると、やはり彼も滅亡迅雷.netの一員なのか…?一方の或人たちは、由藤議員の収賄現場を押さえることに成功。翌日の公開討論会で、このことを暴露します。由藤議員の賄賂の受け取り方は、箱の底に金銭を隠した贈答品をもらうという古典的なもの。これに対し、或人は激しい怒りをぶつけます。或人の怒りはもっともだけど、全体的な描写がチープ。「一般大衆誰もが思いつく構図をそのまま絵にしました」って感じの、迫力に欠ける描写でした。

 

或人とチェケラの暴露により、飛電インテリジェンス側の支持は上昇。しかし、由藤議員は逆に同時刻別の場所にいたという証拠を突きつけ、逆に或人たちを追い詰めてきます。さらに怒ったチェケラをわざと焚きつけた垓は、彼をドードーマギアに変身させることに成功。唯阿の実装したジャッカルレイダーがこれに対抗することで、ヒューマギアの危険性とレイドライザーの機能性の高さを、同時に一般大衆にアピールします。或人はゼロワンメタルクラスタホッパーに変身し抵抗するも、大衆の反応はむなしくて…。由藤議員のやり方に怒り、その後完全に垓に乗せられてしまったチェケラ。もともと跳ねっ返り気味な性格の彼でしたが、それが災いする形になりましたね。生放送で自ら暴走させて変身してZAIAに襲い掛かるなんて、もう「ヒューマギアは危険な存在です」って自分から言っちゃってるようなもんだよ…。これに対し、垓は唯阿をジャッカルレイダーに実装させて戦わせ、自身はヒューマギアの危険性をアピール。或人の抵抗もむなしく、大衆の支持は一気にZAIAへと傾きます。そりゃあ、こんなの見せられてしかも垓の言ってることもそんなに間違っているとは思えない感じだったら、支持はZAIAに傾くよなぁ。状況は絶望的だけど、ここからどう逆転する気なんだ、或人たち…?

 

 

 

お仕事五番勝負もいよいよ決着。勝利するのはどちらなのか?そして、バルカンアサルトウルフの銃口が或人に向けられる意味とは?バルカンが今、さらなる強化変身を遂げる!

 

次回はバルカンの強化フォーム:ランペイジバルカンの初登場回。お仕事五番勝負を制するのはたぶん飛電インテリジェンスになるんだろうけど、どうやってとこまで持っていくつもりなんだろう?(2回目)

 

…というワケで、記事は「『魔進戦隊キラメイジャー』第3話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

twitter.com