お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『魔進戦隊キラメイジャー』第1話 ちょっとした感想

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無限に広がるイマジネーション(違

 

 


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番組は変わって、『魔進戦隊キラメイジャー』です。

 

これだよ!お前のキラメンタルは、これだ!令和初のスーパー戦隊シリーズとして始まることになった『キラメイジャー』。その第1話は、スーパー戦隊シリーズとしてはおなじみの展開をベースとし、その上で驚異的なテンポの良さと次々に新たなシーン展開を繰り出し、観る者を惹きつける構成になっていました。なんだかんだで引き込まれるのは、さすが荒川脚本というべきでしょうか。

 

一方で、多くの謎も残され、その解明は次回以降に持ち越しされる形に。しかし、不思議とじらされている感じはありませんでしたね。充瑠も或人ににて騒がしいタイプの主人公だけど、今のところ鼻につかない感じに抑えられているのもGoodです。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーゼロワン』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

邪面獣ジャグチヒルドンが街に出現。それは、闇の帝国ヨドンヘイムによる、本格的な地球侵攻の開始を意味していました。地球防衛組織CARATは、マブシーナと協力してキラメイジャーを密かに組織していましたが、5人目が見つからない不完全な状態のままでの出動指示を余儀なくされることになります。急いで戦士を見つける必要が出てきたマブシーナは、強いキラメンタルを持つ高校生:熱田充瑠に目をつけ、半ばムリヤリキラメイジャーたちの前に連れてきますが…。序盤から驚かされるのが、異様なまでのテンポの速さ。物語が始まってジャグチヒルドンが暴れ始めたと思ったら、わずか3分で、充瑠がキラメイジャーの候補に選ばれ他のメンバーと引き合わさせられる展開にまでお話が進んでいきます。この速さにはビックリさせられましたね。しかもここまでの間、お話的に「いろいろすっ飛ばしている感」をほとんど感じさせてくれないのもまた秀逸です。そんな充瑠は、キラメイジャーになることには自信を持てないものの、他のメンバーたちの活躍に興奮。それをもとにどんどん脳内でのイメージを膨らませて、次々にスケッチブックに絵を描いていきます。この絵を描くだけの無限大の想像力と、その筆の早さこそ、充瑠の長所でありキラメンタルのベースとなるもの。無限大の想像力(イマジネーション)が強さになるって…『トッキュウジャー』かな!?

 

キラメイジャーの活躍に興奮した充瑠は、変身解除した彼らの姿にびっくり仰天。なんと、彼らの正体は各分野で第一線を走る人物ばかりだからでした。マブシーナは再び充瑠彼をキラメイジャーに勧誘しますが、彼自身はトーンダウンし、また為朝たちからもがっかりされたことで、逆に自信を無くさせてしまいます。しかし、充瑠の描く絵を見た時、彼女は充瑠こそ5人目のキラメイジャーになれると確信するのでした。既にキラメイジャーである4人のメンバー:時雨・為朝・瀬奈・小夜は、皆各分野で有名人だったり第一線を走る、文字通りキラッキラな人物。「メンバーたちが皆卓越した能力を持っている」というのは、「スーパー戦隊シリーズ」のテンプレート的な設定です。しかし、そんな彼らを見たことで、充瑠は意気消沈。為朝たちからもがっかりされたことで、完全にへこんでしまいます。しかし、マブシーナは彼をまだ見捨ててはおらず、彼の描くその絵に、無限のキラメンタルを感じていました。充瑠の能力は、上述の通り想像して絵を描くこと。これだけなら充瑠だけの特殊能力とは言い難いものですが、彼の絵、そして想像力には、それをキラメイストーンに反映し魔進にすることができる力がありました。ここで生まれるのが、「なぜ充瑠はそんなにまで絵を描けることにコンプレックスを感じているのか」ということと、「なぜ充瑠はキラメイストーンを魔進に変化させられる力を持っているのか」ということ。このあたりは、ストーリーが進むにつれて明かされていくのでしょう。

 

ついにキラメイジャーになることを決心した充瑠は、キラメイチェンジャーでキラメイレッドに変身。さらにレッドキラメイストーンを魔進マッカから魔進ファイヤへと変化させたことをきっかけに、他のメンバーのキラメイストーンをどんどん魔進に変化させていきます。やがてそろった5つの魔進は、魔進ファイヤを中心に連携し、ジャグチヒルドンを撃破し、ここからキラメイジャーの戦いの物語が始まるのでした。ノリに乗った充瑠は、持ち前の想像力を生かし、各キラメイストーンを魔進へ変化。さらに自身もキラメイレッドに変身し、ビルの屋上に取り残されていた同級生たちを救います。充瑠の想像力もさることながら、各々のキラメイストーンが変化した魔進が「なぜその形をしているのか」という理由付けがなされているのが興味深いです。こうしたアプローチの理由付けって、「スーパー戦隊シリーズ」ではあまりなされてこなかった気がするなぁ。こうしてそろった魔進5機は、魔進ファイヤを中心に連携を取ってジャグチヒルドンに応戦。最後はキラメイストーンボンバーで見事撃破して見せるのでした。今回は魔進が登場したてということもあり、キラメイジンの登場はなし。魔進ファイヤが他の4機をだるま落としのようにして放つ「キラメイストーンボンバー」でジャグチヒルドンを倒していました。

 

 

 

キラメイジャーの一員となった充瑠。しかし、他のメンバーたちは、彼がリーダーとなることに抵抗感を抱いていた。そんな時に現れる、新たなる敵。キラメイジャーたちは団結し、そして充瑠はリーダーとしての資質を証明することができるのか!?

 

次回は、充瑠が本当の意味でキラメイジャーの仲間入りを果たそうとする回。ヨドンヘイム初の等身大怪人も登場するけど…。すごく、『ゴレンジャー』の黒十字軍感がありますね。

 

 

 

 

 

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