お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダーゼロワン』第19話 ちょっとした感想

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シ ン ギ ュ ラ リ テ ィ 到 達

 

 

 

誰かが住んでくれなきゃ、家がひとりぼっちで最強にかわいそうだしな!飛電インテリジェンスとZAIAのお仕事五番勝負2回目を迎えた、今回の『仮面ライダーゼロワン』。住宅販売勝負でヒューマギア:住田スマイルとカリスマ不動産営業マン:新屋敷達己が戦うことになり、そのどちらもがマギア化orレイダー化して或人たちに襲い掛かってくる形になりました。

 

石田監督のギャグ描写に目がいきがちですが、今回のお仕事五番勝負はZAIA側の卑怯さが目立った印象。まあ垓の言うことも一理あるかなとは思いますが、それを加味してもちょっとなぁ…。或人を応援したくなったの、今回が初めてかもしれないですね(まあ、彼も彼でかなりアレなところがありますが)。

 

 

 

お仕事五番勝負2回目のテーマは、住宅販売。ZAIA側である垓と唯阿が連れてきたのは、圧倒的な営業成績を誇るカリスマ不動産営業マン:新屋敷。これに対し、或人はイズの推薦に基づき住宅販売ヒューマギア:住田スマイルを起用。自ら彼女の営業に同行し、勝負が本格的に始まります。ZAIAの刺客として登場したのは、新屋敷。トップの営業成績を誇る不動産営業マンという設定ですが、スーツの着こなし方は乱れ、椅子に座る際は机に脚を乗せ、肝心なトークも人を小馬鹿にしたようなしゃべり方をする、ムチャクチャな人物として描かれています。のちの描写で営業は電話を主体に行っているようなので、見た目面の方は営業に影響がないのかもしれませんが、これで本当に営業成績トップの不動産営業マンなのか?普通こういう人って、内心腹黒くても見た目はピシッとしてるもんじゃないかなぁ。これに対し、或人たちが起用したのが住田スマイル。名前の通りの笑顔を主体に不動産営業を行う彼女は、やがて新屋敷に引けを取らない営業成績をおさめます。以前の記事で「なんでカリスマ不動産営業マンに対して笑顔が特徴のヒューマギアをチョイスしたんだ?」と指摘しましたが、なるほど新屋敷があんな感じの人間なら、この起用も納得。スマイルは新屋敷の持っていない要素を持っていますからね。ところでイズ、スマイルのことをバカにされた時舌打ちしてたけど、もうこれシンギュラリティに達してると言えるのでは…?

 

住宅販売勝負は思いのほか拮抗。日に日に焦る新屋敷のもとに、謎のフードの女性が現れてレイドライザーとゼツメライズキーを渡します。これを利用し、新屋敷はレイダー化してスマイルの売る家を次々に破壊していき、自分の営業成績を伸ばすという卑怯な手に出ます。売る家が破壊され落ち込むスマイルでしたが、別の大工ヒューマギア:最強匠親方の尽力で家はどんどん修繕され、スマイルも営業を再開します。スマイルは笑顔での接客と丁寧な説明のみで、新屋敷の営業成績に対抗。両者ほぼ互角の戦いを見せます。新屋敷の実力が大したことなかったのか、はたまたスマイルが今まで本気を出してなかったのか、どっちなんだろう…?この事実に焦り、垓の元を訪れても満足のいく答えが見つけられなかった新屋敷。苛立ちが募る中、フードの女性が現れ、彼にレイドライザーとゼツメライズキーを渡すのでした。これを機に新屋敷はレイダー化。前回の蓮太郎がレイダー化してからそのまま暴走していましたが、新屋敷は変身しても暴走せず、スマイルの家を破壊していくという卑怯な手を使ってきます。レイドライザーを使ったからといって、いきなりザイアスペックそしてそれを着用した人間が暴走するってわけじゃないんですね。初めて新屋敷がレイダーとなった際は、ゼロワンとバルカンアサルトウルフが応戦。ゼロワンはイマイチいいところなしでした。

 

新屋敷の不正にうすうす感づいていた垓でしたが、彼はあえて新屋敷を精神的に追い詰める言動を連発。その背景には、彼が思い描く飛電インテリジェンス買収へのシナリオがありました。これに乗せられた新屋敷は、なんとスマイルの営業中を狙い、彼女を物理的に追い詰める作戦に。負のシンギュラリティに達したスマイルはマギア化してしまい、ゼロワンたちの努力もむなしく、現れたサウザーによって破壊されてしまうのでした。垓の知っていた、ヒューマギアの弱点。それはヒューマギアの多くが実質的にシンギュラリティに達する寸前になっており、それが負の方向へ働いたとき、アークの指令を受信。ゼツメライズキー等が無くても暴走するリスクがあるということでした。これを利用してヒューマギアそして飛電インテリジェンスの評判を落とし、容易に買収しようという算段らしい。勝負は正々堂々ととか何とか言ってる割には、垓のやってることもなかなか卑怯だな(手段としてはありだと思うけど)!この垓に乗せられた新屋敷は、スマイルに対して実力行使。負のシンギュラリティに達したスマイルはマギア化し、サウザーの手により倒されてしまうのでした。人工知能は自我に芽生えても、それを抑制する理性がない」と、バッサリ斬り捨てる垓。この切り口は斬新で面白いと感じますが、垓の起用した新屋敷自身が理性で自我をほとんど抑えきれてないから、あんまり説得力ないんだよね…。

 

 

 

サウザーに破壊されたスマイルを修復し、再び勝負に出る或人。そんな時、新屋敷も狙っていた大口顧客からの依頼が飛び込んでくる。スマイルと新屋敷、激しい営業合戦の果てに勝利をつかむのは…どっちだ!?

 

次回はお仕事五番勝負2回目の後半戦。東映特撮やドラマの悪役でおなじみ中田博久さんが、ゲスト出演されます。それにしても、この分だと本当にお仕事五番勝負編で2話×5回=10話使うつもりみたいだな…。

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第42話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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