お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダージオウ』EP38 ちょっとした感想

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 13年越しでカブトゼクターに選ばれた男

 

 

 

王様かぁ…。アイツもさすがに、そんなことは言わなかったなぁ。『カブト』編となった今回の『仮面ライダージオウ』最大の見どころは、『カブト』第1話ではカブトに変身できなかった加賀美が、カブトゼクターを手にし、カブトに変身した点。この描写には賛否両論あり、私自身も無条件で受け入れる…とまではいきませんが、まあこれはこれでアリかなぁとも感じました(“いい”とは言っていない)。

 

お話面に目を向けると、ツクヨミがスウォルツの妹であることが発覚。ただ、その一方で「なぜ矢車がアナザーカブトに選ばれたのか」・「なぜワームがこのタイミングで再構成をかけてきたのか」ということがすべてすっ飛ばされており、よくよく考えると粗の多い展開でもありました。レジェンドを扱ってファンを喜ばせてくれるのは嬉しいんだけど、こっちもしっかりと力入れてくれないとなぁ。

 

 

 

前回、隕石を1つ撃破したものの、もう1つの巨大隕石を目の当たりにして衝撃を受けたソウゴ。ウォズの連絡により一度クジゴジ堂へ帰還した彼は、そこでウォズの作戦と、加賀美が影山に捕らえられていることを知ります。置手紙にあった場所に急行した彼らは、スキをついて加賀美を救出しますが、ジオウⅡライドウォッチやジオウトリニティーライドウォッチを、影山に奪われてしまうのでした。ウォズが考え出した作戦。それは、ジオウフォーゼアーマーの力で宇宙まで行き、隕石の内部からギンガファイナリーの力で破壊するというもの。ここで1つ驚きだったのが、ギンガファイナリーには飛行能力がないという点でした。あれだけの力を持ってるのに、飛行能力がないギンガファイナリー。意外な弱点という感じで設定としては十分アリだと感じますが、いかんせんギンガが空中浮遊したり隕石で地球に乗り込んできたりしてたから、飛行能力があってもいいんじゃないかなぁって思っちゃうなぁ…。そんなウォズがソウゴにもたらしたもう1つの情報は、加賀美が捕らえられたというもの。現場に急行した彼らは、影山の誘いに乗るふりをして加賀美を救出しますが、ジオウⅡライドウォッチとジオウトリニティーライドウォッチを持ち去られてしまうのでした。このシーンで注目したいのが、クロックアップの描写と、久しぶりに登場&活躍したコダマスイカアームズとタカウォッチロイド。クロックアップ描写は、きちんとソウゴたちクロックアップしていない側の動きが遅くなる形でガタックたちの高速移動を表現しており、当時のクロックアップ描写の再現になっていました。なんで前回からこうしなかったんだろう…。

 

矢車を問い詰めても、イマイチ彼がワームである影山にこだわること、そして彼自身の目的を探れないでいたゲイツ。矢車は影山と地球を滅ぼしても構わないと考えていたようでしたが、そこにタイムジャッカーたちの介入が始まります。矢車たちからジオウトリニティーライドウォッチなどをウールに奪わせたスウォルツは、続いて2058年の未来に飛んだツクヨミと士のもとへ。彼は彼女たちに現代に戻るよう忠告し、その場から去るのでした。この中盤のシーンで、ゲイツと矢車が再び接触。しかし、イマイチ2人の会話に進展は見られませんでした。ここで矢車が、ワームの擬態である影山のことを本当はどう思ってるかとか、アナザーカブトライドウォッチを入手した経緯とかが触れられてもよかった気がするんだけどなぁ~。今回のラストシーンで、ワームの擬態である影山に「俺はお前の弟じゃない」とまで言わせて余韻を残しているのですから、それより引き立たせるためにも、ここのシーンをもっと活用するのも面白かったのではないかなぁと感じました。そして、この後挿入されるのが、ツクヨミと士のシーン。子の描写は時間が短かったですが、その短い中でも「ツクヨミがスウォルツの妹なのではないか」ということをスパッと描写できていたのがよかったですね。スウォルツ曰く、まだツクヨミは力が覚醒しきってないみたいだけど、それでも地上から宇宙の隕石を食い止めるだけのパワーがあるんだね…。

 

再び暴れだした矢車と影山。ツクヨミからライドウォッチを渡されたソウゴは、ゲイツガタックにその場を任せ、自分たちは宇宙へ向かいます。地上でアナザーカブトたちと戦う加賀美は再び敗れてしまいますが、そこへ飛来してきたのはカブトゼクター。彼はそれを手にしてカブトへと変身。ゲイツリバイブとともにアナザーカブトとパンチホッパーを撃破。最後まで残った隕石は、ジオウトリニティーの力で粉砕されるのでした。加賀美、13年越しのカブトへの変身!隕石で隠れていた太陽が顔を出した時、カブトゼクターが飛来。東京タワーをバックにカブトへ変身…と、かなりかっこいい変身シーンに仕上がっていたのが印象的でした。とはいえ、変身しているのは加賀美。天道のようなキレのある動きの少ない戦い方ではなく、少々ドタバタしながら泥臭く戦う戦闘スタイルになっていたのが、彼らしいなとも感じましたね。その後、隕石の撃破シーンでは、ジオウトリニティーの力が生かされることに。ジオウトリニティーのキック一発で隕石破壊できるなんて、とんでもない力だなぁ。ちなみにこの直前のシーンでは、ジオウフォーゼアーマーだけでなく、ジオウビルドアーマーも久々に登場。こうして要所要所で過去に登場したフォームを出してきてくれていたのは、細かいなぁと感じると同時に嬉しかったですね。

 

 

 

隕石の脅威は去ったものの、次に彼らの前に現れたのは、あのデンライナーモモタロスらあのイマジンたちが、またまたまた帰ってきやがった!

 

次回は『電王』編の前編。イマジンたちが出てきちゃうと、否が応にもその作品が『電王』色に染まっちゃうから嫌なんだよなぁ。そういや、次回はグランドジオウに初変身するみたいだけど、『ドライブ』編はやらないのか?

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第12話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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