目覚めろ!その魂
アギ…アギオメガ?―アギトだ!今回の『仮面ライダージオウ』は、『アギト』編の前編。アナザーアギトが多数登場してG3を襲い、それに立ち向かうジオウたち、そして津上翔一=仮面ライダーアギトの活躍が描かれました。
『ブレイド』編に引き続き、レジェンドライダー(『アギト』)の最終回のその後のお話としてバッチリつながるお話になっていた今回。いやぁ、G3の登場や翔一の帰還には素直に感動しちゃいましたよ。アギト登場シーンもバカカッコいいですし、最近の『ジオウ』はノリに乗ってるって感じがします。
警視庁内で、アナザーアギトによるG3ユニットの襲撃事件が連続発生。そのニュースを順一郎経由で聞きつけたソウゴたちは、G3ユニットの訓練場へと向かい、そこでアナザーアギトとその異常行動に遭遇します。同じ頃、フランスからはあのレジェンドヒーローが帰国しようとしていました。冒頭に挿入されるのが、G3ユニットの戦闘訓練風景と、襲い掛かってくるアナザーアギト。どうやらG3は『アギト』最終回以降、改良や増備が重ねられ、その中で尾室くんも昇進していたようです。すぐにやられちゃってたけど、こうしてG3のその後が観れたのはよかったなぁ。でも、G3ユニットが存続してるってことは、やっぱり北條さんのV-1システムは凍結されっぱなしなんだろうね…。そんな事件を聞きつけたのが、ソウゴたち。彼らはG3ユニットの別の戦闘訓練場へと向かいますが、そこにアナザーアギトが出現。変身して戦いますが、アナザーアギトはなぜかジオウたちに目もくれず、G3ばかりを執拗に襲撃し、しかも吸血鬼方式で自分の仲間をどんどん増やしていくのでした。アナザーアギトがG3を襲うシーンは、少々ホラーチック。アナザーアギトの生々しいクラッシャーを、こんな風に使うとはなぁ。ここで気になるのが、アナザーアギトがG3を襲う理由。終盤でスウォルツが「アギトをおびき寄せるため」と言っていましたが、本当にそれだけなのかなぁ?そして、この戦闘シーンで見逃してはならないのが、ツクヨミの特殊能力。記憶を失っているという彼女の正体って、もしかして…タイムジャッカー!?
敵の正体がアナザーアギトであることを知ったソウゴは、仮面ライダーアギトと接触することを提案。ネット検索をもとに真魚のいるレストランを訪れますが、タイミングが悪く翔一には会えずじまい。その後、再びG3がアナザーアギトに襲われているという情報を受け、現場に急行しジオウトリニティとなってアナザーアギトを倒しますが…。『アギト』本編で女子高生だった真魚は、今はレストランAGITΩのスタッフとして登場。ああ…、この設定、この設定がいいよ!そんな彼女に対し、ソウゴはいきなり訪れるやいなや、「仮面ライダーアギトはいますか?」「王様になるために会わないといけない」と言いだし、彼女を混乱させてしまいます。今までもソウゴは大胆というかムチャな行動はあったけど、今回はかなりひどい(ほめてます)。これ聞いて笑わない視聴者っているのかなぁ。残念ながらこの場では翔一に会えなかったソウゴたちでしたが、代わりにアナザーアギト出現の報せをキャッチ。現場に急行し、ジオウトリニティとなってそのうちの1体を倒しますが、その直後残りの数体は姿を消していたのでした。前回に引き続き登場、ジオウトリニティ。ジカンデスピアーとジカンジャックローの併用技のシーンは、CGエフェクトマシマシでカッコよかったなぁ。ウォズによる名乗りシーンは、ちょっと「えぇ…」って感じだったけど、まあ前回があやふやな名乗りだったから、改めてカッコよく名乗りをしたかったんでしょうね。
ソウゴたちが戦っている頃、スウォルツに呼び出されたツクヨミは、アナザーアギトの襲撃を受けることに。抵抗もむなしく彼女はやられそうになってしまいますが、そんな彼女の前に現れる男が一人。その正体は日本に帰国していた翔一であり、彼は彼女の目の前でアギトに変身アナザーアギトと戦い始めますが…。ツクヨミと二言三言会話した直後に、彼女をアナザーアギトに襲わせるスウォルツ。ここで彼女を襲った理由は、彼女の力をもう一度その目で確かめるためでもあったのでしょうね。そんなピンチの彼女の前に現れたのが、津上翔一=仮面ライダーアギト。オルタリングを装着したままゆっくりと歩いてきて、アナザーアギトと格闘しながら変身するという、ドチャクソカッコいい変身を見せてくれました。アギトの登場にこれだけ興奮したのは、本当に久しぶり。マジで、『ジオウ』のレジェンドヒーロー登場シーンの中では一番カッコいい登場の仕方じゃないのかなぁ。このようにして現れたアギトは、アナザーアギトと戦闘を開始しますが、そこへ大量のアナザーアギトが出現。周囲を固められてしまいます。数面では圧倒的に不利な状況。さあ、アギトはこの状況をどう乗り越えるのか!?
着実に増殖していくアナザーアギト。スウォルツの真の目的がわからない中、戦い続けるジオウたちとアギトは、やがて合流。両者の連携プレーによる戦闘が始まった!
次回は『アギト』編後編!アギトが強化変身するのは、なんとシャイニングフォームではなくトリニティフォーム!うおお、チョイスもさることながら、トリニティフォームの久々すぎる活躍が観れるだなんて、最高じゃないか!
…というワケで、記事は「『騎士竜戦隊リュウソウジャー』第5話 ちょっとした感想」に続きます。
bongore-asterisk.hatenablog.jp
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