お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第36話 ちょっとした感想

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大活躍!リュウソウグリーンのスピード戦法

 

 

 

今回は、12月1日放送の『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の感想記事です。

 

人に期待されなくても、ほめられなくても…、俺は俺のやるべきことをやる!トワがメインとなった今回のお話は、久々にオーソドックスな単発回的展開に。ここ最近はパワーアップ回や変則構成(ナダ編)のお話が続いていたため、「マイナソーが出現→マイナソーのベースとなった人間の発見、メインキャラとの交流→マイナソー撃破」という流れは、なんだかちょっと懐かしく感じちゃいました。

 

取り上げているテーマ等は悪くないのですが、盛り込んだ割にはどちらもサラッと流しすぎちゃったかなという印象。さらにシーンつなぎが妙にぶつ切りな感じもしました。1つ1つのシーンはきちんと成立してるんだけど、なんとなく次のシーンとかみ合ってないんだよね。

 

なお、同日放送の『仮面ライダーゼロワン』の記事は↓コチラです。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

コウたちが特訓にいそしんでいる頃、街にシルフマイナソー出現の報せが。現場に駆け付ける彼らでしたが、そのマイナソーの超スピードに翻弄され、なかなか攻撃を繰り出せず取り逃がしてしまいます。同じ頃、仲間たちがピンチなのにもかかわらず、トワはなぜかとある女性:沙希とともにいました。今回はトワ=リュウソウグリーンの力が戦闘でのカギとなるため、マイナソーの能力もそれにふさわしいスピードタイプのものに。超高速で移動するその能力は、シンプルながらも厄介なものでした。でも、それ以外に特筆すべき能力は特になかったよなぁ。武器の使い方はうまかったけど、インパクトはそれほどだったし。誕生経緯(ワイズルーがプリシャスから心臓カードを奪還するため)のせいもあるのかな?このマイナソーにコウたちが苦しめられていた頃、トワは沙希と一緒。実は彼には、コウたちを助けに行けない理由がありました。トワが現場に駆け付けなかったのは、沙希のため。彼はグリーンソウルを彼女に奪われており、さらに「悪いヤツらに追われている」と言われていたため、彼女のボディーガードをしていたのでした。トワの特訓中の変身解除直後に、グリーンソウルを取り上げてしまう沙希。なかなか強引だなおい!

 

カナロの話でトワのことを知り、彼のもとに駆け付けたコウ。そこでコウは、トワから駆けつけられなかった理由を聞き、さらにある質問をぶつけられます。コウはそれほど悩まずそれに答えて去っていきますが、トワ自身はその答えを見つけられずじまい。そんな中、再びマイナソーが出現。コウたちがそこへ向かう一方で、トワは沙希クレオンの襲撃を受けているのを目撃し、彼女のもとに駆け付けます。沙希が何気なく言った「使命を果たした後どうするのか」という質問に、自分なりの答えを出せていなかったトワ。「スーパー戦隊シリーズ」に限らずこの手の問題提起はヒーローものでは定番であると同時に掘り下げがいのあるテーマですが、今回のお話上であんまり比重が置かれていなかったのはちょっともったいない気もしました。まあ、あくまでもメインはトワの活躍だったから、仕方ないっちゃあそうなんだけど。その後、マイナソー出現と時同じくして、沙希がクレオンに襲われているのを目撃したトワ。彼はクレオンを追いかけますが、そこで沙希の抱えていたある事実を知るのでした。今回のマイナソー(シルフマイナソー)を生み出したのは、沙希。レーサーである彼女はスランプに陥っていて心が弱っており、それをクレオンたちに付け込まれたのでした。クレオンが沙希の持っているグリーンソウルを見つけて奪っているあたり、先述した沙希のグリーンソウルを取り上げるという行動は、クレオンに命令されたものなどではなさそう。ええ、てっきり命令されてやったのかと思ったよ…。

 

クレオンがけしかけたことによって沙希はダメージを受け、マイナソーはとうとう巨大化。トワも変身ができないため満足に戦えず、追い詰められてしまいます。しかし、この程度で屈する彼ではない!彼の強い意志が沙希の考えを変え、彼女経由でグリーンソウルを奪還することに成功。トワはリュウソウグリーンに変身してドルン兵を一掃し、シルフマイナソーは自らを中心に合体したキングキシリュウオーの力で打ち倒すのでした。今回ここまで戦闘シーンでの活躍がなかった分、このシーンにおけるリュウソウグリーンの活躍はダイナミック。得意のスピード戦法でガンガンドルン兵たちをなぎ倒していく姿には圧倒されました。強くなったんだなぁ、トワ。その後の巨大ロボ戦では、タッグを組んだプテラードンとともにキングキシリュウオーへ合体。シルフマイナソーを上回るスピードで攻撃を繰り出し続け、撃破に成功するのでした。巨大ロボ戦でスピード重視の戦い&演出をするのって、かなり珍しく感じます。巨大感をなくさずにスピード戦を描き切っていたのは秀逸でしたね。リュウソウグリーンが中心になるのなら、キシリュウオータイガランスでもよかったんじゃないか…って思ったけど、まあ販促の関係もあるからね。こればっかりは仕方ないね。

 

 

 

ティラミーゴが少年をケガさせてしまった。それをキッカケに崩れていく、コウとティラミーゴの連係。このまま2人の心はバラバラになり、コンビ解消になってしまうのか?

 

次回はコウとティラミーゴの関係性がテーマになりそうな予感。ティラミーゴが思いっきり小学生の頭に噛みついてたけど…何があった!?

 

 

 

 

 

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