お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『魔進戦隊キラメイジャー』第3話 ちょっとした感想

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やせ我慢とカッコつけはほどほどに

 

 

 

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番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

弱音を吐けないのが、兄貴の弱さかもしれない…。今回はキラメイブルー/時雨が主役のお話。クールキャラかと思われていた彼が、実は「クールキャラぶっているキャラ」であることが判明したり、マンリキ邪面師に万力を嵌められても強靭な精神力で何とか撮影に臨もうとしたりするなど、彼のキャラがこれでもかというほど際立っていました。

 

一方で、そんな彼の性格を無理に治そうとせず、「カッコつけたがることもまた個性」としているのが、今回のお話のいいところ。こういう展開にもっていくのも、ある意味『キラメイジャー』らしいと言えるのかもしれませんね。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーゼロワン』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

刑事ドラマに時代劇と、今引っ張りだこの注目俳優である時雨。そんな彼の密着番組が放送されている中で、マンリキ邪面出現の報せが入ります。現場に駆け付けた充瑠たちに少し遅れて、時雨は撮影用衣装のまま合流。変身して戦います。ところが、戦闘の最中キラメイブルーの頭に万力が嵌められ、変身解除されてしまうハメに。なんとか撤退に成功する充瑠たちでしたが、時雨の頭の万力はどうあがいても外れないのでした。マンリキ邪面の能力は、放った万力で相手の頭部を締め付け、強烈なダメージを与えるというもの。この万力の小道具はおそらく1つしか作られていないのでしょうが、巧みなシーン割りとCG合成(万力が消えるような描写)を挿入することで、あたかも万力が複数存在するように見せている演出がGoodです。これに対し、立ち向かっていくのが充瑠たちキラメイジャー。撮影で忙しい中時雨も駆けつけて応戦しますが、その時雨がマンリキ邪面の餌食に。小夜の診察で一刻も早く万力を除去した方がいいという結論に至りますが、それはどうあがいても外れないのでした。小夜の診察により、マンリキ邪面の万力の持つ能力が一気に解明。小夜の医者設定って、スゲェ便利だな~。そして彼らは、万力を取り外す作業にかかりますが、これがなかなか外れない。ひもで引っ張っても、銃で撃っても外れない。いや、さすがにウィリアム・テル作戦はムチャクチャすぎると思うぞ…。

 

万力の圧力でかなりの痛みのはずですが、時雨はそれでも映画撮影に参加。なんと当初の設定を変更してまで出演し、その俳優魂を見せつけます。しかし、楽屋に戻ると彼の反応は一変。それを見た充瑠たちは、半ば呆れかえってしまいます。そんな中、再びマンリキ邪面が出現。時雨は変身できないにもかかわらず充瑠たちとともに出撃しますが…。見た目的にも時雨の身体のダメージ的にも、かなりのインパクトを誇る万力。どう考えても撮影を休んだ方がいい状況ですが、彼は無理を押して撮影に参加。設定変更の上演技と殺陣をやってみせ、その俳優魂を見せつけるのでした。顔色の悪さMAXでもなお、撮影に臨む時雨。この執念は驚異的だ、一体何が彼を突き動かしているというんだ…。「時雨が俳優という職業にこだわる理由」をテーマにしたお話も、もしかしたら後々出てくるかもしれませんね。そんな状態で撮影をやり遂げた彼でしたが、やっぱり実際は万力の痛みが半端なく、楽屋に帰ると態度が一変。彼はクールキャラではなく、実はやせ我慢しがちなクールぶったキャラだったのでした。クールキャラは過去の戦隊に何人もいましたが、クールぶろうとするキャラって初めてじゃないかなぁ(クール気取りだけど失敗するキャラはいたけど)。そして、ここで面白いのが時雨の反応。表情もセリフもかなり豊かに、その万力の苦痛を表現してくれていました。

 

変身できない時雨は、キラメイレッドたちにとっては足手まとい。そこでキラメイレッドは、撮影の時の彼を思いだし、彼をのペースに合わせる形で戦闘から一時除外し、その間にマンリキ邪面からレバーを奪い取ります。それにより復活した時雨は、変身してキラメイレッドとともに応戦。マンリキ邪面は彼らによって倒され、出現した邪面獣マンリキシェルガは、充瑠のひらめきで生まれたキラメイジンにより撃破されるのでした。変身できないため、完全に足を引っ張っている状態になる時雨。通常であれば、ここでリーダーなどの別のメンバーが彼を諫めるような発言をしそうなものですが、キラメイレッドは逆に彼のそういったスタンスを尊重。それをうまく活用して戦闘の流れを作ります。一見するとマイナス面にとらえられがちなスタンスを、プラスの方向へ持っていく展開はGood。こういうのがいいんだよ、こういうのが!そうしたキラメイレッドたちの計らいと活躍により、万力から解放された時雨。彼は満を持して変身し、マンリキ邪面に打ち勝ちます。そして現れていた邪面獣マンリキシェルガは、キラメイジンにより倒されるのでした。今回初登場、キラメイジン。相手の攻撃を受けながら前進し、スローモーションで剣を掲げるようにしながら倒すというさまは、往年の「スーパー戦隊シリーズ」のロボでおなじみの表現と同じでした。そうだよそうだよ、こういうのを待ってたんだよ!

 

 

 

突然出現した、黒いキラメイストーン。それは、マブシーナと因縁深い叔父ガルザのものだった。彼を責めるマブシーナだったが、ガルザは誤解だという。ガルザの言っていることは、真実かウソか!?

 

次回は邪面師は登場せず。ガルザとの戦いが中心になりそう。キラメイストーンが変形する列車型メカって、もしかして…。

 

 

 

 

 

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