今回は、先日訪れた東武博物館において購入した商品「ダイカスケール」2種のご紹介です。
東武博物館自体のレビューは↓コチラ
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ダイカスケールとは、ニシキという会社が発売している鉄道やバスのスケールモデル玩具。今でこそこういう系の玩具はトレーン社の「Nゲージ ダイキャストモデル」がメジャー商品になっていますが、それまではこのダイカスケールがそういったものの代表格でした。
今ではすっかり取扱店が減ってしまいましたが、その数少ない店舗の1つが、この東武博物館の売店。珍しいなぁと思って購入しました。
大きさは1/180で、ちょうどNゲージとZゲージの中間くらいの大きさ。上述のトレーンのNゲージよりも、一回りくらい小さいモデルになっています。
A.都営大江戸線
都営大江戸線を走る地下鉄車両を商品化したもの。いろんな会社から様々な鉄道系玩具が発売されていますが、このように地下鉄の車両を、しかも特定の店舗限定ではなく一般発売しているのは非常に珍しい感じがします。
店頭のポップによると、第3位の売れ筋商品だそう。たぶん、鉄道ファンが珍しがって買っていくんだろうなぁ。
都営大江戸線は、現在車両の世代交代が進行中。ダイカスケールのモデルになっているのは、その塗装から12-000形(2次車)をイメージしているのでしょうが、車両自体は12-000形(1次車)になっています。
微妙に現実の車両と仕様が違った状態で販売されているのが、ダイカスケールクオリティ。まあ、商品によってはJRの113系とか205系とかをムリヤリ塗分けて「別会社の車両」として販売したりしていますから、これなんかはまだいい方です。
それにしても、都営大江戸線なんて渋いチョイスだよなぁ。開業時に記念して、新規金型作って販売し始めたのかな?
B.東武500系リバティ
東武鉄道を走る最新型特急車両:リバティをいち早く商品化したもの。トレーンのNゲージの方ですらまだ商品化していませんから、2019年現在これが数少ないリバティのスケールモデルという形になります。
上述の通り、ダイカスケールは商品によって金型流用によるかなり独特なクオリティになっていますが、このリバティは別格。金型も完全新規で製作され、塗分けもバッチリと、かなりの完成度を誇っています。
リバティはその独特なフォルムが目を引きますが、この商品ではほぼそれを完全再現。欲を言えばロゴなんかもタンポ印刷で再現しているとGoodでしたが、600円でこのクオリティはかなりのものと言えるでしょう。
ちなみに、この商品はランキング2位の売り上げだそう。どうやら、日光詣塗装のスペーシアに負けているようです。あっちの方がゴージャスな塗装が目を引くから気持ちはわかるんだけど、なんかもったいないなぁ。
ダイカスケールは一応公式ホームページがありますが、その商品一覧等は掲載されていないため、現行何がどれだけ販売されているのかわからない状況。これ、取扱店とかに行けばわかるのかな?
今ではトレーンのNゲージに完全に押され気味になっていますが、踏ん張って頑張ってもらいたいものですね。
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