お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者指令ダグオン』ちょっとした感想 Command-1(第1~3話)

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今回は、勇者指令ダグオン』の感想記事第1回目です。

 

高校生たちを主人公に据え、さらに『ジェイデッカー』に似てシリーズを通しての悪役がいないなど、変化球要素も多く持ち合わせている本作。一部界隈ではいろいろと言われている作品ですが、その内容は想像以上にストレートで、「勇者シリーズ」の中ではけっこう順当に「勇者シリーズ」をやってる作品だなぁと感じましたね。特撮作品オマージュも多めなのも、個人的には嬉しいなぁ。

 

 

 

 

第1話「誕生!勇者高校生」

1996年2月3日放送
登場した敵他:宇宙砂塵サンドール星人

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「ダグオンってのはなんだ?」「我々の星で、“勇者”を意味する言葉だ。」


STORY:遠い宇宙の彼方にある、宇宙監獄サルガッソ。ここで異変が生じた直後、地球では新幹線やジェット機などが消えるという奇妙な事件が頻発していた。その後、山海高校に通う大堂寺炎・広瀬海・沢邑森・風祭翼・刃柴竜は、山海市内で謎の宇宙人による砂の噴出事件に遭遇。学を救おうと協力した5人が、宇宙人に襲われそうになった時、また別の宇宙人から彼らは力を託された!「トライダグオン!」今、5人の高校生は、勇者ダグオンへと変身する!


男性歌手のOP起用、初期キャラクターで会話能力を持つロボットが存在しないなど、勇者シリーズ後半の転換点ともいえる作品である『ダグオン』。その第1話は、特撮ドラマを意識したような作風になっており、「ロボットアニメ」というよりも「ロボットが出てくるSFアニメ」のような雰囲気になっていましたね。


地球は狙われている―。遠い宇宙のどこかで何か事件が起こっていた頃、地球では新幹線やジェット機、戦闘機や緊急車両が忽然と消える事件が発生。世間はこの話題で持ちきりになっていましたが、山海高校1年生の大堂寺炎は、自宅謹慎の身にも関わらずゲームセンターでゲーム三昧。それを発見した同校の風紀委員長:広瀬海は、彼に対して厳しく注意するのでした。序盤のシーンでは、のちに今回ダグオンの力を得ることになる炎たち5人のキャラクターがわかりやすく描写。炎は少々やんちゃな熱血漢、海は冷静沈着な風紀委員長、森は優しいお調子者、翼は物静かな優等生、竜はクールな一匹狼というキャラ&立ち位置であることがよくわかります。しっかし、皆個性的なキャラしてるなぁ。個人的には海が一番常識人っぽい感じがしましたが、よく考えてみるとこの人普段から竹刀持ち歩いてるし、いくら風紀委員長とはいえやっぱり変わり者だよね…。こうした短時間のうちにキャラの描写がきちんとされる一方で、宇宙の彼方で起きた事件や連続する新幹線等の消失事件については、わざと説明が省かれています。このように、起こった事件の説明をあえてなくすことで、「一体何が起こっているんだ!?」と視聴者の興味・関心を惹くことに成功しているんですね~。


森と合流した炎と海は、市内を歩いていると、炎の幼馴染:真理亜と遭遇。彼女が新幹線等の消失事件の調査を進めている最中、突然彼女たちの目の前で、地下から大量の砂が吹き上げ始めます。真理亜の弟である学が巻き込まれますが、彼は竜の手により救出。しかし、竜たちはショッピングセンター内に逃げ込んでしまったため孤立してしまい、これを見た炎は、勝手に付近のパトカーに乗り込んで彼らの救出に向かうのでした。本作のメインヒロインとなる真理亜が、ここで登場。ダウジングまがいのことをやりつつ道路の真ん中で消失事件の調査をやっているため、彼女と初対面の森は気味悪がってしまう始末。まあ、気持ちはわからないでもないな…。彼女がそうやって熱心に調査をしていると、消えたはずの新幹線等が消失地点と同じ場所に再出現。その直後、炎たちの周りの道路の地下から砂が噴出し、一帯は砂まみれになってしまいます。これに巻き込まれた学を竜が救い、ショッピングセンターに取り残された彼らを救おうと、炎と海が奮闘するのでした。ここで注目させられるのが、立ちまくっている炎のキャラ。ショッピングセンター内に閉じ込められた竜たちを救うべく、彼はパトカーに勝手に乗り込み、無免許運転であることを承知で砂の中に突っ込んでいきます。海からの指摘に対し、「これが青春だ!」「(車の運転経験は)週に3回、ゲーセンで!」と言ってみせる炎。かなりムチャクチャなことをやっていますが、本当に炎の熱血漢っぷりがわかる描写になっており、観ていて楽しかったです。


竜と学をパトカーに乗せたものの、立ち往生してしまった炎たち。さらに謎の宇宙人:サンドール星人が出現したことにより状況が悪化しますが、そこへ正体不明の3体のロボが現れ、サンドール星人と戦闘を開始します。スキを見て炎達の救出に向かった森と翼でしたが、学を逃がした直後、炎達とともにサンドール星人に襲われそうになるハメに。その窮地を救ったのは、ブレイブ星人という宇宙人でした。彼が炎たちに託したもの。それは―!今回の敵であるサンドール星人が登場。知能のある宇宙人ですが、一切言葉を話さずに襲い掛かってくるため、かなり不気味さがあります。そんなサンドール星人に、二度も襲われそうになる炎たち。それを救ったのは、ブレイブ星人と名乗る宇宙人でした。ブレイブ星人は、宇宙警察機構所属の宇宙人刑事。宇宙監獄サルガッソで反乱を起こし、逆にそこを拠点にして惑星狩りを開始した凶悪宇宙人たち。それを追っていた彼は、その囚人たちが地球をターゲットの1つに定めたことを知り、地球上のマシンをベースにダグビークルを製造。それに搭乗できる「ダグオン」にふさわしい人物を探していましたが、サルガッソ囚人による危機が差し迫っていたため、炎たちを急遽そのダグオンに任命するのでした。「“ダグオン”という言葉がブレイブ星人の言語で“勇者”を意味する」というやり取りのシーンは強く印象に残る名シーンだと感じましたが、よく考えてみるとこのブレイブ星人、なんで自分はダグオンになって戦わないのかあんまり教えてくれません。おそらく後々教えてくれるんだろうけど、なんか不親切だな…。


ダグオンの力を得た炎たちは、それぞれファイヤーエン・ターボカイ・アーマーシン・ウイングヨク・シャドーリュウにトライダグオン。サンドール星人に果敢に立ち向かい、次々に撃破していきます。やがて、複数のサンドール星人は合体してさらに巨大化。これに対し、エンはパトカー型メカ:ファイヤーストラスターと融合合体してダグファイヤーとなり、ファイヤーブラスターで巨大サンドール星人を粉砕するのでした。今回の戦闘シーンで意外だったのは、メインになっていたのが、ダグテクターをまとったエンたちとサンドール星人との戦闘だった点。早々にダグファイヤーの力などに気づいて合体するのかと思いきや、ギリギリまで粘って戦い続けていましたね。その関係もあって、ロボットであるダグファイヤーの登場時間もわずか。カッコよくアクションを決めて戦っていましたが、これだけ活躍時間が短いとはなぁ。『勇者指令ダグオン』、「ウルトラシリーズ」や「スーパー戦隊シリーズ」などから強い影響を受けたロボットアニメという感じがして、今後の展開が楽しみです。

 

 

 

第2話「空中都市作戦」

1996年2月10日放送
登場した敵他:宇宙蟻ザゴス星人

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「正義の味方ってガラでもねぇし、宇宙人との青春はお前に任せる!」

 

STORY:ダグオンへの変身能力を得た、炎たち5人。しかし、宇宙人との戦いに情熱を燃やしているのは炎だけであり、他のメンバーはどこか冷めていた。そんな彼らを残念に思う炎は、真理亜から怪事件の情報を聞き出し、高校を抜け出して現場へ急行。なんとそこは、ザゴス星人の前線基地と化していた!浮上する都市内で必死に戦うエンたち。そこへ新たなるメカが駆け付け、ダグファイヤーは新たな合体を遂げた!「火炎合体!ファイヤーダグオン!!」


ダグファイヤーの合体形態であり、メイン合体ロボの1つであるファイヤーダグオンの初登場回。前半で炎たちの高校生活を描く一方で、後半は数で攻めてくるザゴス星人たちとの戦闘が中心になっていました。ファイヤージャンボの発進バンクシーンも気合十分だし、ファイヤーダグオンのデザインもカッコいい!『ダグオン』は特撮ファンにもウケそうな要素をたくさん持っていますね。


前回、ダグオンへの変身能力を得た炎たち5人。自宅謹慎が解けた炎は、山海高校に登校後さっそくほかの4人たちと作戦会議をしようとしますが、どうも彼らは乗り気じゃなさげ。炎はそんな彼らに不満を持ちますが、そんな時真理亜と遭遇して彼女の部室に連れ込まれることに。催眠術の実験台にされそうになりますが、そこで彼は気になる事件の情報を入手するのでした。炎の謹慎処分が解け、彼が高校へ行けることになったからか、序盤では山海高校内でのシーンがメイン。前回登場したダグオンのメンバーたちが、普段どんな感じで高校生活を送っているのかがわかるようになっています。海は鬼の風紀委員長で、竹刀で不良たちを一喝。森は柔道部主将なのに、それを抜け出してテニス部の練習に参加。翼は実験室でサンドール星人の分析に没頭し、竜はマイペースに木の上で小鳥と戯れていたのでした。炎とは違いダグオンとしての活動に冷めている彼らですが、ちゃんと変身アイテムのダグコマンダーを装着しているのは興味深いところ。おまけに海は、「宇宙人から狙われるかもしれないし、自分の周りの人に危険が及ぶ」から、ダグオンであることを安易に口外するなと忠告してきます。やっぱり、なんだか「ウルトラシリーズ」と「スーパー戦隊シリーズ」をミックスさせたような展開。海もなんだかんだで、ダグオンになったことについていろいろ考えているんだなぁ。その後、炎は真理亜に連れられ、彼女の部室である超常現象研究会へ。そこで催眠術にかけられそうになりますが、同時に工事現場で起こったという警備員の変死事件についても知ることになります。今回は前回以上に真理亜のオカルト娘っぷりがヒートアップ。動物実験で実績があるという催眠術を炎にかけ、彼らがサンドール星人の襲撃からなぜ生還できたかを知ろうとします。真理亜が炎に披露する彼女自身の予想、実際に半分くらい的中してる(「宇宙人に誘拐されて何かを埋め込まれた」等)のが面白いです。


UFOの目撃情報、そして酸でドロドロに溶けたという変死した警備員。これらからサルガッソ囚人の仕業だと踏んだ炎は、1人高校を抜け出して現場へ急行します。現場となったビルに侵入した炎は、途中で学と遭遇。一緒に調査を行い、この事件の犯人:ザゴス星人とその目的にたどり着くのでした。せっかく謹慎が解けたばかりだというのに、早くもその日の午後から学校を抜け出してしまう炎。まあ学生としてはよくないことですが、とても炎らしい行動だともいえます。そんな彼は、無人であるはずの現場で、同じく1人で調査をしていた学と鉢合わせ。一緒になって調査を進めることになります。うーん、学はまだ小学生なんだから、学校抜け出してやんちゃするのは早すぎるような気がするぞ…。そんな2人が現場のビル内を探索していると、やがて広い部屋へ。そこには異形のメカが置いてあり、炎たちの背後には、アリに酷似した姿を持つザゴス星人が現れ、自身の目的を語るのでした。地球襲撃のため、この工事現場を中心とした半径1km圏内を空中に浮上させ、前線基地にしようとしていたザゴス星人。やはりその生態もアリと酷似しているらしく、別に浮上している円盤にはリーダーと思われる赤い個体が、その他は集団となって行動しています。ザゴス星人の目的といいやり方といい、もうこれ完全に「ウルトラシリーズ」の宇宙人がよくやる手じゃないか…!


炎が、事件のことを知って高校を抜け出したことを知る海たち。彼らはそれを知った後も午後の授業を受けていましたが、やはり炎のことが気になったためか、早退してライナービークル3機に搭乗し、炎を追いかけます。その頃炎は、浮上した都市内で学とともにザゴス星人に追いつめられ、ビルから転落。ファイヤーエンに変身して学を救出し、さらにザゴス星人を蹴散らしていきます。しかし、ザゴス星人の円盤だけはどうしても厄介で、ダグファイヤーの力をもってしても太刀打ちできないでいました。当初は勉強の方を優先していたものの、やはり炎、そして真理亜の言葉が気になったためか、早退して炎と合流することにした海たち。変身した彼らは、今回初登場のターボライナー・アーマーライナー・ウイングライナー・シャドージェットに乗り込み出撃します。ここでは海はシャーペンを片手の握力でへし折るシーンなどがあり、メンバー各々の感情の高ぶりが感じられる形に。しかし海よ、どれだけ握力強いんだよ!?その頃炎は、ファイヤーエンに変身して窮地を脱出。ザゴス星人を倒し、工事現場内の機械の破壊をカイたちに任せ、自分はダグファイヤーとなってザゴス星人の円盤に挑みます。ところがこの円盤、ロボット形態に変形する上に大きさも段違いで、ダグファイヤーでは全くかないません。さあ、どうするダグファイヤー!?


ダグファイヤーがピンチに陥った時、突如ジャンボジェット機型のメカ:ファイヤージャンボが飛来。それ及びその中に格納されていたファイヤーラダーとファイヤーレスキューが合体してロボットの形になり、その核になる形でダグファイヤーも“火炎合体”。ダグファイヤーはファイヤーダグオンへとパワーアップし、ファイヤーブレードでザゴス星人の円盤を一刀両断。彼らの機械もカイの尽力により停止し、こうして事件は解決するのでした。ファイヤージャンボ発進!登場、ファイヤーダグオン!ファイヤージェットは見た目はただのジャンボジェット機ですが、その発進描写はかなりこだわられた形に。もう完全に「ウルトラシリーズ」あたりに影響を受けたであろう演出になっており、観ていて興奮しましたね。まさか、見た目ただのジャンボジェット機のメカの発進に、これだけ惹かれるとは…!それらが合体して完成するファイヤーダグオンも、デザインがカッコいいうえに強いという素晴らしい合体ロボ。大ぶりな肩のデザインなどが特徴ですが、それに対してその攻撃スタイルは非常にスマート。勇者シリーズではおなじみの剣による必殺技も、右腕から剣(ファイヤーブレード)を伸ばして素早く斬りつけ、「フィニッシュ!」という決めゼリフとともに敵を爆破しています。ヤバいなファイヤーダグオン、「勇者シリーズ」ではファイバード系のロボ並みに、トップクラスに好きなデザインになっちゃったかもしれない…。

 

 

 

第3話「ダグファイヤー戦闘不能

1996年2月24日放送
登場した敵他:液体生命体ガロン星人

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「俺たちも、融合合体が!」「できたんですね!」「我々の力を、試してやる!」


STORY:ある日、街のど真ん中にセスナ機が墜落。大事故と火災が発生するが、ファイヤーエンの活躍により事態は収束した。しかし、この事件の犯人であるガロン星人はその後も次々と人間を襲い、エンもその手に落ちてしまう。残された海たちは、独自で調査を開始。工場内でガロン星人を追い詰めるが、翌朝それは巨大化して街中に出現した!ダグファイヤーが出動できない今、カイ・シン・ヨクが融合合体する!連携プレーでガロン星人を倒すんだ!


カイ・シン・ヨクの融合合体形態:ダグターボ・ダグアーマー・ダグウイング登場!今回は、炎がガロン星人に襲われた関係でいったん戦線離脱することになり、そのぶん海たちの活躍が目立つ形になっていました。ガロン星人は終始不気味な生命体として描かれており、海たちのセリフも少なめ。なんだか『ウルトラQ』や『怪奇大作戦』をほうふつとさせる展開でしたね。


山海市内の大通りに、突然セスナ機が墜落。タンクローリーなどがそれに衝突したため現場は事故と火災が発生しますが、それらはファイヤーエンとかれのビークルの活躍により食い止められます。事件は解決したかに見えましたが、セスナ機からは液状の生命体:ガロン星人が出現。エンはそれをファイヤーストラスターで追いかけますが、ガロン星人は地下鉄の運転士をミイラ化し、さらにエン自身をも襲うのでした。街のど真ん中で事故と火災が発生!登校途中だった炎は、ファイヤーエンに変身し、負傷者の救護や火災の消火を行います。一連のレスキューシーンと、その後のガロン星人の追跡シーンでは、ファイヤーストラトス、ファイヤーラダーが大活躍。どちらとも1・2話ではほとんどロボへの合体要員くらいでしか描かれていなかったので、ビークル形態での活躍がきちんと描かれたのはよかったですね。今回はファイヤーダグオンが登場しないので、それと販促の兼ね合いもあったのかな?さて、事件を解決した後、その犯人であるガロン星人を追うエン。ガロン星人は地下鉄に侵入してその運転士を襲い、さらにはエン自身も襲われることに。エンはファイヤーバードアタックでなんとかガロン星人を振り払いますが、星人を逃がしてしまい、自らも深く傷ついてしまうのでした。今回の敵であるガロン星人は、人間をメインとした地球上の生物の生命エネルギーを吸い取ることが目的らしい。言葉らしいものを一切発さず、本能まま襲撃を繰り返しているように暴れるため、不気味さと怪奇さがマックスな敵になっています。


何とか脱出したエンは、ファイヤーレスキューで治療を受け、一命をとりとめるもしばらく戦闘不能に。彼の代わりに、海たちがガロン星人の調査に乗り出します。やがて、ミイラ化したトラック運転手などの手がかりから、とある工場を突き止めた海たちは、そこへ潜入。ガロン星人と遭遇します。前回まで、ダグオンとしての活動に乗り気じゃなかった海たち。しかし今回は、ダグオンとしての使命に目覚めたからか、もしくは炎の身を案じてからか、積極的に宇宙人の調査に乗りだします。エンの治療のシーンでは、ファイヤーレスキューが活用されることに。救急車の見た目をしているファイヤーレスキューですが、ちゃんとその見た目通り、ダグオン自身やダグテクターの治療・修復機能があるんですね~。その後、竜がガロン星人に襲われたと思われるトラック運転士を発見。その積み荷などから、海は付近に工場などの人の集まる場所があるのではないかと推測し、やがて工場を発見。そこはガロン星人の棲み処になっていました。工場の地下で星人に遭遇した海は、地上へ脱出。仲間とともに一度ガロン星人を抑え込みます。海たち一連のシーンは、海の鋭い推測によりテンポよく進行。ですが、工場の調査のシーンになると雰囲気は一変。セリフは少なくなり、さらに不穏なBGMが流れるため不気味さが加速していきます。このあたりの怪奇路線の雰囲気はいい感じ。やっぱり、上述の通り『ウルトラQ』などを意識してる気がするなぁ。やがてガロン星人に遭遇した海は、ギリギリまで粘ってからターボカイに変身。仲間と力を合わせて、ガロン星人に火を浴びせて撤退させます。中盤のこの戦闘シーンでは、海たちが限界寸前まで生身のままで踏ん張り、またダグオンになってからも、工場にあるガソリン缶などを使ってガロン星人に対抗するのが印象的。こういった知恵を絞って戦うスタイルも、いいですよね。


一度は倒されたかに見えたガロン星人ですが、翌朝農場の牛たちの生命エネルギーを吸い取って巨大化。炎がいまだ目を覚まさないことから、海たちは再びダグオンに変身し、ターボライナー・アーマーライナー・ウイングライナー・シャドージェットで出撃します。しかし、融合合体できないことから大苦戦。そんな中現れたのは、満身創痍のエンが乗るダグファイヤーでした。てっきり人間だけにターゲットを絞っていたかと思われたガロン星人ですが、他の地球上の生物でも問題ないらしく、牛たちを襲って巨大化。液状化できる身体を使って暴れまわります。これにカイたちが立ち向かいますが、ガロン星人は思ったよりも知能が高く、なかなか倒せないでいました。この時点で融合合体ができないカイたちは、ライナービークルに装備された火力で応戦。しかしガロン星人は、ターボライナーを盾にするなどしてシンたちの攻撃を避けるなど、なかなか卑怯な手を使ってきます。知能はそんなに高くないかと思いきや、意外に頭が回るらしいガロン星人。うーむ、かなり厄介だぞ…。ピンチに陥るカイたちでしたが、そこに現れたのがダグファイヤー。ガロン星人に対抗しようとしますが、エン自身がまだ回復していないため本来の力が出せず、そのまま倒れてしまいます。今回のダグファイヤーの活躍シーンはここだけ。まあ、展開の都合上仕方ないですよね。


エンもピンチに陥ったことで何かを感じ取ったカイ・シン・ヨクは、意を決して融合合体。それぞれダグターボ・ダグアーマー・ダグウイングとなり、3体力を合わせてガロン星人の撃破に成功します。敵を倒し安堵するカイたちでしたが、すでにサルガッソからは新たな兵器が地球へ放たれており、彼らの眼前には、それにより引き起こされた高波が迫ってきていました。ここで登場、ダグターボたち!3体の連係プレーによりガロン星人の技を封じ込め、ダメージを与え倒していたのがよかったですね。今回の時点でライナーダグオンまで登場するかなと思ってたけど、それの登場は次回にお預けになっちゃったなぁ。カイたちの活躍によりガロン星人は倒されましたが、サルガッソからは新たな兵器が地球に落下済み。それにより高波が引き起こされ、ダグターボたちの眼前にまで迫ります。年を丸ごと飲み込んでしまいそうなこの高波に、彼らはどう対抗するのか?次回へ続く!

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第4話から第6話をご紹介予定です。『勇者指令ダグオン』、…へ?喧嘩の原因って、俺!?

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1996年放送の勇者指令ダグオン』使用BGM「パワーファイブ」です。

 

ダグファイヤーをはじめとするエンたちの融合合体形態の戦闘シーンや、ファイヤージャンボの発進バンクシーンなどで使用されている、劇中でもよく使用されているBGMの1つ。この音楽を聴けば、ゆっくりと動きだすあのファイヤージャンボの勇姿が目に浮かびます。

 

『ダグオン』のBGMは、他作品に比べるとかなり軽快な印象。かといって単にポップになっているわけではなく、ところどころで重厚さを感じさせる部分もあるのが興味深いです。

 

 

 


Brave Command Dagwon OST 1 Tracks 4-6

 

 

 

 

 

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