お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者王ガオガイガー』ちょっとした感想 GGG-19(『FINAL』第7~8話[終])

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今回は、勇者王ガオガイガー』の感想記事第19回目。いよいよ『FINAL』の完結編のご紹介です。

 

ジェネシックガオガイガーの登場で、勝機が見えてきたGGG。しかし、そう簡単に逆転勝利をさせてくれるソール11遊星主ではありませんでした。ギリギリまで追い込まれ、そして勝利を手にしても完全ハッピーエンドにはならなかった『FINAL』の物語。大人向けに作られているのでダークな展開になるのは別にいいのですが、ちょっとそれがくどすぎる感じもしましたね。

 

 

 

 

FINAL.07「超勇者黙示録」

2002年9月21日発売
登場した敵他:パルス・アベル、パルパレーパ、ピサ・ソール、ピルナス、ピア・デケム、ペイ・ラ・カイン、ピーヴァータ、プラヌス、ペチュルオン、ペルクリオ(すべてソール11遊星主)
これが勝利の鍵だ!:ルネ・カーディフ獅子王

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「勝利を、この手につかむまで…、俺の勇気は死なない!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!ジェネシックガオガイガーの力により、ソール11遊星主と互角に渡り合う凱。しかし、敵も手をこまねいているだけではなく、各々がフュージョンして襲い掛かってきた。最強勇者ロボ軍団も復活してその場に駆け付けるが、ソール11遊星主の作戦により戦力は分断。しかも、未だにジェイアークは沈黙したままだった。ジェイアークの中で倒れる、ソルダートJとルネに起こった奇跡とは何か?全勇者たちの、総力を結集した戦いが始まった―!


ジェネシックガオガイガーも前回登場し、じょじょに最終決戦の様相を呈してきた『FINAL』。今回は、最強勇者ロボ軍団とGGGが戦線に復帰。そしてキングジェイダーも再び立ち上がり、ソール11遊星主との激戦が繰り広げられることになりました。ここまで来ても、まだまだ新たな能力でGGGの前に立ちはだかるソール11遊星主、あまりにも能力と強さがチートすぎるよなぁ…。


その圧倒的な力で、ソール11遊星主たちの攻撃をものともせずに突進してくるジェネシックガオガイガー。これに対しパルス・アベルは、配下の1人であるピサ・ソールにフュージョンを指示し、遊星主たちの再生能力を確保。パーツキューブを何度も再生させて攻撃を仕掛けますが、それでもジェネシックガオガイガーは倒れません。そして、ついにソール11遊星主のほとんどは、パーツキューブ等にフュージョンしてロボット形態に変化。ジェネシックガオガイガーを取り囲みます。三重連太陽系に残っていた太陽と思しき恒星は、実はピサ・ソールのフュージョン用のマシン。ピサ・ソールはこれと融合することで仲間やその兵器を再生できる能力があり、他の遊星主たちの戦いをアシストします。しかし、これよりも勝っていたのが、ジェネシックガオガイガーの破壊の早さと勢い。ピサ・ソールに再生されるたびにジェネシックガオガイガーはそれをすべて粉砕し、最終的にはピサ・ソールの再生能力が追い付かなくなるまで追い込みます。まさに、破壊神という名がふさわしいジェネシックガオガイガー。ガジェットツール:ボルティングドライバーやウィルナイフなどを使ってハデに戦っているため、ジェネシックガオガイガーの強さを楽しむことができます。これだけ強けりゃ、ソール11遊星主も倒せるだろう…と思っていたら、残りのほとんどの遊星主たちが一斉にパーツキューブとフュージョン。ロボット形態となって立ちはだかります。ええ、こいつらまだ本気を出してなかったのか…。


ソール11遊星主に囲まれ、さすがに少々劣勢気味になるジェネシックガオガイガー。そこに、完全復活を遂げたGGGと最強勇者ロボ軍団が駆け付けます。全力でソール11遊星主に挑み、戦い続ける最強勇者ロボ軍団。しかし、各々が相手とともにレプリ地球にそのまま落下してしまったため、結果的に戦力を分断されてしまうことになってしまいます。パピヨンによってパレッス粒子が解析されたことにより、GGGのメンバーたちは正気を取り戻して復活。最強勇者ロボ軍団も彼らの手により復活を果たし、戦線に復帰します。ジェネシックガオガイガーのもとに駆け付け、改めて戦うことを決意する大河長官がカッコいい。「戦うことだけが勇気ではない。だが、戦わざることも、勇気とは言えない!」―。これはかなり心にグッとくる、深い言葉だったなぁ。その後描かれるのが、最強勇者ロボ軍団の怒涛の活躍。皆必死に戦っていましたが、一番興味深い戦い方をしていたのがボルフォッグでした。通常は太陽光などをエネルギー源として放つリフレクタービームを、今回はピサ・ソールの発する光エネルギーを逆利用して発射。これによりパワーアップしたリフレクタービームで、パーツキューブなどがどんどん粉砕されていきます。ここまで快進撃を続ける最強勇者ロボ軍団ですが、途中からは戦力を分断される形に。敵も、そう簡単には勝たせてくれないようですね。


最強勇者ロボ軍団が戦闘を繰り広げる一方で、未だにジェイアークを乗っ取られ拘束されていた、ソルダートJとルネ。Jジュエルの力も依然として復活せず、ピルナスの放つ火炎により焼き尽くされそうになる2人でしたが、その時ルネのGストーンがソルダートJのJジュエルと共鳴。これにより彼のJジュエルは力を取り戻し、さらにジェイアークも機能が復活します。新たな力を感じた2人は、ともにジェイダーにフュージョン。さらにキングジェイダーへとメガフュージョンを遂げるのでした。凱たちに勝利への希望が見え始めていたのに対し、前回からほぼずっとやられっぱなしだったソルダートJとルネ。しかし、彼らの持つJジュエルとGストーンが、奇跡の逆転を呼び起こします。「♪眩い誓いGとJ 平和の願い照らすため」と、まさにOPテーマの歌詞通りとなったこのシーン。少々ルネたちに都合がよすぎる展開にも感じますが、それを振り切ってしまうくらいのアツさで彼らは復活を遂げます。そして、ここでさらにそのアツさに拍車をかけているのが、ソルダートJのセリフ。火炎に包まれながらもGストーンとJジュエルの共鳴に気づいた彼は、「不死鳥は…炎の中からよみがえるのだ!」と言ってみせます。いや~、彼らしいキザなセリフ。たまらないですね。


レプリ地球に落下した最強勇者ロボ軍団は、それぞれソール11遊星主と対戦。氷竜をはじめとする竜シリーズのロボたちは、それぞれ超竜神・撃龍神天竜神にシンメトリカルドッキングして立ち向かいます。ジェネシックガオガイガーもパルパレーパと激しい戦闘を繰り広げることになり、さらにキングジェイダーもピア・デケム・ピークと戦うことに。いよいよ彼らの一大決戦が始まります。このシーンで、天竜神が初登場。本格的な戦闘は次回になりましたが、挿入歌「最強勇者ロボ軍団」をBGMに超竜神や撃龍神とともにシンメトリカルドッキングしてくれるので、ほとんど戦っていないのにもかかわらず、観る者をアツくしてくれます。彼らの戦闘シーンがなかったのに対し、激しい戦闘を繰り広げたのがジェネシックガオガイガー。パルパレーパと真っ向からぶつかり、ヘル・アンド・ヘブン・アンリミテッドで、パワーアップしたパルパレーパとほぼ互角の勝負を繰り広げます。ジェネシックガオガイガーも使うことができた、ヘル・アンド・ヘブン。ここで凱が完全な呪文を唱えることに成功しているのも、見逃せないポイントですね。一方、キングジェイダーもピア・デケム・ピークと対峙しますが、中に戒道がいるためにうかつに攻撃できず、またレプリガオファイガーとの戦いでジェイクォースを失っていたため、ピンチに陥ります。パルス・アベル曰く、ピア・デケム・ピークが食らうダメージは、100%戒道に伝わるように調整したらしい。ええ、いくら何でもズルすぎないか?

 

 

 

FINAL of FINAL「神話(マイソロジー)」

2003年3月21日発売
登場した敵他:パルス・アベル、パルパレーパ、ピサ・ソール、ピルナス、ピア・デケム、ペイ・ラ・カイン、ピーヴァータ、プラヌス、ペチュルオン、ペルクリオ(すべてソール11遊星主)
これが勝利の鍵だ!:勝利の鍵

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「我々は、君の勇者王神話が不滅であることを、強く信じている!」


STORY:時は来た。君たちに、最後の最新情報を公開しよう!勇気と勝利を信じ、戦い続ける最強勇者ロボ軍団。しかし、ソール11遊星主の再生能力は絶大で、ラウドGストーンを叩いてもなお復活を続けてしまう。とうとう力尽きて倒れてしまう勇者たち。人類に、もう希望と勝利は残されていないのか?だがその時、Gストーンが奇跡を起こし、GGGの最終兵器についに発動承認が下った!天罰降臨・ゴルディオンクラッシャー!!我らが勇者王の神話は、今ここに、勝利を手にして完結する!


EDを含め本編が約52分と、通常の2倍のボリュームとなった『FINAL』の最終回。まさにソール11遊星主との激戦に続く激戦が描かれ、(GGG側が勝つことがわかっているとはいえ)最後の最後までどちらがわからない、ハラハラした展開が続きます。後半最後の10分の、畳みかけるようなアツい展開は必見。その一方で、ソール11遊星主がチートすぎてちょっとウンザリさせられちゃったなぁ。


レプリ地球の各所で、ソール11遊星主との激戦を繰り広げる勇者たち。苦戦の末、まずはジェネシックガオガイガーがパルパレーパを撃破。これでパルパレーパを下したかに見えましたが…。本編に入る前のアバンタイトルで描かれたのは、戒道などからはまだ語られていなかった、護視点からの今まであった出来事。以前からソール11遊星主の存在を感知していた護は、彼らの目的をくみ取りつつ共存の道を模索。しかし、全てを犠牲にしても三重連太陽系にを復活させようとする彼らに対し、護はそれを止めるべくやむを得ずパスキューマシンを強奪。それにより護のレプリジンとレプリギャレオンが誕生し、彼らの手により護は三重連太陽系を脱出。そのあとは以前語られた通り、護は木星付近で戒道と再会、護レプリジン体はパルパレーパに洗脳され、凱たちの前に立ちはだかるのでした。ソール11遊星主は割と前から活動を開始していた様子。先述した護の提案の通り、共存の道を選んでいれば平和的な解決も望めたのかもしれませんが、彼らに組み込まれた「三重連太陽系の復活」という絶対的使命が、今回の戦闘を生んでしまったのでしょうね。そんなアバンタイトルの後、OPを挟んで展開されるのが、ジェネシックガオガイガーの戦闘。ジェネシックおーらーの力はすさまじく、パルパレーパの技を押し戻して粉砕。勝利します。これで勝った…のか!?


ジェネシックガオガイガーの反撃を機に、レプリ地球各地で戦っていた最強勇者ロボ軍団も本格的に反撃を開始。キングジェイダーは捨て身の攻撃を仕掛けてピア・デケム・ピークに突撃し、超竜神、撃龍神、ビッグボルフォッグ、天竜神、マイク・サウンダース13世は、それぞれソール11遊星主との戦いに勝利します。この戦闘シーンでは、勇者たちがそれぞれ自分たちの能力を存分に生かしながら戦っているのが印象的。超竜神は得意のダブルガンでピーヴァータを攻撃し、撃龍神は双頭龍でペチュルオンのメカを粉砕。ビッグボルフォッグは大回転魔弾・4000マグナム・ムラサメソードでポルタンを圧倒、天竜神は光と闇の舞でプラヌスを撃墜。マイク・サウンダース13世は、ディスクFの力でガオファイガーを出現させ、そのゴルディオンハンマーでペルクリオを光にしてしまいます。ここまででも勇者たちの快進撃が続いていることがわかりますが、その中でも特にカッコよく、そしてムチャだと感じたのが、キングジェイダーの攻撃。すでにジェイクォースを失っていたキングジェイダーは、展開できるジェイフェニックスを応用して自らをジェイクォースにして突撃します。自爆攻撃ともいえるムチャクチャな戦法。パルス・アベルからバカにされますが、ソルダートJとルネは勝利を信じてこの攻撃にすべてを賭けます。前回に引き続き、「不死鳥は、炎の中からよみがえる!」というセリフも登場。やっぱりこのセリフカッコいいなぁ~!

 

ソルダートJ「貴様らのような、不完全なプログラムには理解できまい!不死鳥は、炎の中からよみがえる!!」


優勢かに見えた、我ら勇者たちの戦い。しかし敵もそうやすやすと勝たせてくれるわけではなく、ピサ・ソールの持つ再生能力などを利用し、勇者たちに襲い掛かってきます。予想外の攻撃を受け、最強勇者ロボ軍団はすべて大破。ジェネシックガオガイガーもパルパレーパに押され気味になり、ケミカルボトル攻撃を受けます。砕け散った勇気ある心。GGGに、勝機はあるのか!?ピサ・ソールがいる限り、どれだけ粉々に破壊されたとしてもソール11遊星主は復活が可能。これによりパルパレーパは復活し、ジェネシックガオガイガー、そして凱に攻撃を仕掛けてきます。復活直後にケミカル攻撃を放ったパルパレーパは、ナノマシンを流し込んで凱に状態異常を起こさせることでジェネシックガオガイガーの弱体化に成功。ジェネシックガオガイガーは機能停止寸前に追い込まれます。あまりにも強すぎるパルパレーパ。ジェネシックオーラの前ではラウドGストーンの力も弱まるはずですが、復活後それをものともせずにケミカル攻撃を繰り出し、ジェネシックガオガイガーを苦しめます。前回の終盤でドーピングシリンダーの力でパワーアップしてたから、こういうこともできるようになったのかなぁ。そして、このジェネシックガオガイガーの劣勢を機に、戦局は再びソール11遊星主側が有利に。勇者たちが戦っていたソール11遊星主はまだ倒されておらず、一気に反撃を仕掛けてきたうえに、キングジェイダー以外のすべてが大破してしまいます。ビッグボルフォッグは操られたガンマシンの前に倒れ、超竜神天竜神は切断されてそれぞれ真っ二つに。撃龍神は電磁竜巻に巻き込まれてバラバラになり、マイク・サウンダース13世は音波攻撃に負けてテムズ川に落下。キングジェイダーはピア・デケム・ピークの攻撃を食らうも、ESミサイルを利用して難を逃れます。やっぱり、あまりにもソール11遊星主が敵としてチートすぎる。勇者たちの敗北シーンは、OVAだからか少々グロさもテレビ本編に比べて増しており視聴者を絶望のどん底に叩き落してくれます。

 

凱「身体が…、勇気が…、砕け散る!?」


敗北し、倒れる勇者たち。もはやこれまでかと思われたその時、勇気を信じる心と地球の人々のGGGを思う気持ちがGストーンに届き、護がペイ・ラ・カインの撃破に成功。さらに、GGGからの通信でソール11遊星主の弱点を知った勇者たちは、残された力を振り絞って全力でソール11遊星主たちと激突。各々のラウドGストーンを破壊し、彼らを沈黙させるのでした。勇者たちが戦う影で、ペイ・ラ・カインと戦い続けていた護。両者の力はほぼ互角でしたが、Gストーンの起こした奇跡により勝利をつかみ取ります。護自身の勇気、そして遠く離れた地球での勇者たちを信じる声が、Gストーンにさらなる力を付与。こんなことができた理由は、Gストーン自体が勇気を源とする無限情報サーキットだからでした。凱がこの説明をするシーンでは、かつてのゾンダーメタルと比べながらそれを説明するのが興味深いですね。ゾンダーメタルが人間のストレスを源とするのに対し、Gストーンは人間の勇気を源とするもの―。なるほど、面白い解釈です。さらにGGGでは気絶していた命の記憶の解析が進んでおり、これにより、全勇者たちにソール11遊星主の弱点がラウドGストーンであることが共有されることに。それをたたくことにした勇者たちは、各々の技でラウドGストーンを破壊するのでした。ラウドGストーンの破壊の仕方は様々。ボルフォッグのように的確にそれだけを突くパターンもあれば、マイクはタワーブリッジを利用した音波攻撃で粉砕。竜シリーズとキングジェイダーは、ヘル・アンド・ヘブンのように、相手から直接ラウドGストーンをもぎ取ります。そして、ジェネシックガオガイガーはパルパレーパと激戦の末、機能停止に追い込むことに成功。最後の手段として彼は凱を直接倒そうとしますが、凱はそんなパルパレーパを返り討ちにし、己の拳でラウドGストーンを粉砕しました。パルパレーパがしつこすぎるのも悪い意味で印象に残りますが、やはりここで注目したいのが凱の活躍。「絶対勝利の力だ!」と豪語して堂々とパルパレーパを倒す姿は、少々グロいですがカッコいいことこの上ないです!

 

凱「これが、Gストーンを持つべき、勇気ある者の…絶対勝利の力だ!」


今度こそソール11遊星主を倒したと思った勇者たち。しかし、まだピサ・ソールが生き残っていたため、ソール11遊星主はその数を増やして復活を遂げます。しかし、勇者たちそしてGGGは、そのことをすでに予測済み。ピサ・ソールのエネルギーが切れたところを狙って最終兵器:ゴルディオンクラッシャーの発動を承認し、ジェネシックガオガイガーはそれを使って全てを光に変え、今度こそ勝利をものにするのでした。ピサ・ソールの力で、異常なほど数を増やしたうえで復活するソール11遊星主。「いくらなんでももうしつこいわ!」と思った矢先、GGGの大反撃が始まります。ピサ・ソールが仲間たちを復活させた直後、しばらくの間エネルギー切れになるのは、GGGも解析済み。その瞬間を突くため、勇者たちがラウドGストーンをたたいている間に最終兵器:ゴルディオンクラッシャーの準備を整えており、ソール11遊星主が復活したタイミングを狙って発動します。ゴルディオンクラッシャーは、三重連太陽系にやってきたGGGの宇宙船:ツクヨミヒルメ・タケハヤが合体した形態。国連事務総長であるロゼより渡された、大河長官とスワンの持つ“勝利の鍵”により発動し、ソール11遊星主をすべて光に変えてしまいます。ゴルディオンクラッシャーの演出はドハデで、発動時は「勝利」という文字が鍵の周辺に出現。一振りで復活したソール11遊星主をすべて光に変え、キングジェイダーの力を借りてピサ・ソールの中心部へ突入。二振りめを食らわせてピサ・ソールを撃破し、これによりパルス・アベルも消滅。ソール11遊星主は全滅し、GGGは勝利をつかみ取ったのでした。この一連の流れは、何もかもがアツい!「ゴルディオンクラッシャーであっさり勝てるのなら、もっと早く承認すればよかったんじゃない?」と思ったりもしちゃいましたが、そんなことはどうでもいい!となるくらいアツい展開の連続でしたね。

 

大河長官「ゴルディオンクラッシャー、発動承認!!これが勝利の鍵だ!!!」


戦いは終わり、地球に平和が戻ってきた。レプリジンだったパピヨンも消滅し、三重連太陽系は消滅しつつありましたが、GGGには全員無事帰るための手段がない。それでも、なんとか木星のザ・パワーとジェイアークのESミサイル2本を捻出し、太陽系への脱出路を確保したGGGは、それに護と戒道を乗せ、自分たちの戦いを伝え未来を創っていく任務を課して太陽系へと送り出したのでした。GGG全員が地球に帰還できないというまさかの展開。「本来であれば全員無事帰還させる予定だったが、時間の都合上こうなった」という裏話もあるようですが、ソール11遊星主との戦いがしつこすぎる部分もあったので、あのあたりをもう少し圧縮していれば、そういったことを描く時間も確保できたと思うんだけどなぁ。

 

凱「勇気ある誓いとともに、進め!」


地球に無事帰還し、親しい人たちに無事な姿を見せた護と戒道。GGGの功績をたたえたモニュメントを前に、彼らは皆、揃って星空を見上げます。彼らは信じている。GGGのメンバーたちが帰ってくることを。だって “勇者”なのだから。

 

ナレーション「我々は信じている。勇者が帰ってくることを。勇気ある誓いとともに。勇気ある、誓いとともに―!」

 


勇者王ガオガイガー』。これは、勝利をあきらめず勇気を信じ続けた、「勇気ある者」たちの物語である。

 

 

 

まだまだ紹介しきれていない外伝や小説版などがありますが、こうして、映像作品としての『勇者王ガオガイガー』は完結しました。


勇気ある者たちの、勇気ある戦いの歴史。次回はまとめとして、『ガオガイガー』を今一度振り返ってみることにしましょう。

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、2005年放送の勇者王ガオガイガーFINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』OPテーマ「勇者王誕生!-集大成神話(ギャザリングマイソロジー)ヴァージョン-」です。

 

『FINAL』の完結後、それをテレビ用に編集しテレビ東京系で1クール放送された『FINAL GRAND GLORIOUS GATHERING』。そのOPとして使用されたのが、この「集大成神話(ギャザリングマイソロジー)ヴァージョン」です。コーラス部分がGGG少女歌激部隊からスリージーズ2005(『ガオガイガー』出演声優陣)によるものに代わっており、アツさが倍増しています。

 

歌いだし初っぱなからデカい声での「ガガガ」コーラスから始まり、終始ハイテンションで歌い上げられるこの曲。『ガオガイガー』の中でもトップクラスにアツい曲であることは間違いないでしょう。まあ、これを超える「勇者王誕生!-完璧絶叫ヴァージョン-」があるんだけどね…。

 

 

 

 

www.nicovideo.jp

 

 

 

 

 

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