今回は、少し前に訪れた東京都墨田区にある東武博物館のレポートです。
東武伊勢崎線東向島駅の高架下にあるこの博物館。ちょうど浅草と北千住の間にある決して規模が大きくはない駅なので、用がなければ見過ごしてしまいそうな駅ですが…、ここにある東武博物館は、鉄道ファンの間では有名な鉄道スポットなのです。
「2面4線の高架駅の下」というロケーションは、以前ご紹介した東京メトロの地下鉄博物館と同じ。駅から見るとそんなに大きくは見えませんでしたが、中に入るとその想像以上の広さに圧倒されました。高架下のスペースって、やっぱり結構広いんだなぁ。
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館内に入るとまず出迎えてくれるのが、5号蒸気機関車とデハ1形。後者については中に入れるようになっており、当時の雰囲気を感じ取ることができます。
この周辺は、東武鉄道の歴史の歩みが模型とともに紹介されていたり、スペーシアの紹介スペースなどがあったりなど、主に歴史面での紹介が中心のエリア。ここの展示がデビューしたばかりのリバティではなくスペーシア推しなのは、この博物館の開館時期(スペーシアがデビューする数年前)ということもあるのでしょうか。スペーシアのコンパートメントの座席が丸々置かれてたのにはびっくりしたなぁ。
その奥へ進むと、5700形(2種)や1720系デラックスロマンスカー、ED5015号電気機関車や日光軌道203号など、東武鉄道の歴史に欠かせない名車たちがズラリ。このうちデラックスロマンスカーと日光軌道203号は室内に入れるようになっていました(そのため、外観は博物館外じゃないと撮影できない)。
どれもピカピカに磨かれており、迫力十分。特に、こうして私鉄の電気機関車が間近で見れるのは貴重ですねぇ。貨物輸送も取り扱ってる私鉄、今じゃだいぶ減っちゃったもんな…。
ここから2階に上がると、東武鉄道の駅設備面での展示と休憩スペースが。そしてそこから3階に上がる途中に設けられているウォッチングプロムナードこそ、この博物館最大の特徴にして鉄道ファンによく知られたスポットです。
ウォッチングプロムナードは、ちょうど東向島駅のホーム下に窓が設けられており、そこから実際に走っている列車や駅施設を間近でを見ることができるスポット。東向島駅は各停のみが停車する駅で通過列車もスピードを上げて通過していくため、特急などが通る際はものすごい迫力です。
私が行ったのはちょうど土休日で、平日に比べると通過列車が少なくなっていましたが、運よくリバティや快速なども写真に収めることができました。
高架下に広がる鉄道ファン垂涎のスポット:東武博物館。以前ご紹介した地下鉄博物館よりも都心に近いので、行きやすいのもまたGoodです。
さて、ここでは限定ダイカスケールを購入。これはまた、後日ご紹介することにしましょう。
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