ようやく実現した6人同時乗り
番組は変わって、『騎士竜戦隊リュウソウジャー』です。
失うことを恐れるよりも、絆を信じるんだ!こちらも今回が新年一発目の放送。しかし、『ゼロワン』と違ってほとんど正月感は出さず、終盤への展開もチラ見せする通常回という感じのノリになっていました。
仲間の絆をテーマにしたお話ではありましたが、直接的な解決方法が「困難を乗り越える」ではなく「苦しめてくる元を叩く」というのが、非常に『リュウソウジャー』らしいと感じました。いや、そういう考え方もアリだと思うよ?だけどさ…。
なお、同日放送の『仮面ライダーゼロワン』の記事は↓コチラです。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
居眠りをしていたメルトが見た夢は、かつて子供の頃に見ていた悪夢。うなされて起きた彼は一抹の不安を覚え、それに呼応するかのようにサタンマイナソーが出現。コウたちと別行動をしていたトワとバンバが襲われます。敵の攻撃を受けてトワが戦線離脱する中、二度目の戦闘でようやくノブレスリュウソウブルーが追い払いますが…。サタンマイナソーは、クレオンが古い鏡から生み出したマイナソー。劇中ではそれとメルトが夢で見た怪物とゴッチャになってる感じがあり、ちょっともったいないなと思いました。というか、このサタンマイナソーって完全に『4週連続 スーパー戦隊バトル』に出てきた大サタンの改造だよね…。そんなサタンマイナソーの最大の武器は、霧。これと人々の不安が混ざることで、対象に大ダメージを与えるカラクリになっていました。これを一時的に打ち破ったのが、ノブレスリュウソウブルーの力。おお、メルト大活躍じゃん!
メルトの推測を元に、サタンマイナソー撃破の策を考えるコウたち。絆を失うことを恐れることこそが自分たちの弱点になっていると気付いた彼らの内、それを受けバンバは「絆などいらない」と考えます。しかし、これに対し真逆の考え方をしたのがコウ。彼の考えを受け、さらにトワが戦線復帰したことで、6人は絆を強め繋がりあうことを誓い、サタンマイナソーとの再戦に挑みます。また「仲間などいらない」という思考に陥ったバンバ。今までの戦いで丸くなり、それに連れて考え方も変わったのかなと思っていましたが、その根底は変わっていなかったようです。これに対し、逆に「絆を強める」ことを提唱したのがコウ。彼の考えを受け、またトワを通してサタンマイナソーの攻撃のカラクリに気付いたメルトたちは、力を合わせることを誓います。大まかな流れは「ヒーロー作品の王道」って感じだけど、トワの受けている“困難”を「頑張って乗り越えよう」ではなく、「敵の攻撃が霧なんだから、それを消せばいいじゃん」という発想になるのが実に『リュウソウジャー』らしい。いや、確かに効率的な考え方だけどさ。だけどさぁ…。
サタンマイナソーとの再戦に挑んだリュウソウレッドたちは、前半とは打って変わって善戦。これに対し、クレオンはマイナソーを巨大化させますが、この程度のことで動揺する彼らではありませんでした。最後は6人の力を合わせたキングキシリュウオーで勝利。メルトもまた、自分自身のトラウマを乗り越えたのでした。キシリュウオーファイブナイツ以降、「意図的にやってるのか?」と思えるくらい実現してなかった「メンバー全員が巨大ロボに乗り込む」という構図が、遂に実現。やっぱり、スーパー戦隊シリーズはこういう構図が燃えるよね。そして、この力はサタンマイナソーに負けることはなく、ほとんど怯まずに撃破。残された鏡は、コウたちの手によって回収されるのでした。サタンマイナソー撃破後、なぜか鏡を捨てて逃亡するクレオン。おそらくこの後のコウたちのくだりをやりたかったからなのでしょうが、ちょっと違和感は拭えなかったですね。まあ、肝心のその後のシーンがなかなかいい感じだったから良かったけどさ。
リュウソウカリバーが消えた!?大騒ぎのコウたちの裏で、新たなるドルイドンの幹部が迫る。そして、どういうわけか、コウたちは撮影所で撮影に関わることに…。
次回は、『フォーゼ』のクイーンだった坂田さんのゲスト出演回。撮影所でドタバタって、これ時々あるいわゆる「撮影所回」じゃないか!
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