お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダージオウ』EP47 ちょっとした感想

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流れるあのBGM!変身、仮面ライダーディケイド!!

 

 

 

何も知らずに何かを選ぶことなんて、できるわけないだろ?いよいよ最終決戦の様相を呈してきた『仮面ライダージオウ』。今回のお話は、ウォッチの破損により様々なライダーたちの世界が融合をはじめ、ソウゴたちの世界に大量の敵が流入しピンチに陥ると同時に、スウォルツの思想の根底にあるものが明かされる形になりました。

 

ソウゴもグランドジオウに変身して終盤戦っていましたが、今回はどっちかといえば主人公は士=ディケイドって感じでしたね。海東にまたもや蘇生してもらうだけじゃなく、自分もジオウにカメンライドして戦うだなんて、いろんな意味でいいとこ持っていきすぎだぜ!

 

 

 

行方不明になったソウゴを、丸一日かけて探し続けたゲイツたち。結局彼らは見つけることはできませんでしたが、その後ソウゴは突然クジゴジ堂に帰宅。彼はツクヨミを連れて、士のもとへ向かいます。同じ頃、ライドウォッチの破損によって、徐々に過去のライダーたちが戦った敵たちがソウゴたちの世界に現れ始めます。ソウゴの世界は、スウォルツの企みによりどんどん他のライダーたちの世界と融合を始めることに。他の世界は、ソウゴたちがライドウォッチを入手したことで本来いるはずだったライダーがいない世界=敵を倒す者がいない世界になっており、大量の敵が流入してきます。スカイウォールや風都タワー、ユグドラシルタワーがニョキニョキと生え、ロイミュード・インベス・マスカレイドドーパントなどが現れるというカオスな構図になってきたソウゴたちの世界。敵が多くてゲイツリバイブたちの戦闘も面白いものになっていたけど、これ『ディケイド』とやっぱり被るな…。一方、何とか生還したソウゴは、そのままツクヨミを連れて士のもとへ。真実を知るべく、彼とともに2058年の未来へ飛びます。見たくないものを見るかもしれないけど、「何も知らずに何かを選ぶことなんて」できないから、それを知るべくため未来へ飛ぶことを決意するソウゴたち。ここの彼ら、カッコよかったなぁ。

 

未来へ飛んだソウゴたちは、そこで幼い頃のツクヨミとスウォルツと遭遇。スウォルツの真意を訊き出しますが、その後ピンチに陥ることに。それを救ったのは、あの士でした。同じ頃ゲイツリバイブたちは現れた敵と戦闘を続行。その中にチェイス=魔進チェイサーを発見して…。スウォルツがソウゴたちの世界などを巻き込んで、すべての世界を破滅させようとしていた理由。それは、破滅へ向かっている自分自身の世界を守るためでした。幼い頃のスウォルツがその目的を語るシーンでは、近年のウルトラシリーズでも見られるマルチバース理論のようなものが登場。これは別にいいのですが、「他の世界を破滅させることで自分の世界を救う」っていうのがイマイチしっくりきませんでしたね。他の世界を破滅させても、自分自身の世界の破滅への未来は変えられないんじゃあ…?いや、他の世界を破滅させることで歴史の流れを変えて、自身の世界の破滅の未来を回避しようとしたってことなのか?ソウゴたちがこのようなやり取りをしていた頃、ゲイツリバイブたちは『ドライブ』の世界からやってきた魔進チェイサーと対峙。最初は完全に敵対していた魔進チェイサーですが、ゲイツたちの言葉で混乱を始めます。今回のゲイツの発言により、劇場版『ジオウ』は『ジオウ』本編最終回前の話であることが判明。「なぜ仮面ライダーが存在しないのに“仮面ライダー”という概念を知っているのか」→「時空がゆがんでも本質的に剛たちとの出会いを覚えているから」という理論でつなぎ、チェイスを説得していたのも秀逸でした。

 

スウォルツの攻撃を受けて倒れた士でしたが、海東の持つジオウⅡライドウォッチのおかげで奇跡的に復活。しかし、その副作用で海東自身がアナザージオウⅡになってしまいます。これに対し、士はディケイドライドウォッチをもとにディケイドへと変身。ソウゴたちの世界へと戻り、グランドジオウとともにアナザージオウⅡっを撃破します。海東を救った彼らですが、世界の破滅へのカウントダウンは止まっておらず…。後半はもはや、『仮面ライダージオウ』というよりも『仮面ライダーディケイド』って感じの展開に。士は「ディケイドライドウォッチに自分の力の半分を残しておいた!」としてディケイド変身したうえに、ジオウにカメンライドしてアナザージオウⅡと戦うなんてことまでやってのけてしまいます。グランドジオウも負けじと活躍してたけど(アナザージオウⅡを撃破したのはグランドジオウだったし)、ディケイド再登場の方がインパクトは大でしたね。あのBGMもきっちり流れちゃったしなぁ!こうして何とかソウゴたちの世界に戻ってきた4人ですが、その世界は様々な敵の侵攻を受け崩壊寸前の状態。破滅の未来を変えることは、できないのか―?

 

 

 

順一郎に、自分がジオウであることを明かしたソウゴ。グランドジオウライドウォッチを失った今、彼はジオウトリニティーの力にすべてをかけ、最後のタイムトラベルを敢行する。目指すは宿敵、オーマジオウだ!

 

次回は最終決戦の中編に当たるお話。グランドジオウの力が使えなくなったことで、ジオウトリニティーが大活躍してくれそうです。ソウゴたちは、未来を変えることができるのか!?

 

 

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第21話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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