お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者王ガオガイガー』ちょっとした感想 GGG-13(第38~40話)

f:id:bongore_asterisk:20190906233401j:plain

今回は、勇者王ガオガイガー』の感想記事第13回目です。

 

風龍・雷龍が仲間入りし、パワーアップしたGGG。しかし、まるでそんな彼らを試すかのように、かつてのVS機界四天王戦の時並みの危機が訪れます。今回から物語は機界最強7原種との戦いがスタート。終盤までGGGを苦しめるZX-07腕原種も登場します。

 

 

 

 

Number.38「暗黒の大決戦」

1997年11月1日放送
登場した敵他:ZX-06頭脳原種
これが勝利の鍵だ!:クライマー1

f:id:bongore_asterisk:20190906233427j:plain

「信じています。必ず、必ず再会できる日を。いつか、星の海で…。」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!実態化したZX-06は、ESウインドウを開いてアステロイドベルトより小惑星群を召喚。これを撃退すべく、我らが最強勇者ロボ軍団は、宇宙用装備を取り付けて敵に立ち向かう。SPパックで宇宙を駆ける超竜神・撃龍神、チューンナップされたステルスガオーⅡと合体して出撃するスターガオガイガー!真の力に目覚めた護の協力もあってZX-06を倒すことに成功したGGGだったが、ZX-06は最後にとんでもない置き土産を残していた!迫る大型小惑星。捨て身の戦法でこれに立ち向かうのは―!


GGG初の本格的な宇宙戦ということもあって、宇宙用装備が大量に新登場する今回のお話。それらをもとにスターガオガイガーたちが原種の攻撃を打ち砕いていくという、宇宙を舞台にダイナミックに活躍する彼らの姿が楽しめます。しかし、まさか最後の最後で超竜神が一時退場しちゃうとはなぁ。


前回、カザフスタンが打ち上げたロケットに寄生していたZX-06。それは宇宙に飛び出たとたん原種としての正体を現し、ESウインドウを開きます。その中から出てきたのは、大量の小惑星群。原種の目的に気づいたGGGは、整備中のガオガイガーの除いた全ロボたちに、宇宙装備を取り付けて出撃を指示。宇宙空間での戦闘が始まります。今回の原種の目的は、かつての恐竜絶滅の時のように地球に小惑星を落下させ、人類を弱体化させたのちゾンダー化しようというもの。以前から感じていたことですが、原種たちが出てくるようになってから、攻撃や作戦のスケールがかなりデカくなりましたね。そして、ちょっと回りくどい感じもする…。そんな原種の攻撃を見過ごすGGGではなく、まずはその小惑星群を撃破するため、マイク・サウンダース部隊が出動。その後超竜神・撃龍神がSPパックを装備して出撃し、ボルフォッグもスサノオに登場して出撃します。この小惑星群、ただ降ってくるだけなのならマイク部隊のソリタリーウェーブで一気に撃滅することが可能なのですが、ZX-06の能力により遠隔操作がなされているという厄介な特性持ち。これによりマイク部隊のほとんどは、操られた小惑星群の不意討ちを食らって戦闘になるケースが続出します。しかも、ZX-06はどこかに身を潜めており居所がつかめず。うーむ、ズルい手段を使ってくるなぁ。


駆け付けた超竜神・撃龍神そしてボルフォッグは、マイク部隊に代わって小惑星群の破壊を開始。途中スサノオが戦闘不能になるもジェイアークが加勢したことにより、何とか持ちこたえ続けます。一方、オービットベースでは護がZX-06の居場所を察知。ついにチューンナップが終わったステルスガオーⅡと合体したガオガイガー改めスターガオガイガーは、ゴルディオンハンマーと新装備:ガトリングドライバーをひっさげて出撃します。小惑星群1個1個の破壊は簡単とはいえ、その数が異常なため、範囲攻撃タイプの攻撃を持っていない超竜神と撃龍神は、少しずつ劣勢に。スサノオから範囲攻撃により援護していたボルフォッグでしたが、スサノオ自体が小惑星群の攻撃を受けたことにより戦闘不能になってしまいます。今回はスサノオ内部からの援護に徹していたボルフォッグ。ビッグボルフォッグになってメルティングサイレンを使う手もあったと思うけど、スサノオからの攻撃の方がより広範囲を攻撃できるので却下になったのかなぁ。超竜神たちが小惑星群を食い止めている頃、護がZX-06を発見したことで、スターガオガイガーが出撃。向かってくる小惑星群をガトリングドライバーで無効化しながら接近していきます。一気に宇宙装備に換装した、ガオガイガー改めスターガオガイガー。しかし劇中では「ガオガイガーの対宇宙用装備」という位置づけだからか、詳細な装備の解説どころか「スターガオガイガー」という名称すら出てくることはありませんでした。新合体や新装備をあえてアピールしないなんて、新鮮ですね。


スターガオガイガーは、ZX-06への接近に成功。途中、精神攻撃を食らい幻覚を見たり現実と夢の世界の区別がつかなくなったりしてしまいますが、何とかその危機を脱出。ガトリングドライバーとゴルディオンハンマーのコンボでZX-06を撃破。抜き出された原種核も、護によって浄解されるのでした。ZX-06は「頭脳原種」であるからか、脳に対する攻撃も得意な様子。凱に対してZX-01~03の幻覚を見せたり、命や獅子王博士の登場する夢を見せたりなど、主に精神面の攻撃を仕掛けてきます。しかし、そんな攻撃も凱の精神力と夢の中に出てきた謎の女性の力によって脱出。逆にゴルディオンハンマーで返り討ちにします。数話前から意味深に登場するこの女性。その正体が何なのかはまだまだ言及されません。かなり引っ張るなぁ。そして、今回初めて護は原種核の浄解に成功。やっぱり、前回カインを通じて記憶等を取り戻したからなんでしょうね。


ZX-06も倒され、小惑星群も超竜神たちの手によって撃滅。しかし、ESウインドウが閉じようとする際、直径10kmレベルの大型小惑星が出てこようとします。スターガオガイガーは現場まで間に合わず、さらに今の自分たちの武装では低太刀打ちできないことを知った超竜神は、エネルギー補給船クライマー1を利用して大型小惑星に突撃。ESウインドウの方へ大型小惑星を押し戻しますが、超竜神もESウインドウの消失に巻き込まれてしまうのでした。これを持って一時退場することになる超竜神。彼が消えてしまったとき、それを悔やむ撃龍神の姿が印象に残ります。スターガオガイガーたちと通信が途切れる際、再会できる日を願いながら「いつか星の海で…」と言い残す超竜神EDテーマのタイトルを言い残して行くとは…。

 

 

 

Number.39「機界最強7原種」

1997年11月8日放送
登場した敵他:ZX-07腕原種・ZX-08爪原種・ZX-09耳原種・ZX-10瞳原種・ZX-11腸原種・ZX-12 肋骨原種・ZX-13肝臓原種
これが勝利の鍵だ!:ムカムカ

f:id:bongore_asterisk:20190906233703j:plain

「“あきらめるな”…、そう言いたいのか?」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!ついに、原種の中でも強大な力を持つ、機界最強7原種が活動を開始。彼らは世界各地の艦船を分子レベルにまで分解して取り込み、攻撃の準備を進めていた。その分解に華ちゃんたちも巻き込まれ、護が救えなかったことを後悔する中、7原種たちはオービットベースに侵入。3方向に分かれ、勇者ロボたちの分解や作業員たちの洗脳、さらにはゾンダークリスタルの奪還を図り攻撃を開始した!凱や加勢したソルダートJの抵抗もむなしく、オービットベースはとうとう7原種の手に堕ちることに―!


機界最強7原種登場、オービットベース陥落!今回は、初登場した7原種たちによってオービットベースにいるGGGの面々が追い詰められていく描写がその中心。ガオガイガーの出番もなく、最強勇者ロボ軍団たちの活躍も最低限でした。終盤に凱とソルダートJが共闘するアツいシーンもあったけど、やっぱり全体的には絶望感が漂うお話でしたね。


横須賀で開催されていた秋祭りにやって来た、華ちゃんたち。あやめが中心となって停泊している艦船の内部を見学する中、突然艦船が紫の光に覆われるという現象が発生。中にいた華ちゃんたちもろとも原子レベルにまで分解され行方不明になってしまいます。この事件の犯人は、活動を開始した機界最強7原種と呼ばれる7体の原種でした。今まで登場した原種は単独もしくは機械等に融合していましたが、今回の7体は初めて人間と融合。融合した人間の姿をとどめながら、活動を開始します。最強と言われている彼らが人間の姿を取っており、今までの原種の“得体のしれない感じ”が幾分薄れているので、なんだか一気にボス級の強キャラという感じがしてきましたね。これがもし今までのような姿だったら、「最強」って言われてもイマイチピンとこなかっただろうなぁ。活動を開始した彼らは、世界各地にある7隻の艦船を同時に消失させるというとんでもない力を披露。全く痕跡を残していなかったため、GGGの調査も行き詰ってしまいます。唯一の手掛かりらしい手掛かりは、護が察知した原種の気配。そこまでわかっていたのに華ちゃんたちを救えなかったことを、護は悔やみます。悔やむ護を諭すのがボルフォッグ。先の超竜神が行方不明になったことも踏まえて語る彼の姿が、とても印象に残りました。


7原種たちは、それぞれ分解した艦船と融合した突如としてオービットベースの前に出現。彼らの攻撃を何とかはじき返したGGGでしたが、それは彼らの侵攻の始まりにすぎませんでした。わずかなスキをついてオービットベースに侵入した7原種たちは、3方向に分かれて侵攻を開始。GGGはじょじょに追い詰められていきます。7原種たちの攻撃を、一度はプロテクトシェードではじき返したオービットベース。以前も原種の攻撃を防ぐことに成功しており、今回の戦いで改めてその有用性を証明してみせました。そういえば、最近ガオガイガーはプロテクトシェード使ってないなぁ。もっと戦闘中に効果的に使用すればいいのに。7原種たちの一斉攻撃はオービットベースへの侵入経路を調査するための行動でしかなく、ZX-10瞳原種によって発見されたわずか0.02mmの隙間から、ZX-11腸原種を除く6原種たちが侵入。オービットベース内で攻撃を開始し、対応に当たったスタッフたちは、ZX-09耳原種の力でどんどん洗脳されていきます。7原種たちの攻撃方法として興味深いのが、自分の能力で相手に攻撃を仕掛けるのはもちろん、その能力で仲間をフォローしながらさらに自分たちが戦いやすくなるようにしている点。さすが機界最強7原種と言うべきか、そのパワーだけでなく戦い方についても、今までの原種とは全く違いますね。恐ろしい…。


6原種たちがどんどん侵攻を続ける中、ついに凱も出撃。ZX-07腕原種の前に立ちはだかりますが、あっという間に宇宙空間の彼方に放り出されてしまいます。宇宙空間で漂い続け、凱の生命維持装置も危険な状態にまで陥りますが、そこに以前から現れている謎の女性が出現。彼女の表情から、あきらめずに立ち向かう勇気を取り戻した凱は、自力でオービットベースへの期間に成功します。同じ頃、激と最強勇者ロボ軍団は、ZX-12 肋骨原種らと対峙。彼らの前に激たちの攻撃は通じず、ピンチに陥っていました。出撃した凱はZX-07腕原種との戦いに挑みますが、攻撃を受けてあっという間にオービットベースを超えて宇宙空間の彼方へ。ZX-07腕原種の強さがよくわかる描写ですが、凱があまりにも吹っ飛びすぎていたので、ちょっと笑っちゃいました。宇宙空間を漂い、あきらめかけていた凱。そんな彼を再び奮起させたのが、以前から現れている謎の女性でした。今回はその謎の女性が複数人いることが判明。それぞれ表情が違い、それがさらに凱の中で疑問を生みます。この女性の正体が誰なのかはまだまだ明かされない。うーん、引っ張りますなぁ(名前自体はこのブログでもすでに出ていますけどね)。凱がそのような状態に陥っていた頃、激と最強勇者ロボ軍団はZX-12 肋骨原種らと戦いを繰り広げますが、全く通用せず窮地に立たされます。ボルフォッグのシルバームーンすらも軽々と原子分解し、最強勇者ロボ軍団のことについては何もかも知っていると豪語する原種たち。過去に散っていったゾンダーロボや原種たちから、データなどを吸収していたのでしょうか。


オービットベースに帰還した凱は、再びZX-07腕原種と戦うことに。劣勢になるも何とか粘り続ける中、突然ソルダートJが登場。機界最強7原種との因縁を語りながら参戦します。凱も負けじと戦闘を再開。凱とソルダートJの共闘が始まります。しかしその一方で、ZX-08爪原種たちはついにメインオーダールームへと侵入。大河長官たちまでもが彼らの手に堕ち、オービットベースはとうとう機界最強7原種の前に陥落するのでした。いいところで登場、ソルダートJ。彼はどうやら機界最強7原種と因縁があるらしく、それを彼自身が語ったことで、彼の過去が判明します。それにしてもソルダートJ、空間遷移ミサイルに乗ってオービットベースに突っ込んでくるなんて、いくらなんでもムチャクチャ過ぎないか?突然参戦してきたソルダートJを見て、改めて戦闘を再開する凱。ここで初めて、お互いが意図していなかったとはいえ、凱とソルダートJの共闘が始まります。このシーンはかなりアツいのですが、その直後、ZX-08爪原種らの手によりメインオーダールームが占拠されてしまうので、視聴者は再び絶望感を味わうことに。メンバーほぼ全員が洗脳されてしまったし、一体ここからどうやって逆転するんだ―!?

 

 

 

Number.40「星の子供たち」

1997年11月15日放送
登場した敵他:ZX-07腕原種・ZX-08爪原種・ZX-09耳原種・ZX-10瞳原種・ZX-11腸原種・ZX-12 肋骨原種・ZX-13肝臓原種
これが勝利の鍵だ!:イザナギ

f:id:bongore_asterisk:20190906233901j:plain

「僕は…。僕は、地球人の天海護だ!!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!陥落したかに思われたオービットベース。しかし、まだ勇気は潰えてはいなかった。護と最強勇者ロボ軍団の活躍により、機界最強7原種はオービットベースから一時撤退。だが、彼らはまだオービットベースのゾンダーメタルプラント化をあきらめてはおらず、今度はその動力炉を狙ってきた!同じ頃、機界最強7原種艦隊の中で出会った護と戒道は、ZX-11腸原種からその因縁を明かされる彼ら。そして、最強勇者ロボ軍団による反撃が始まった!マイクのディスクXは、勝利を呼ぶのか!?


機界最強7原種との戦いの中編に当たる今回は、GGGが徐々に体勢を立て直していくのと同時に、護たちの因縁が判明するお話に。護をめぐる謎やゾンダーたちが口にしていた単語等の秘密がほぼすべて明かされ、ストーリー上非常に重要なお話になっていましたね。それにしても、我らがGGGの戦い方は少々ムチャクチャ。でも、これがいい!


前回、ZX-08爪原種らによって占拠されたメインオーダールーム。命までもが操られそうになりますが、そこに護とギャレオンが出現。Gストーンのフルパワーで原種たちを圧倒し、撤退に追い込みます。同じ頃、最強勇者ロボ軍団はZX-12 肋骨原種の手により原子分解の危機にありましたが、ゴルディーマーグの機転により原種たちを追い出すことに成功します。前回あれだけの危機に陥ったオービットベースでしたが、主に護とゴルディーマーグの活躍により何とか体勢を立て直すことに成功。さらに、一時的にですが原種たちのほとんどを撤退させます。護がギャレオンとともにGストーンの力を最大限に使って撤退に追い込んだのに対し、ゴルディーマーグがとった戦法は、オービットベースの壁に物理的に穴を空け、そこから原種たちを放り出すというものでした。ゴルディーマーグらしい作戦、しかしまあこんな豪快なことを本当にやるとは思わなかったよ!ちなみに、この場には激もいましたが、当然彼も巻き込まれて宇宙空間に投げ出されるハメに。しかし彼はボルフォッグによって救出され、ゴルディーマーグが空けた穴も、風龍の手によりふさがれるのでした。激に怒られるも、言い返して見せるゴルディーマーグ。ふふっ、やっぱりこういうところが彼らしいや。


凱とソルダートJは、残っていたZX-07腕原種とZX-10瞳原種と交戦中。彼らの能力に苦戦させられる中、凱は以前から現れ続けている謎の女性によりZX-10瞳原種の予知能力を破り、ソルダートJとともにZX-07腕原種に攻撃を加えることに成功。彼らを撤退に追い込みます。同じ頃、宇宙空間に浮かぶ機界最強7原種艦隊の中に華ちゃんたちの気配を察知した護は、ギャレオンとともにそこへ急行。そこにはZX-11腸原種が待ち構えていましたが、同時に戒道が加勢に現れます。凱たちの戦いの中でソルダートJとZX-07腕原種が語ったのは、かつての赤の星での戦いのこと。赤の星の戦士の生き残りとしてZX-07腕原種と戦いを繰り広げた彼は、結果相討ちに。武装が破損した状態でさまよっていた時にペンチノンと遭遇し、ピッツァとなったようです。ソルダートJとZX-07腕原種の回想での一騎打ちシーンは本当にカッコいい。これに惚れない視聴者はいないだろうというくらいの素晴らしいシーンになっていました。そんな凱たちの戦闘と同時並行で行われていたのが、護の華ちゃん救出作戦。彼は機界最強7原種艦隊の中でZX-11腸原種。その直後戒道が現れ、ZX-11腸原種により護の謎のほぼすべてが明かされます。護の正体はカインの息子であるラティオ。彼は緑の星が機界昇華される際に自身の能力でゾンダー化を免れ、ギャレオンにより脱出。今に至っていました。その護=ラティオの力をベースに開発されたのがGストーンであり、さらにそれをもとに赤の星の研究者アベルが作り出したのがJジュエル。Jジュエルは赤の星で量産され、ソルダートJらサイボーグ兵士や戒道の正体であるアルマなどに実装され、兵器化されていたのでした。ゾンダーたちがGストーンやJジュエル、そして護を恐れる理由がここで判明。こうして自分が地球人でないと判明してもなお、「僕は地球人の天海護だ!」と断言する護の姿が、強く印象に残ります。


一度はオービットベースから撤退した機界最強7原種でしたが、作戦を変更し、今度はその動力炉を利用してのゾンダーメタルプラントの生成を画策。GGGは再び彼らの侵入を許してしまいます。一方、戒道は護に華ちゃんたちの救出を任せ、自分はZX-11腸原種との戦闘へ。ZX-11腸原種が融合していた人間の正体を知り動揺しますが、何とかピンチを切り抜けます。護に華ちゃんたちを任せ、ZX-11腸原種との戦いに身を投じる戒道。ZX-11腸原種はその戦いの中で、融合した人間の素体の顔を見せます。それは戒道の養母である戒道夫人でした。戒道を動揺させるためだったのか、わざと戒道夫人と融合していたZX-11腸原種。この作戦は確かに一度戒道を惑わし、力を封じ込めますが、すぐに反撃されてしまいます。護よりも早い段階で自分の正体を知り記憶を取り戻していた戒道。それでもこのZX-11腸原種の作戦に一瞬惑わされたのは、地球そして戒道夫人への愛着があったからでした。自分自身の使命には気づいていたけども、同時にこの地球という星にも愛着を持ちつつあったんだなぁ。護が脱出する際の「地球の友だちとして助けに来る」という言葉に対して、明るく答えていた戒道にも注目させられましたね。初めて彼の笑顔を見た気がするなぁ。


動力炉を占拠されたGGGは、イザナギで最強勇者ロボ軍団ごとそこへ突っ込み、さらに動力炉自体を分離し、宇宙空間へ船上を移動させる作戦を展開。これは成功しますが、やはり機界最強7原種の圧倒的なパワーの前に、苦戦を強いられます。そんな時、マイク用の対原種用ディスクXが完成。これにより形勢は一気に逆転。再び撤退した機界最強7原種に対し、大河長官は反撃を指示します。心臓部ともいえる動力炉を破壊する勢いで最強勇者ロボ軍団を突入させ、さらにそれを丸ごと切り離してオービットベースからムリヤリ機界最強7原種を遠ざけたGGG。機界最強7原種たちからすら「ムチャクチャだ」と言われる作戦でしたが、このムチャクチャっぷりがいいんですよね~。そして、この戦いで凱たちの戦闘をかなりアシストしたのが、マイク・サウンダース13世。通常のディスクXと、完成したばかりの対原種用ディスクXを使い、ゾンダーメタルプラントを破壊し機界最強7原種をも撤退に追い込みます。今回の勝利の鍵は「イザナギ」でしたが、「マイク・サウンダース13世」でもよかったんじゃないかというくらいの活躍っぷり。彼がいなければ、GGGの反撃は難しくなっていたことでしょう。

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第41話から第43話をご紹介予定です。来週もこのブログで、ファイナルフュージョン承認!

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1997年放送の勇者王ガオガイガー』使用BGM「ジェイアーク~キングジェイダー」です。

 

ソルダートJの旗艦であるジェイアーク、そしてその変形合体形態であるキングジェイダーのBGM。低い音程からだんだんと静かに盛り上がっていくさまが、ジェイアークの登場当初に持っていたミステリアスさ、そしてその船体のデカさを表現しているように感じます。

 

キングジェイダーはデザインのかっこよさもさることながら、必殺技ジェイクォースがアーチェリーモチーフになっているのがいいんですよね~。ああいうデカい系ロボの必殺技は火力全振り系になっちゃいがちですが、このジェイクォースはとにかくスタイリッシュなんですよ。

 

 

 

 

www.nicovideo.jp

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ↓閲覧&フォローの方お願いします!

twitter.com