お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『魔進戦隊キラメイジャー』第2話 ちょっとした感想

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第2話にして単独で敵を撃破する大戦果

 

 

 

番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

1人1人が輝いていないと、いけないんだよ!前回、キラメイジャーの仲間入りを果たした充瑠。今回は彼がリーダーとして、そしてキラメイジャーの一員として、他の4人のメンバーに認められていくさまがその中心となりました。様々な要素をこなすため、1つ1つの解決方法や展開をかなり力押しで乗り切っているのが印象的。ここまで吹っ切れてくれていると、見ている側としても爽快ですね。

 

そして、巨大ロボ戦ではスカイメイジとランドメイジが初登場。うーん、このぶんだと、キラメイジンが出てくるのはもう少し先かな?

 

なお、同日放送の『仮面ライダーゼロワン』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

キラメイジャーの一員となり、CARATの本部へと招かれた充瑠。そこで彼が聞かされたのは、レッドキラメイストーンに選ばれたものがキラメイジャーのリーダーとなるというものでした。困惑する充瑠でしたが、そんな彼に考える暇を与えないかのように邪面師:ラグビー邪面が出現。充瑠の力により魔進ジェッタとヘリコの合体:スカイメイジが生み出されますが、一方でこの戦いには大きな課題が残されることになりました。スーパー戦隊シリーズ」において、リーダーになることが多めなレッド。作品によってはその理由付けがなされていることがありますが、『キラメイジャー』の場合「レッドキラメイストーンに選ばれたから」というシンプルながらも強烈な理由で、充瑠がリーダーになることの違和感を軽減しているのが興味深いです。本人やメンバーの意思に関係なく、レッドキラメイストーンに選ばれてしまったのなら…仕方ないよね!いきなりリーダーに指名されて充瑠が困惑しているのもつかの間、街に現れたのはラグビー邪面。大会の練習がある瀬奈を除く充瑠たち4人が出撃し、スカイメイジを生み出したり人命救助をしたりと活躍しますが、ラグビー邪面を取り逃がすというミスを犯してしまいます。いきなりリーダーに指名されたため、他のメンバーの統率を取ろうとする充瑠。しかし当然うまくいくはずもなく、指示は空回りしてしまいます。充瑠が頑張ろうとしてるぶん、他のメンバーからダメ出し食らうシーンは、彼にとってツラいよなぁ。でも今回の後半の展開のためには、絶対必要なシーンでしたね。そしてこのシーンでは、魔進ジェッタとヘリコの合体:スカイメイジが登場。充瑠のひらめきで生まれた形態なのはいいけど…新たに絵を描くときは、その都度変身解除しなきゃいけないのかな?

 

ラグビー邪面を倒すためには、瀬奈の力が必要。彼女のもとへ向かう充瑠でしたが、逆にその関係は悪化してしまいます。そこで彼が思いついたのが、マブシーナのブルーダイヤで生み出した代役ンの活用。それを瀬奈に見せる充瑠には、さらなる考えがありました。そして、再びラグビー邪面との戦いに臨んだ充瑠たちは…。戦いを優先するか、夢を優先するか。ヒーロー以外の顔を持つ主人公にとってはよくある悩み・課題が『キラメイジャー』においても登場。その突破方法を「代役ンを使ってメンバーをコピーする」という考えを打ち出してきたのが、かなりの力技だなぁと感じたと同時に面白いと感じました。ムチャクチャかもしれないけど、ここまで吹っ切れてくれると逆に爽快ですよ。また、代役ンを単なるコピー体という設定ではなく、そこにプラスして「能力自体はコピー元に劣る」・「感情がほとんどない」といったマイナス面を付加し、本来のメンバーが必要な意味をちゃんと作り出していたのにはホッとしましたね。こうして迎えたラグビー邪面との第2戦。キラメイグリーン/瀬奈も現れますが、実は代役ンによるコピー体のためラグビー邪面に一歩及ばず。そこへ本物の瀬奈が駆けつけてバトンタッチする形で変身。キラメイグリーンは単独でラグビー邪面を撃破してみせるのでした。ただ単に代役を立てるだけでなく、その代役を戦いの方に立たせることで本物の夢を優先し、その理由を、戦いも大事だけれど「1人1人が輝いていないと、いけない」からとしたのはGood。若干強引な論理と言えるかもしれませんが、キラメイジャーの使命とメンバーたちのキラキラを両立させるためには、この理由付けも悪くないと思いました。

 

ラグビー邪面を倒されたヨドンヘイムでしたが、生前彼がしていた闇の保険契約により、邪面獣ラガーリガニーが出現。小夜たちが離脱し3人になってしまった充瑠たちは、ピンチに陥ります。しかし、ここで瀬奈が前回充瑠の描いた巨人の絵を思い出し、それをヒントに彼らはランドメイジへと合体。初の巨大ロボ戦で勝利を飾り、戦いを終えるのでした。『キラメイジャー』におけるヨドンヘイムの邪面師たちは、単独で巨大化せず、万が一死亡などした場合の保険として邪面獣(=巨大ロボ戦用の敵)が出てくると言う設定に。ということは今後絶対、何かしらの理由で闇の保険契約をしていない邪面師とか出てきそうだよね…。こうして現れたラガーリガニーですが、対する充瑠たちはちょうど小夜たちが戦線離脱した時で大ピンチ。しかしここで彼らを救ったのは、前回充瑠が想像して描いた巨人の姿:ランドメイジでした。魔進ジェッタとヘリコが合体できたため、自分たちも何かしらの合体ができるんじゃないかと予測する瀬奈。これにより、ランドメイジが生まれます。ランドメイジへの合体の際は、特に充瑠は変身解除せずにそのまま合体を敢行。ああそうか、スカイメイジの時と違って、ランドメイジは既に前回でその絵を描いてるもんね。その後のランドメイジとラガーリガニーとのバトルでは、ミニチュア特撮への注力っぷりが魅力的。ウルトラシリーズに引けを取らないビル破壊を見せてくれたのはGoodでしたね~。毎回これくらいの特撮見せてくれると、嬉しいんだけどなぁ!

 

 

 

キラメイジャーのクールキャラ:キラメイブルー/時雨。彼はマンリキ邪面師との戦闘中、万力を頭にはめられてしまった!頭蓋骨が変形するほどの激しい圧力の中で、それでも彼は表情ひとつ変えずに生活を続けて…。

 

次回は時雨のメイン回。実際そういうポジションだからいいけど、自分で「クールキャラ」って言っちゃうのってどうなのよ!そんなクールながらもどこか面白い彼を、どこまで掘り下げるのかに注目ですね。

 

 

 

 

 

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