お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者王ガオガイガー』ちょっとした感想 GGG-3(第8~10話)

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今回は、勇者王ガオガイガー』の感想記事第3回目です。

 

竜神の登場回も終わり、ちょっと落ち着いた感じも出てきた『ガオガイガー』の物語。しかし、通常回である今回ご紹介する3話についても、よくよく観るとストーリー上見逃せない点がたくさんありました。本筋からズレたお話が現時点でないのは、なかなか興味深いですね。

 

 

 

 

Number.08「太陽が消える日」

1997年3月22日放送
登場した敵他/モチーフ:ゾンダーロボEI-09/サラリーマンと飛行船
これが勝利の鍵だ!:ガイのペンダント

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「凱は無事に任務を果たして帰ってくる。それが凱に課せられた、勇者としての証だ!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!ある日突然、黒い雲が関東上空に発生。それは華ちゃんたちの乗る気球を取り込み、さらに巨大化して空を覆いつくし、東京から太陽を奪ってしまった。調査に乗り出したGGGは、内部の調査をすることを決定。これに対して凱がガイガーステルスガオーモードで出撃するが、雲の中に飛び込んだと同時にプラズマバリアの影響を受け、音信不通になってしまった!凱が雲の中で見た物とは何か?そして、そもそも凱は生きているのだろうか!?


お話開始時点ですでにゾンダーロボが出現しており、それに対して凱たちGGGがどう立ち向かうのかを描いたお話。今までのお話とは少し構成が変わっていたのが特徴的でしたね。その一方で、凱がガオガイガーやかつて自分の身に起きたことを回想したり、ナレーションなどによって技や装備の解説が挿入されたりするシーンも存在。今までのことのプチ復習回にもなっています。


関東上空に黒い雲が発生!みるみるうちに成長を遂げたそれは、やがて関東地方全体を覆いつくすことに。これにより太陽光線が届かなくなり、人々は昼夜問わず灯りが手放せない生活を強いられます。既に調査に当たっていたGGGでしたが、その場にいた護は華ちゃんのことを思い、そして心配していました。物語が始まった当初に既にゾンダーロボが出現しており、それまでにあった出来事を登場人物たちが回想していくという構成に。こういったお話の組み立て方は、『ガオガイガー』では今回が初めてですね。今回のゾンダーロボはピッツァが生み出したもので、それ自体は特に攻撃等はしてきませんが、厄介なのがその内部構造。倒そうにもその内部には雷の発生原理を応用したプラズマバリアが張られており、また華ちゃんたち気球大会の参加者も内部に捕らわれているため、うかつに攻撃ができないのでした。ゾンダー化したサラリーマンと融合した飛行船がたまたま華ちゃんたちの乗る気球の近くを航行していたため、黒い雲が発生したときに巻き込まれる形に。護は自分が気球に乗らず、華ちゃんを守れなかったことを後悔します。ちなみに、護たちが気球に乗らなかったのは、そのデザインのせい。だって、どう見たって…空飛ぶウンコだもん!


危険を伴う内部調査は氷竜・炎竜が適任かと思われましたが、彼らには飛行能力がないため却下。代わりに凱がガイガーへとフュージョンし、ステルスガオーと合体して黒い雲の中に突入。プラズマバリアの影響を何とか突破した凱は、そこであるものを目撃したと同時に音信不通に。GGGのメンバーたちは、凱の生存を信じるしかないのでした。氷竜・炎竜にジェットパックなどの飛行機能をつければ、飛行できるうえに黒い雲の調査も容易…な感じがしますが、そう簡単にはいかず。黒い雲はまるで呼吸するかのように大量の酸素を内部に取り込んでいたため、ロボットの発する熱量によっては爆発しかねない状況下にあったからでした。ならば、「じゃあ、なんでガイガーステルスガオーモードは黒い雲の中で活動できるの?」とも感じますが、おそらくガイガー自体は純粋なGパワーで動いているため、通常のロボットとは違って熱量をそれほど発することがないからなのでしょうね。そうして出動した凱は黒い雲の中に突入しますが、中で虹色の物体を見た瞬間に音信不通に。GGGのメンバーは心配しますが、護の発言が彼らを安堵させます。虹色の物体は、今の時点では謎。おそらく今回の終盤に出てきたものともども、次回明かされることになるのでしょう。凱と連絡が取れなくなり心配になる命たちでしたが、護が凱のGストーンを感じたことにより生きている可能性が高いと判断。彼の生存と連絡を信じます。みんなが動揺し、護の発言後も静かに凱のことを信じ続けるメンバーたちですが、なぜか激だけはノリノリで動きながら凱の生存を確信していました。凱のことを信頼しているからだろうけど、なんで1人だけそんなに動きがアツいんだ…。


命との昔の思い出の夢を見ていた凱が目を覚ますと、そこは黒い雲の中。彼はギャレオンを再び召喚してガイガーに合体。やがてゾンダーロボの核と、行方不明になっていた華ちゃんたちを発見します。自分で敵を倒すための作戦を思いついた凱は、ファイナルフュージョンを要請。命たちは、凱を信じてガオーマシンや氷竜・炎竜を出撃させます。気を失っていた凱が観ていた夢は、自分がゾンダーロボEI-01に襲われる日の思い出。テスト飛行をする直前、彼は命と出会っており、ペンダントを託されていました。命の意味深な発言から、ガイガーやガオガイガーのことを回想し始める凱。最初はピッツァがガオガイガーの秘密を探るために幻覚でも見せていたのかと思いましたが、実際はそうではなく、本当にただの夢でした。ガオガイガーのメカニック系統の復習も兼ねて、こうしたシーンを挿入したのかなぁ。凱のファイナルフュージョン要請を受けた命は、ガオーマシンを出撃させ、さらにその他のメカニックも後を追うように出撃。凱は黒い雲の中でガオガイガーへのファイナルフュージョンを成功させます。


ガオガイガーとなった凱は、ディバイディングドライバーを応用してゾンダーロボにダメージを与えつつ気球を救出。合わせて核も抜き出して脱出します。核が除かれたことで大爆発するゾンダーロボでしたが、これは超竜神イレイザーヘッドで被害が食い止められることに。この一連の連携プレーこそが凱の作戦であり、それは成功して事件を解決に導くのでした。ディバイディングドライバーの使い方は、今回も特殊。ゾンダーロボ自体が気球の構造と似ていることに気づいた凱は、ゾンダーロボの体内でディバイディングドライバーにより空間を捻じ曲げ、捕らわれていた華ちゃんたちを救出。それと同時に、同じ穴から核を持ち去ります。ディバイディングドライバーはそれ自体は確かに純粋な武器ではありませんが、今までの使い方から考えると、十分武器としても使うことができる面白い武装だと感じますね。OPの1番の歌詞で絶叫するだけのことはあります。核を抜かれたゾンダーロボは、気球と同じように空気が抜けてしぼんでいきますが、大量の酸素を含んでいたため大爆発。しかし、これは超竜神イレイザーヘッドにより相殺され、都市には被害が及ばずに済みました。今回の超竜神の活躍は、このイレイザーヘッド射出シーンのみ。活躍時間は短いですが、核を取り出して降下してきたガオガイガーと、それを受けて上空にイレイザーヘッドを放つ超竜神がすれ違うシーンがカッコよかったですね。

 

 

Number.09「素粒子Z0」

1997年3月29日放送
登場した敵他/モチーフ:ゾンダーロボEI-10/ピザ配達員山葉いすずと世界バイクフェスティバルのバイク
これが勝利の鍵だ!:ペンシルランチャー

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「あの素粒子が地上に蔓延したら、人類は1人残らずゾンダーになるということだ。」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!ゾンダーが発する特殊な物質:素粒子Z0。それを利用し、GGGはゾンダー探知機Zセンサーを開発した。それと同じ頃、東京では深夜に暴走するバイク型のゾンダーロボが出現。なんとしてもその正体をつかもうとする激は、Zセンサーを無断で持ち出し、勝手に捜査を始めてしまう。次々に浮かぶ容疑者、そして彼らがゾンダーロボに襲われることで振出しに戻る捜査。一体ゾンダー化した人間の正体は誰なのか?世界バイクフェスティバルの会場が襲われる時、そのすべてが明かされる!


今まで比較的活躍が少なかったGGGのメンバー:激たちが大活躍するお話。それと同時に、ゾンダー化した人間が最後まで視聴者にもわからず、「ゾンダーの正体は誰なのか?」という要素が視聴者を惹きつけます。のちにGGGの新メンバーとなるボルフォッグも、チラッと登場。彼の登場ももうすぐかな?


前回、凱が目撃した謎の物質。それがゾンダーのまき散らす「素粒子Z0」であることを特定した猿頭寺たちは、そのデータをもとにゾンダー探知機:Zセンサーを開発します。同じ頃、東京では連日深夜に謎の暴走バイクが高速道路や道路標識などをめちゃくちゃに破壊していく事件が頻発。激がガンドーベルを使って必死に追跡しますが、残念ながら失敗してしまうのでした。素粒子Z0は、ゾンダーロボが出すという特殊な物質。これがゾンダーロボ特有のものであるためZセンサーの開発に役立つことになりますが、同時にそれは、地上にまき散らされると人類全員がゾンダー化されてしまうという恐ろしい物質でもありましたゾンダーロボが内部でそういったものを生成しているということは、ディバイディングドライバーとかイレイザーヘッドが実用化される前の初期の戦闘では、爆発の際一緒に周囲に飛散してしまっていたのか?もしそうならかなりヤバいんじゃないのか?…なんて思っちゃいましたが、今のところそういった被害者が出ていないので、その点は大丈夫そうですね。そして深夜に出現する新種のゾンダーロボ。これに対しては、激が大河長官の指示前にガンドーベルで追跡を開始します。様々な妨害等を突破して食らいつく激でしたが、最終的には路地裏に逃げ込まれてしまい取り逃がしてしまいます。ガンドーベルのホバーモードで窮地を脱するも、ビルの看板に激突して墜落する激。看板に顔だけ突っ込んだ彼の描写が笑えました。


護の証言などから、ゾンダーロボは昼間人間の姿に戻り、夜になるとゾンダーロボ化している可能性が高いとにらんだGGG。これを受けた激は、大河長官に無断でZセンサーを持ち出し、スワンやウッシーとともに捜査を開始します。何人か浮かんでいた容疑者ですが、彼らはそれぞれゾンダーロボに襲われたことで容疑者から除外されることに。捜査に行き詰る激たちでしたが、そんな彼らの前に怪しげな白バイ警官が現れます。なぜかいつも以上にゾンダー発見に執念を燃やす激。開発したてのZセンサーを持ち出して勝手に捜査を開始するなど、大河長官にバレたら始末書もののような行動をし始めます。そういえば、激って第2話あたりで大量の始末書を書かされてるシーンがあったなぁ。今まで描写されてなかっただけで、これが普段の彼のやり方なのでしょうか。激は独自にバイクの改造マニアや暴走族などを容疑者としてピックアップしていましたが、彼らは皆激の目の前でゾンダーロボに襲われたため、除外せざるをえない状況に。やがていかにも怪しそうな白バイ警官も登場しますが、やっぱり彼も無関係なのでした。この白バイ警官、序盤のシーンから登場しておりタダ者ではなさそうな雰囲気を醸し出していましたが、フタを開けてみれば本当にただの警官だった。なんだよ、ミスリードか!


激たちの前に再び姿を現したゾンダーロボは、爆走を続けてやがて世界バイクフェスティバルの会場に突入。会場内にあったバイクを吸収し、合体・巨大化してしまいます。会場には偶然徹夜で待機列に並んでいた華ちゃんたちもおり、彼女は護と謎のパトカー型メカに救出されることに。一方の凱は、出動してガイガーにフュージョン。さらにガオガイガーへとファイナルフュージョンして、ゾンダーロボに挑みます。このシーンで、華ちゃんの従兄弟であるあやめが初登場。今後も何回か登場する彼女ですが、今回が初登場回だったとはねぇ。彼女はバイクマニアらしく、深夜の世界バイクフェスティバルの会場前で徹夜で待機。この時代にも“徹夜組”がいたのか…。そんなわけで会場に居合わせていた彼女たちは、ゾンダーロボの襲撃に遭遇してしまうことに。あやめは何とか逃げ出しますが、華ちゃんは気を失って逃げ遅れてしまうことに。そんな彼女を救ったのは、護と見慣れないパトカーメカでした。このしゃべるパトカーメカこそ、GGGのメンバーの1人であるボルフォッグ。今回は変形とはせず、ただ二言三言話して彼らを救出するだけでした。


ゾンダーロボと対峙したガオガイガーは、ブロウクンマグナムを食らわせるも、なんとゾンダーロボはバラバラになってすべてが暴走バイク化。ガオガイガーの身体をはい回り、自爆攻撃を仕掛けて凱を苦しめます。なかなか突破口を開けなかった凱でしたが、護の力でゾンダーロボの本体を特定。ヘル・アンド・ヘブンで核を抜き出し、浄解に成功します。さて、中から出てきた人間は…。今回のゾンダーロボは、素体となっている人間が非力だからか、ハデな格闘戦はせず。その代わり上述した戦法を取り、ガオガイガーを苦しめます。ガオガイガーは戦闘力自体は高いですが、身体にまとわりついた敵に対処する武装を持っていないんですよね。本当に今回のゾンダーロボは厄介な敵でした。そんなゾンダーロボも、最後は護のアシストにより特定され、浄解されることに。中から出てきたのは、序盤のシーンで一瞬だけ登場していたピザ屋の配達員の女性でした。うーむ、さすがにこれはちょっと予想できなかったなぁ。

 

 

 

Number.10「光届かぬ世界」

1997年4月5日放送
登場した敵他/モチーフ:ゾンダーロボEI-11/深海艇艇長と深海艇りゅうぐう9000、海上自衛隊の潜水艦
これが勝利の鍵だ!:マリン1

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「わずか30分で、1万mの深海に行って帰ってこなけりゃならないのか。大した作戦だぜ!」


STORY:君たちに、最新情報を公開しよう!獅子王博士の手によって開発された、新型深海艇:りゅうぐう9000。命名の除幕式に護と華ちゃんが出席することになるが、ゾンダーがりゅうぐう9000に憑依。華ちゃんを乗せたまま出航し、救助に向かった護もその中に閉じ込められてしまう。GGG諜報部ボルフォッグたちの調査により、ゾンダーロボはマリアナ海溝へ向かっていることが判明。しかし、深海1万mは電波も光も届かず、そしてガオガイガーもその水圧に耐えられない未知の領域だった!どうするGGG、護たちを救えるのか!?


深海という閉鎖空間、そして未知の領域における、護とGGGの面々の苦闘が楽しめるお話。今回もディバイディングドライバーを通常とは違う面白い使い方をしており、ディバイディングドライバーの武装としての使い勝手の良さに驚かされます。深海というフィールドも効果的に使用されており、物語を盛り上げてくれました。


獅子王博士によって開発された、新型深海艇。一般公募によりりゅうぐう9000と名付けられたそれの命名・除幕式に、凱たちも出席。護と華ちゃんが除幕を担当することになります。スムーズに進んでいた式でしたが、突如ゾンダーが出現。ゾンダーはりゅうぐう9000に憑依して、華ちゃんを乗せたまま出航。後を追った護もその中に閉じ込められてしまいます。凱は急いでイークイップモードとなりりゅうぐう9000を追跡しますが、追いつけず。ボルフォッグの乗る多次元諜報潜水艦と合流します。今回ゾンダー化された人間は、りゅうぐう9000の艇長に選ばれなかった船乗り。ペンチノンに付け込まれてゾンダー化されますが、ゾンダー化された彼がやったことと言えば、ひたすら深海に潜ることでした。護がいたから今回のゾンダーロボの存在と行動に意味があったけど、もしそういったことがなかったら、ペンチノン側から見たら今回は失敗作なんじゃあ…。ゾンダーによって勝手に動き始めたりゅうぐう9000に対し、凱は急いで着替えてからイークイップモードにチェンジ。途中まで追跡しますが、相手の動きが速くさらに深海に潜ってしまったため、付近を航行していた多次元諜報潜水艦にいったん退避します。前回ビークルモードで初登場を果たしていたボルフォッグは、今回ロボット形態で登場。どっしり椅子に座って陰に隠れていたため全貌はわかりませんでしたが、忍者ロボのようなデザインをしていることが窺えます。ボルフォッグの本格的な活躍は、次回以降になるのかなぁ。


護たちがゾンダーロボ内で恐怖におびえる中、そのゾンダーロボは接触した海上自衛隊の潜水艦をも取り込んでさらに変化。より深くへと潜航を始めます。多次元諜報潜水艦に積んでいたゴムボートで海上自衛隊員を救出したGGGは、ゾンダーロボの向かっている先がマリアナ海溝ではないかと推測。護たち救出のための作戦を立て始めます。一方の護は、目の前にいるゾンダーの浄解を試みますが、やめてしまうのでした。ゾンダーロボは、偶然通りかかった海上自衛隊の潜水艦を取り込んで変化。よりいつも登場しているゾンダーロボのような形になりますが、自ら暴れまわろうとはせず、ひたすら深海に潜り続けます。今回のゾンダーの素体となった人間の欲望は、「深海に潜りたい」という思いただ1つ。破壊衝動等がなかったため、こういった行動をしたのでしょうね。暴れまわらないゾンダーロボも珍しいな。護はゾンダーの核の目の前にいたため、その気になれば浄解は可能。しかし、既にりゅうぐう9000は深度6000m近くにまで達しており、仮にゾンダーを浄解で来たとしても地上に戻れないとして、それを取りやめます。護が今回単独で浄解できない理由づけとして、こういった理由付けはバッチリ。これによりガオガイガー出動の必要性も持たせているので、上手い構成だと感じましたね。


護たちの救出作戦を立案したGGG。それを受け、凱はガオガイガーへとファイナルフュージョンし、多次元諜報潜水艦搭載の小型潜水艇:マリン1で深海6000mまで到達。それから先はディバイディングドライバーの力を応用し、水圧を回避しながらついに深海1万mへと到達します。ゾンダーロボを発見したガオガイガーは、護たちの救出を開始。途中戦闘になりますが、ディバイディングドライバーの効果のタイムリミットが刻一刻と迫っていて…。深海1万mは、電波も太陽光も届かない未知の世界。さすがのガオガイガーもそこでの水圧には単独では耐えられないため、ディバイディングドライバーを応用した潜水作戦がとられます。今回も、ディバイディングドライバーが少し変わった形で活用されることに。マリン1が潜れる深海6000mまではそれで行き、そこから先はディバイディングドライバーの戦闘フィールド形成能力をガオガイガーの周囲にのみ張り、水圧をよけながら深海1万mへと向かっていきます。以前も言ったと思いますが、本当にディバイディングドライバーは様々な活用方法がある武器ですね。やっぱりOPで叫ぶだけのことはありますよ。


ゾンダーロボには勝利したものの、ディバイディングドライバーの効果タイムリミットを過ぎてしまったガオガイガー。凱からの応答もなく作戦は失敗に終わったかと思われましたが、超竜神ガオガイガーのエネルギーを察知。ガオガイガーは超竜神に引き上げられました。ガオガイガーの手元には、光り輝く護の姿が。ガオガイガーが奇跡の生還を果たしたのは護の力のおかげだったのでした。ガオガイガーの反応がキャッチできず、作戦の失敗と凱たちの死を覚悟する激たち。しかしここで超竜神ガオガイガーを引き上げようとするシーンから、アツい展開が始まります。「レーダーにはガオガイガーのエネルギーを感知できていない」と激が言ったにもかかわらず、ガオガイガーの存在を確信してクレーンを海中に突っ込む超竜神。そして、浮上してくるガオガイガー。ここでちょうどOPの1番のサビが流れるのですが、その影響もあって展開がアツい!なんかよくわかんないけどアツいぜ!そんなガオガイガーが生還を果たしたのは、護の力によるもの。護が力を発していたのなら、それをレーダーでキャッチできるはずなんだけど…。まあ、みんな無事に帰ってこれたしいいか!

 

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第11話から第13話をご紹介予定です。来週もこのブログで、ファイナルフュージョン承認!

 

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1997年放送の勇者王ガオガイガー』使用曲「ファイナル・フュージョンです。

 

ガイガーがガオガイガーファイナルフュージョンする際、ほぼ必ずと言っていいほどかかっていたBGM。徐々に盛り上がってくる曲調、そしてインパクト大なドラムが心地よいです。

 

ガオガイガーは1号ロボにしては合体バンクシーンが長く、それもあってか比較的序盤からその合体シーンを何度も敵に狙われがち。しかし、自分の周囲をエネルギーフィールドのようなもので覆うことで、そういった妨害を避けてるんですよね。こういう設定が細かくていいよなぁ。

 

 

 

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