お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『仮面ライダージオウ』EP36 ちょっとした感想

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執拗なマンホールへのこだわり

 

 

 

全人類の、傘になれ…。『キバ』編というよりも、北島祐子編って言った方が正しいような気がする、現在の『仮面ライダージオウ』。そんな今回は、ギンガとの決着がつきウォズがギンガファイナリーの力を手に入れた他、それによりアナザーキバが倒されるという展開が描かれました。

 

数年前の殺人事件の犯人、そしてソウゴの初恋の人の正体は?前回の前編でちりばめられていた要素のほとんどが、まさかのミスディレクション。さらにそれを活用し、視聴者のほとんどが予測しなかったであろう展開をぶち込んできていたのは、やはり秀逸だと感じました。ギンガの扱いがムリヤリ感あったけど、まあこれは仕方ないでしょう。

 

 

 

突然現れた仮面ライダーギンガの力に圧倒されたソウゴたち。彼の力を恐れていたのは、スウォルツたちタイムジャッカーも同じであり、彼らはソウゴたちに、ギンガを倒すために協力と一時休戦を持ち掛けてきます。その後、スウォルツ主導で彼らは祐子にも協力を持ち掛けますが、彼女はそれを拒否して復讐を続行。さらに市街地に再びギンガが出現し、ウォズがこれに挑みます。仮面ライダーギンガの正体は、結局最後まで不明。しかし、序盤のこのシーンで、スウォルツは彼のことを「力そのもの」であると形容し、時空のゆがみにより別時空からやってきたライダーではないかと推測しています。ここで注目したいのが、“別時空からやってきた”という点。本編を見てた時は、かなり苦しい理由付けだなぁとも感じちゃいましたが、今回の次回予告で再びこの時空のゆがみについて言及がなされていることから、これは『ジオウ』終盤の展開への複線の1つになっているのではないかとも捉えることができます。それにしても、ギンガの正体が「力そのもの」っていうの、悪くはないと思うんだけど…、なんかもう一押しくらいほしかったなぁ。まあその出自はともかく、ギンガが強いことは確か。スウォルツは彼を倒すべく祐子にも協力を仰ぎますが、彼女にそれを拒否されてしまいます。「膝まづけばいい」と言ってさんざん膝まづかせておきながら、いざそれをした後は「気が変わった」として約束を反故にする祐子。ほんと、ある意味女王向きなキャラだよ…。

 

う再び祐子と出会い、自分の思っていたことをぶつけるソウゴ。その時彼の前に次狼が現れ、彼に警告とキバライドウォッチを与えて姿を消します。一方、独自に4年前の事件について調査を続けていたゲイツツクヨミは、それぞれ別の手法で、ある真実にたどり着くのでした。祐子と話し込むソウゴの前に現れた次狼。「彼女に仕えていて」云々の発言から、アナザーキバの周りにいたアームズモンスターは、次狼含めてすべて本物であったことが判明します。なんだ、てっきりアナザーキバが一緒に生み出したものかと思ってたら、そうじゃなかったんだなぁ。そんな次狼は、ソウゴが変身したジオウと多少やりあうも、割とあっさりキバライドウォッチを譲り渡すことに。しかしそれは、最後までソウゴの手で発動されることはありませんでした。同じ頃、祐子が冤罪を主張する4年前の事件について調査していたのは、ゲイツツクヨミゲイツはタイムマジーンで当時の現場に向かい、そしてツクヨミは祐子の元恋人に話を聞くことで、4年前の事件の犯人はやはり祐子であり、彼女の冤罪主張は彼女自身が自分のウソに騙された結果であることを知ります。自分自身の作りだしたウソに騙される、いや信じ込んでしまうという、空想虚言症を抱えていたと思われる祐子。この展開はちょっと予想してなかったよなぁ。まあそれよりも、4年前の事件で凶器にマンホールを使ってたことに注目させられちゃったけど…。なんなんだよ、このマンホールへのアツいこだわりは!?

 

及川らに対し、再び復讐を試みる祐子。しかしソウゴたちそしてギンガの介入により、それは失敗に終わります。ギンガとの戦いは、ジオウⅡらの連係プレーによりジオウⅡ側が勝利。これによりギンガミライドウォッチをウォズが入手し、彼らはそのまま祐子が向かった結婚式会場へ。アナザーキバとの戦闘を制したのは、ギンガミライドウォッチの力でギンガファイナリーへと変身したウォズでした。太陽の光がエネルギー源であると同時に弱点だったギンガ。なんだかBLACK RXみたいな性質してるな君!?そんなギンガに対し、三度戦闘を挑むソウゴたち。彼らはあえてジオウトリニティーにならず、ジオウⅡ・ゲイツリバイブ・ウォズで応戦。連係プレーからのトリプルライダーキックでギンガに勝利します。この戦闘シーンで、ライダー3人にトリプルライダーキックが実現。ギンガを倒せた理由はいまいちよくわかんなかったけど、まあこれはこれでいいじゃない!その後、元恋人の結婚式を襲おうとする祐子の前に駆け付けたソウゴたち。ジオウに再変身したソウゴはキバライドウォッチの力で決着をつけようとするもためらってしまい、それを見かねたウォズは、ギンガミライドウォッチでギンガファイナリーへと変身。単体でアナザーキバを撃破してしまいます。ウルトラマンギンガS』のギンガビクトリーと、名前が似ているギンガファイナリー。チート級の強さも酷似しており、あれだけ苦戦させられていたアナザーキバを簡単に封じ込め、超銀河エクスプロージョンで撃破してしまいます。ギンガミライドウォッチの力を使えば、ジオウⅡと同じく、該当のライダーのライドウォッチがなくてもアナザーライダーを撃破できるのか…。

 

祐子を失い、落ち込むソウゴ。彼は数日後、桜並木の下である女性と出会います。その女性こそ―!『キバ』ではゆり役だった高橋ユウさんが、ここで登場。よく似た別人としての出演という、『ウルトラマンX』における川久保拓司さん(弧門)のゲスト出演と同じ手法がとられていましたね。

 

 

 

「渋谷は隕石で壊滅したはずだ」と語る、謎の男性:加賀美新。そう、彼こそが仮面ライダーガタック。地獄兄弟たちをも巻き込んで、時空のゆがみにより出会った彼らとの『カブト』編が始まる!

 

次回から展開される『カブト』編では、まさかまさかの加賀美と地獄兄弟が登場。これまたどういう展開になるのか予想ができないな…。士も10話ぶりくらいに登場するし、これどーなっちゃうんだ?

 

 

 

…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第10話 ちょっとした感想」に続きます。

bongore-asterisk.hatenablog.jp

 

 

 

 

 

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