『仮面ライダージオウ』EP16　ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

【朗報】マイティアクションXX、ちゃんとジオウでも2体に分かれる

俺は魔王になる。魔王になって、世界を救ってみせる！今年最後の放送となる今回の『仮面ライダージオウ』は、序盤で一度はジオウの力を捨てたソウゴが、再びジオウの力を使って戦いに挑むというお話に。まさか一度本当にジクウドライバーが破壊されたのには驚きましたが、少し無理につなげた感があるものの、そこから再びソウゴがベルトを手にする過程がよかったですね～。ゲイツがいいキャラしていました

戦闘自体はジオウの勝利に終わったものの、まだダイマジーンは地下に潜伏しており、士の計画やウォズの思惑などの謎も残る結果に。どうやら『ジオウ』の最高最善の魔王への道は、まだまだ困難なことばかりなようです

前回、未来の自分であるオーマジオウと戦ったソウゴ。ディケイドアーマーの力をもってしてでも勝つことができず、完敗した彼は、オーマジオウによって現代に送り返されます。この戦いをきっかけに、ソウゴはジクウドライバーを捨てることを決意。ゲイツにそれを壊すように頼み、ソウゴのジクウドライバーは、彼の目の前で砕け散るのでした。前回の次回予告でも使用されていた、ソウゴがジクウドライバーを投げ出すシーン。「一時的に手放すことがあっても、なんだかんだで再びベルトを手にして変身するんだろうな」と思っていましたから、ここで本当にジクウドライバーが破壊されてしまうとはかなり驚かされましたね。ちなみに、ここでゲイツはエグゼイドアーマーの力で、カッシーンなどに応戦。てっきりゲンムアーマーに改造されちゃって再登場しないのかと思ってたから、これはこれでよかったなぁ。ジクウドライバーを失った後、クジゴジ堂に戻り、王様になる夢を捨てたと告げるソウゴ。これに対し、順一郎は自分の過去と時間について語り始めます。若い頃に、夢を追いかけていた時期があったらしい順一郎。何らかの事情でせっかくのチャンスをものにすることはできなかったようですが、これはまた後々語られるのでしょうか

自分がジクウドライバーを捨てたことで、オーマジオウの存在もなくなり、すっかり安心していたソウゴ。しかし、タイムジャッカーたちはそれを良しとせず、機能停止したカッシーンを使い、ソウゴの命を狙います。未来に変える直前だったゲイツたちは、ソウゴを救うべく戻りますが、さらにそこにはディケイドも介入。ゲイツは変身するも吹っ飛ばされてしまいます。オーマジオウの存在はなくなったはずなのに、それでもソウゴを消そうとするタイムジャッカーたち。まあソウゴが存在している限り、オーマジオウが誕生する確率はゼロではないですから、彼らがソウゴを倒そうと考えるのは自然ですよね。そんな彼らの思惑を知らないソウゴは、買い物を終えた帰宅途中でカッシーンに遭遇。変身できないにもかかわらずひたすら粘り続けていたのは、付近にいる子供たちをなんとか守るためでした。ソウゴを誘惑するかのように、スペアのジクウドライバーを差し出してくるウォズ。ここで彼が当然のごとくそれを出してきましたから、「ジクウドライバーのスペア、あったのかよ！」って思いっきり突っ込んじゃいました。ジクウドライバー、案外すぐ入手できるんだね

ゲイツに続き、カッシーンに吹っ飛ばされるソウゴ。そんな彼に対し、ゲイツはなんと、ジクウドライバーを手渡すという驚きの行動に出ます。世界を守る魔王になると決心したソウゴは、ジオウへと変身。ディケイドアーマーの力を使って、グレイトフル魂やマイティアクションXXの力を使い、カッシーンやオーラとウールのタイムマジーンも撃破。未来でオーマジオウは復活してしまったものの、彼らは勝利をおさめるのでした。前回「ソウゴに対して甘い考え方はやめる」と宣言していたのに、今回彼にジクウドライバーを手渡したゲイツ。あのシーンだけ見るとソウゴとゲイツのアツい友情と信頼を感じさせるのでいいですが、やっぱりゲイツの行動はちょっと急すぎたかな。欲を言えば、ゲイツが今までソウゴと関わってきたシーンを回想し、「だからこそアイツにジクウドライバーを渡せる」という流れにした方が、もっときれいにまとまったかもしれません。さて、こうして再びジクウドライバーを手にしたソウゴは、ジオウへと変身。ディケイドアーマーの力をもとに、ゴーストのグレイトフル魂やエグゼイドのマイティアクションXXの力を発動させ、ゲイツとともに、カッシーンそしてオーラとウールのタイムマジーンに勝利します。終盤の戦闘シーンで注目したいのが、やはりディケイドアーマーマイティアクションXXの活躍。本来のマイティアクションXXと同じく2体に分かれたうえ、1体がカッシーン、もう1体がゲイツとともにタイムマジーンを相手にするという同時並行バトルを見せており、クリスマス回にふさわしいハデさを見せてくれました。マイティアクションXXが2体であるということがこんなにも有効活用されたの、『エグゼイド』本編でもあまりなかったんじゃないかなぁ