お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者王ガオガイガー』ちょっとした感想 GGG-14(第41~43話)

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今回は、勇者王ガオガイガー』の感想記事第14回目です。

 

 

機界最強7原種との決着は?そして、宇宙に消えた超竜神の顛末は?今回ご紹介の3話では、ZX-07腕原種を除く機界最強7原種との決着編、そして超竜神の帰還前後編と、見どころ盛だくさんのお話が連続します。そして、だんだんと『ガオガイガー』の物語も最終回へと近づいてきましたね。

 

 

 

 

Number.41「遥かなる凱歌」

1997年11月22日放送
登場した敵他:ZX-07腕原種・ZX-08爪原種・ZX-09耳原種・ZX-10瞳原種・ZX-11腸原種・ZX-12 肋骨原種・ZX-13肝臓原種、ZX-07~12合体原種
これが勝利の鍵だ!:ガトリングドライバー

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「俺たちも勇者だ!ガッツで乗り切ろうッゼ!!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!機界最強7原種艦隊を撃滅せよ!ジェイダーの活躍もあり、何とか反撃に出たGGG。ZX-13肝臓原種がジェイダーによって倒される中、残る6原種はZX-07腕原種を中心に1つに合体。合体原種となってスターガオガイガーたちの前に立ちはだかる!マイク部隊のソリタリーウェーブを無効化し、キングジェイダーをも握りつぶさんとする合体原種に、追い詰められる凱と護。だがその時、凱の機転が戦局をひっくり返した。ガトリングドライバー射出!1点集中攻撃で勝利を呼びこめ!!


倒せ、機界最強7原種!3話にわたって続いた機界最強7原種との戦いも、今回でひと段落。今までやられっぱなしだったGGGが怒涛の反撃を見せ、後半の合体原種との戦いでもマイク部隊が活躍を見せるなど、前2話のお返しとばかりの攻勢が楽しめます。スターガオガイガーも3話ぶりに登場。戦局をひっくり返したけど、合体原種に直接攻撃を与えて倒さなかったのは意外でしたね。


マイク部隊のソリタリーウェーブを浴び、いったんは自分たちの戦艦に戻った機界最強7原種。度重なる作戦の失敗に怒った彼らは、その目的をオービットベースの破壊に変更。メインの動力炉を失い実質的に無防備状態のオービットベースに迫ります。そこに駆け付けたのはジェイアーク。ジェイアークはジェイライダーへと分離・合体して機界最強7原種艦隊と戦闘を開始し、GGGもジェイダーを援護することになります。マイク部隊の活躍により体勢を当てなおしたオービットベース。メイン動力炉を失ってもサブ動力炉があるため指揮系統には問題がないようですが、プロテクトシェードを展開するのに10分以上かかってしまうことが判明します。そんな彼らの危機を救うことになったのが、ジェイダー。ジェイダーは変形した上でジェイアークと再合体。ジェイライダーとなって宇宙空間をすべるように移動しながら機界最強7原種艦隊と戦闘を開始します。最強クラスの原種7体相手でも、ひるむことなく立ち向かっていくジェイライダー。さすが、赤の星で対機界最強7原種用兵器として開発されただけのことはありますね。ちなみに今回のアバンタイトルでは、ゾンダーメタル誕生の経緯という、割と重要な情報がサラッと紹介。最初はその星の人のために開発されたゾンダーメタルも、それ自身が暴走を始めたため今のようなことになってしまったんだなぁ…。


凱もスターガオガイガーへとファイナルフュージョンし、護とともにジェイライダーに加勢。最初はいがみ合いながらもじょじょに共同戦線を張るようになり、機界最強7原種とほぼ互角に渡り合います。やがてジェイライダーはZX-13肝臓原種を撃破。再生能力を失った機界最強7原種は追い詰められたように見えましたが―。「これは俺の戦いだ」と言ってスターガオガイガーを遠ざけようとするソルダートJに対し、「地球を賭けた戦いでもあるんだ」として介入してくる凱。いつも通り(?)のやり取りをする彼らでしたが、連携プレーとGストーン&Jジュエルのパワーにより、機界最強7原種に対してダメージを与えていきます。このシーンでは、ブロウクンマグナムとプロテクトシェードの各強化技:ブロウクンファントムとプロテクトウォールが初披露。ZX-09耳原種艦に風穴を空けたりするなど、今まででは考えられなかったような戦果をあげます。スターガオガイガーは宇宙空間での機動力が確保されただけでなく、装備もパワーアップされている様子。スターガオガイガーの反撃いいぞ!一方のジェイライダーも負けてはおらず、ジェイアークを半分犠牲にしてジェイダーに分離。ZX-13肝臓原種を撃破します。「自分には再生能力がある」と豪語していた彼。そりゃあ、事前にそんなこと言ってたら真っ先に倒されるわな…。


残った6体の原種は、ZX-07腕原種を中心に合体。戒道をも取り込み、合体原種となってスターガオガイガーたちの前に立ちはだかります。キングジェイダーをもピンチに追い込む合体原種に、マイク部隊を立ち向かわせるGGG。しかし、彼らの攻撃も合体原種の前では無効化されてしまうのでした。残った6体の原種たちは、まさかの1つに合体。異形の姿となってスターガオガイガーたちの前に立ちはだかります。合体原種は合体した各原種たちの力が使えるとともに、そのパワー自体を増幅させることも可能な様子。マイク部隊のソリタリーウェーブもZX-11腸原種の力によるブラックホールで吸収されてしまい、さらにキングジェイダーまでもが捕らわれの身になってしまいます。今までやや優勢だったのに、再び劣勢になってしまうGGG。いやぁ、この合体原種本当に強すぎだよ…。しかも、恐るべきは特に弱点などが見当たらない点。こういう合体系の敵はどこかにスキがあり、それを主人公たちがついて倒すという展開がベタですが…そううまくは行きませんでしたね。


もはやこれまでかと思われたスターガオガイガーたち。凱も戦いの中で正気を見いだせずにいましたが、謎の女性が見せたビジョンをきっかけに、ガトリングドライバーの能力を使った反撃作戦を提案。スターガオガイガーは、マイク部隊との協力のもと合体原種の鉄壁の守りを撃破することに成功。その間にキングジェイダーは合体原種の中に突入して撃破。2体取り逃がしてしまうも、4体の原種を倒すことに成功するのでした。凱の前に何度も現れる謎の女性。今回は彼女たちが3人いて、もとは1人であったような描写が挿入されます。まだ彼女たちの正体は明かされませんでしたが、彼女が見せてくれたビジョンから凱が思いついたのは、ガトリングドライバーによって空間を捻じ曲げ、マイク部隊のソリタリーウェーブを1点集中攻撃に変換して合体原種に照射し、その守りを破ることでした。ガトリングドライバーは、一言でいえばディバイディングドライバーの宇宙用改良型。ディバイディングドライバーも過去の戦闘では柔軟な使い方により大活躍してくれていましたが、今回その改良型であるガトリングドライバーも活躍してくれることになりました。ここからのスターガオガイガーの反撃のシーンがアツかったなぁ。スターガオガイガーの攻撃により、危機を脱したキングジェイダーは合体原種の中に突入。ZX-07腕原種とZX-11腸原種を除く4体の原種を撃破するのでした。合体原種を直接的に倒したのは、スターガオガイガーではなくキングジェイダー。てっきりスターガオガイガーが倒すものだと思っていましたから、この展開は驚かされました。

 

 

 

Number.42「太古からの帰還」

1997年11月29日放送
登場した敵他:ZX-07腕原種・ZX-11腸原種・ZX-14胃袋原種・ZX-15鼻原種
これが勝利の鍵だ!:超竜神

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「でも逃げたりしたら、炎竜先輩と」「氷竜先輩に」「「合わせる顔がない!!」」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!地球を守るため、小惑星とともにESウインドウに消えた超竜神が、伊豆諸島にある6500万年前の地層から発見された。身体は朽ちかけていたものの、GSライドやAIが無事であることを知り安堵する護たち。しかしその間にも、原種たちの新たな作戦が展開されようとしていた。ZX-07腕原種らは二手に分かれて出現し、ゾンダーメタルプラントの生成を開始する。ガオガイガーたちも行方不明や戦闘不能になり、残されたのは撃龍神のみ。果たして撃龍神は、この状況下でどう戦うのか!?


ZX-06頭脳原種との戦いで行方不明になった超竜神、ついに帰還!今回はそのお話の前編であり、原種たちに苦戦しつつも踏ん張り続ける風龍・雷龍そして撃龍神の姿を中心に、激しい戦闘が展開されました。超竜神が今回の終盤のシーンでよみがえったのは意外だったけど、なんだか様子がおかしいような…?


機界最強7原種との戦いも終わり、地球に帰還していた護と華ちゃんたち。彼らは学校の課外授業で伊豆諸島を訪れ、化石採集を行いますが、そこでなんと朽ち果てかけた超竜神を発掘します。同じ頃、凱は回収したゾンダークリスタル輸送の任務を帯びて、スイスへと向かっていました。数話前に宇宙空間の彼方に消えた超竜神が出てきたのは、なぜか6500万年前の地層。このお話の時点では明言されていないので正確なことはわかりませんが、おそらくZX-06頭脳原種がESウインドウでつなげていた宇宙は、6500万年前の恐竜時代の宇宙。そして超竜神が押し戻した小惑星は、地球に落下し恐竜を絶滅させるはずだった小惑星なのではないかと思いますね。大きさ的にも恐竜絶滅の際に落下したとされる小惑星とほぼ同型であることが第38話で触れられていましたから、つじつまは合いますし。でも、そうなると原種は、空間どころか時間をも捻じ曲げる力を持つってことになっちゃうなぁ…。そんな超竜神を心配そうに見つめるのが、護と超竜神発見の報せを聞いて駆け付けた風龍・雷龍。2人とも、今ではすっかり氷竜・炎竜のことを先輩と慕っています。初登場の時に比べて、かなり正確が人間らしくなったなぁ。


スイスへ向かっていた凱たちの前に突如現れたのは、ソルダートJの乗るジェイアーク。彼は凱にゾンダークリスタルを渡せと迫りますが、地球を顧みようとしないその態度に凱は憤慨し、両者戦闘になってしまいます。ガオガイガーとキングジェイダーがぶつかる中、彼らの前にピラミッドが現れ、それを破壊すると中から大量の砂が飛散。それを浴びたガオガイガーたちは制御不能になり、海底に沈んでいきます。これは全て、ZX-07腕原種の作戦によるものでした。目的はあくまでもアベルの星の誓い=機界31原種を倒すことにあり、地球のことなどどうでもいいと語るソルダートJ。当然凱の意見とは食い違う結果となり、ガオガイガーとキングジェイダーの戦いが始まってしまいます。実は劇中では初めてとなる、ガオガイガーとキングジェイダーの真っ向勝負。でも、キングジェイダーの方がスペック的にも体格的にも上回ってるから、あんまり勝負って感じにはなってなかったね…。ちなみに、今回ファイナルフュージョンを承認するシーンでは、命が体調不良を訴える描写が存在。これも、最終回の展開に向けての伏線なのでしょう。さて、どちらかと言えばキングジェイダーに優勢な形で進むガオガイガーとキングジェイダーの勝負に割り込んできたのが、ZX-07腕原種がエジプトからの放った攻撃。彼の放った砂はガオガイガーたちの神経にあたるGファイバーに作用し、行動不能に陥らせて海に転落させてしまいます。この前の戦いで機界最強7原種を倒されてしまったZX-07腕原種は、もう作戦の失敗が許されない状況に。そこで彼は、メキシコに潜伏していたZX-11腸原種とともに自らをゾンダーメタルプラントに変える作戦に出、併せて勇者ロボたちの行動を封じ込めようとしていました。そういえば、最終決戦までもう少し。原種たちも追い詰められているんですね。


ガオガイガーと超竜神が戦闘不能、さらにマイクはそのガオガイガーの捜索に当たっており、現状GGGが繰り出せる戦力は、ボルフォッグと風龍・雷龍だけ。大河長官は彼らに出動を命じますが、ビッグボルフォッグはZX-14胃袋原種の攻撃を受け、行動不能に。さらにはZX-11腸原種までもが活動を開始し、残された撃龍神はかなりのピンチに陥ってしまいます。先に行動を開始し、GGGの目をエジプトの方に向けさせたのも、実はZX-07腕原種の作戦。彼はZX-14胃袋原種とともに待ち構えていたうえに、GGGの戦力がエジプトに集中したのを見計らって、ZX-11腸原種にも活動を開始させます。ただでさえ原種2体を相手にするのは厄介なのですが、さらに今回厄介なのは、ZX-14胃袋原種の能力。その名の通り胃の力を持つ原種であり、相手の攻撃を飲み込んでリバースしたり、消化液のような原子構造を分解する溶解液を吐いたりして、撃龍神たちに襲い掛かってきます。名前的にはちょっと弱そうな気がしてたけど、なんだよ超強敵じゃねぇか!そしてその間に、ZX-07腕原種とZX-11腸原種は、悠々とゾンダーメタルプラントの生成を開始。うーむ、今回も原種はなかなか巧妙な作戦を立ててきたもんだなぁ。


メキシコにも原種が現れたことを知った撃龍神は、シンメトリカルアウトして風龍・雷龍に分離。風龍がエジプトに残り、雷龍はメキシコに向かって原種と戦闘を開始します。最終的にエジプトとメキシコでそれぞれ原種2体ずつを相手にすることになった風龍・雷龍。ここから逆転するには、超竜神の復活しかない。沈黙を続ける超竜神に護が涙をこぼしたとき、奇跡が起こる―!メキシコにいるZX-11腸原種を放置できず、また体制を立て直すために一時的に撤退することもできないため、無茶を承知で撃龍神から分離しそれぞれ単独で戦うことにした風龍・雷龍。氷竜・炎竜のことを思いながら戦いに向かう彼らの姿がカッコイイですね~。風龍・雷龍は確かに単独では撃龍神よりも戦闘力は劣りますが、それでも原種2体に対してそこそこ戦えているような印象。さすが、氷竜・炎竜に比べて戦闘力がアップされた機体だけのことはありますね。そしそして、最後の最後で復活を遂げる超竜神。しかし彼は、今まで見たことがないオレンジ色のオーラに包まれていました。果たして、彼がまとっていた力とは、一体!?

 

 

 

Number.43「

1997年12月6日放送
登場した敵他:ZX-07腕原種・ZX-11腸原種・ZX-14胃袋原種・ZX-15鼻原種
これが勝利の鍵だ!:幻竜神、強龍神

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「“あきらめる”なんて言葉は、メモリーから消去してやるぜ!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!復活を遂げた超竜神は、氷竜・炎竜にシンメトリカルアウト。それぞれ雷龍と風龍の援護に向かい、彼らはそこで今までの経緯と復活の秘密を語る。氷竜・炎竜が言及した、「ザ・パワー」とは何か?そして、原種たちが合体原種となり、彼らに迫る時、ザ・パワーとあきらめない心が、奇跡のシンメトリカルドッキングを実現させる!誕生!幻竜神、強龍神!さらに、マイクの活躍によりガオガイガーとキングジェイダーもよみがえった。さあ、今こそ反撃の時だ!!


氷竜・炎竜復活!奇跡のシンメトリカルドッキング:幻竜神・強龍神完成!竜神復活編の後編に当たる今回は、なぜ彼が6500万年前の地球にいて、かつ現代まで無事帰還することができたのかということが語られることに。そして、その超竜神を守った力が、新たなるシンメトリカルドッキングを生むことになりました。ここしばらくの『ガオガイガー』は、前編でメタメタにやられる→後編で怒涛の反撃という展開が多いですが、今回は今まで以上に豪快かつ爽快な反撃をしており、とても楽しめましたね。


前回、突然復活した超竜神。彼はそのままアマテラスの天井を突き破り、外に出てシンメトリカルアウト。氷竜はメキシコにいる雷龍、炎竜はエジプトにいる風龍のもとへそれぞれ援護に向かいます。かつてないほどの力で、氷竜と炎竜はそれぞれ原種たちを圧倒。その戦闘中に、彼らはそれぞれ今まであったことを語るのでした。ZX-06頭脳原種が呼び足した小惑星を押し戻し、ESウインドウが消えたことで行方不明になっていた超竜神。彼はその後木星の中心核に飛ばされ、消滅寸前の大ピンチに。そこで出会ったのが、木星の中に眠っていたという「ザ・パワー」。その力を帯びた瞬間、今度は6500万年前の地球に転送。その小惑星は恐竜絶滅のきっかけとなり、それに巻き込まれる寸前で海上に脱出した超竜神は、「生きたい!」という強い願いとともにザ・パワーに守られ、今に至っていました。序盤の早い段階で明かされた、超竜神生還の秘密。100%ではありませんが、前回私がした「超竜神がなぜ6500万年前の地層から出てきたか」という予想も、ちょっぴり当たっていたといえる…と思いました。とりあえず、間違いなく言えるのは「ザ・パワーはハンパない力だ」ということ。終盤のシーンで戒道たちも滅びの力だと恐れていますし、これが原種たちを倒す勝利の鍵となりうるのでしょうか?さて、そんな感じで復活した氷竜・炎竜は、今まで以上のパワーで原種たちを圧倒。単独で原種とまともに戦闘を繰り広げており、ザ・パワーの強大さが窺えます。スゲェ、スゴすぎるぜザ・パワー!


思った以上に氷竜・炎竜に追い詰められたZX-07腕原種とZX-11腸原種は、それぞれZX-14胃袋原種とZX-15鼻原種を融合し、合体原種へと変貌。氷竜たちに迫ります。通常のシンメトリカルドッキングに必要な相棒となるロボがお互い欠けている中、彼らは未知なるシンメトリカルドッキングへ挑むことを決意します。同じ頃、マイクはガオガイガーとキングジェイダーを発見。ディスクMの力で砂を消滅させ、彼らを復活に導きます。第41話に続き、またも複数体の原種たちが1つに合体。しかし、第41話ほど複雑に合体するわけではなく、それぞれZX-07腕原種とZX-11腸原種をベースにもう一方の原種が申し訳程度に合体していた形になっていました。ZX-07腕原種とZX-11腸原種は機界最強7原種なのに対し、ZX-14胃袋原種とZX-15鼻原種は通常タイプの原種だから、パワーバランスがとれてなかったのかな?これに対し、氷竜たちは今までにない新たなシンメトリカルドッキング=氷竜×風龍・炎竜×雷龍に挑むことを決意。最初は戸惑う風龍・雷龍でしたが、氷竜・炎竜のアツい言葉に反応し、それを決意します。「シンメトリカルドッキングに必要なのは、プログラムじゃねぇ!」「“あきらめる”なんて言葉は、メモリーから消去してやるぜ!」など、アツい言葉とやり取りで勇気をフルチャージしシンメトリカルドッキングに挑む氷竜たち。もうね、このあたりのシーンを観てると、アツくなるを通り越してこちらも勇気が湧いてきますよ。


氷竜たちのシンメトリカルドッキングは成功し、氷竜と雷龍は幻竜神、炎竜と風龍は強龍神へと合体。合体原種に果敢に立ち向かい、相手を翻弄しながら原種核のうちの1つをそれぞれ抜き出すことに成功します。それに少し遅れて、ガオガイガーがエジプト、キングジェイダーがメキシコに到着します。AIシンパレート値が200%を記録!GGGが予想もしていなかったシンメトリカルドッキングが実現!幻竜神と強龍神の合体シーンもこれまたアツかったですね。竜神と強龍神は、性格がそれぞれ氷竜・炎竜寄りなのに対し、繰り出す技は風龍・雷龍寄りな形に。OPのインストゥルメンタルをBGMに、幻竜神はサンダーブリザード、強龍神はバーニングハリケーンを放ち、原種核の1つを抜き出して倒す寸前にまで追い込みました。さらに幻竜神は氷を利用したトリッキーな技で相手を翻弄し、強龍神は力技で相手の攻撃をそのまま押し返すという豪快な技を披露。その名にふさわしい技を見せてくれていました。いやぁ~、幻竜神と強龍神、強かったなぁ。今後も出番があるといいんだけど、どうなんだろう?


駆け付けたガオガイガーとキングジェイダーは、それぞれ現地で合体原種を撃破。原種核を抜き出し、ZX-11~ZX-14の浄解に成功しますが、ZX-07腕原種にだけはまたも逃げられてしまうのでした。とにかく戦闘が終わり、氷竜・炎竜の期間を改めて喜ぶ凱たち。ところが、幻竜神と強龍神に異変が…。ZX-07腕原種の合体原種はガオガイガーゴルディオンハンマーで、ZX-11腸原種の合体原種はキングジェイダーの反中間子砲で粉砕。ZX-07腕原種を除く3体が浄解され、ゾンダークリスタルになりました。ZX-11腸原種は、戒道と再び対峙した際、またも戒道夫人の姿を借りて彼に精神攻撃をかけますが、もうその手には乗らない戒道によってあっという間に浄解されることに。そりゃあ、さすがに同じ手は2度も通じないでしょ…。戦闘が終わり落ち着く凱たちでしたが、そこで幻竜神と強龍神に異変が。ザ・パワーの力が切れたのか、シンメトリカルアウトしそうになっていました。やっぱり、幻竜神と強龍神の活躍は今回だけなのか…?

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第44話から第46話をご紹介予定です。来週もこのブログで、ファイナルフュージョン承認!

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1997年放送の勇者王ガオガイガー』関連楽曲「勇者王誕生!(デモテープver.)」です。

 

OPテーマ「勇者王誕生!」が完成する前の、デモバージョンとして作成された曲。完成版OPとは歌詞が違うところがありますが、歌詞の“流れ”自体はこのデモテープの時点で完成しているため、本当に作曲の田中さんは詞先で楽曲を作っておられるんだなぁということがうかがえます。

 

勇者王誕生!」は歌うのが難しいため、もし歌える歌手が見つからなければ、ウソかマコトか田中さん自身が歌う気でいたそう。このデモテープを聴いてると、案外それも悪くなかったかも?…って、ちょっと感じちゃいますね。

 

 

 

 

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