お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

電車とバスの博物館

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今回は、神奈川県川崎市宮前区に立地する、東急電鉄の博物館「電車とバスの博物館」のレビューです。

 

東急田園都市線宮崎台駅に直結して設けられている博物館。この路線自体は何回か乗ったことはありますが、この駅に降りたのは今回が初めてでした。周囲はごく普通の住宅街って感じ。確かに、用事がなければスルーしちゃいそうなところではあるかなぁ。

 

 

 

宮崎台駅は坂道の途中にある駅であり、渋谷方面は高架で中央林間方面は掘削(切り通し)になっているというちょっと変わった駅。博物館は渋谷側に建設されており、坂道に沿って造られているため、入口が3階で出口が1階にあるという構造になっています。

 

博物館の規模としてはそれほど大きくはありませんが、中には鉄道模型ジオラマの数台の展示や運転シミュレーター、高津駅旧駅舎の再現ブースなど見所盛だくさん。1階に降りると玉電デハ200形(かつて東急玉川線[廃止]を走っていた路面電車)が静態保存されており、中に入れるようにもなっています。

 

このように鉄道面での見所が充実している「電車とバスの博物館」ですが、他の鉄道博物館とひと味違うのは、その名前の通りバスに関する展示も充実している点。昭和時代を駆け抜けたバスが2台展示されており、どちらも中に入ることが可能。当時の雰囲気やバスの活躍がわかる他、なんとタイヤが複数台設置されその違いまで事細かに解説がなされています。昔弁天町(大阪)にあった交通科学博物館でもバスの展示はあったけど、ここまで解説は充実してなかったぞ。

 

ちなみに、私はこの博物館で初めて、東急がデマンドバスをかなり早い段階で運行していたことを知りました。そういや、日本で初めてデマンドバスを導入したのって阪急だっけ。君ら、こんなところでも似たようなことやってるんやね…。

 

 

 

都心部・横浜都市圏からもそこそこアクセスがいいところに立地している「電車とバスの博物館」。入館料もそれほど高くないため、気軽に入場できる博物館になっています。

 

宮崎台駅は各停しか停まらない駅ですが、この各停には、全廃が予定されている「ザ・東急」って感じの顔の電車(個人の主観)・8500系が運用についていることが多々あります。これに乗って博物館へ行けば、二重に“東急の歴史”を感じることができてオトク…かも?

 

 

 

 

 

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