お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『太陽の勇者ファイバード』ちょっとした感想 Sunrise.10(第28~30話)

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今回は、太陽の勇者ファイバード』の感想記事第10回目です。

 

ファイヤージェット大破!?登場、ファイヤーシャトル!!今回ご紹介の3話では、勇者シリーズではおなじみの2号ロボ登場回が存在。新メカ:ファイヤーシャトルが登場し、その変形・合体形態としてグランバード/ジェット合体グランバードが登場する形になりました。ファイバードとは対照的に、銃火器を使って敵を倒していくそのスタイル、カッコいいぜ!その一方で、ドライアスたちの暗躍では気になる点も…?

 

 

 

 

 

 

第28話「凍りついた夏」

1991年8月17日放送
登場した敵他:ドロータス(メカ獣)

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「上手くやろうとするから固くなるんだ。自然体でやってみればいいんだよ。」


STORY:夏休みということもあって、海にやってきたケンタたち。ところが世界は突然謎の雲に覆われ、気温は急激に低下。一気にマイナス13度にまでなってしまう。この異常気象をドライアスの仕業とにらんだ天野博士は、勇太郎を現場に派遣。勇太郎はそこでメカ獣に遭遇するが、メカ獣の攻撃によりファイバードとして氷漬けにされてしまった!応援に駆け付けたサンダーバロンも凍てつく中、ケンタのミラクルファイヤーガンが火を噴いた!


夏休みのケンタたちを襲う異常気象をめぐるお話。ここ最近活躍が目立っていたガードチームは登場せず、バロンチームが活躍する形になりました。前半の何気ない描写が、後半ファイバードたちを救うことになるとは、思いもしなかったなぁ。


夏休み中のケンタたちがやってきたのは、あっぱれ海岸。今年こそサーフィンをできるようにすると気合いを入れるケンタでしたが、すぐにコツを習得してしまう勇太郎とは真逆で失敗ばかり。そんな時、空が急に曇りだし天候は一変。気温も急に下がり始め、夏らしくない気候になってしまうのでした。あっぱれ海岸はテレビのキャスターが取材に来るほどの人気スポット。モモコも取材に訪れますが、勇太郎とケンタにそれを妨害されてしまいます。彼女もだんだん彼らの存在を覚えてきたようですが、正体についてはまだ知らなさそう。彼女が彼らの秘密を知る日は来るのか…?サーフィンをマスターすると意気込むケンタでしたが、勇太郎が驚くべきスピードで完全に波を乗りこなす一方で、ケンタは失敗続き。落ち込むケンタに対し、勇太郎はコツとして「自然体でいること」をアドバイスします。このアドバイスにより、徐々にサーフィンができるようになっていったケンタ。そしてこのことが、後半の展開にかかわってくるとは意外でしたね。ちなみに、ケンタたちとともにハルカや天野博士、そして国枝美子まで一緒に海にきており、それぞれ思い思いのスタイルで過ごして海を満喫。美子はアンドロイドであり宇宙エネルギー生命体である勇太郎の身体に興味を持っており、それを部分的に研究した天野博士の話も熱心に聞いています。ケンタたちの秘密を知って以降、美子と彼らの関わりも増えましたね。


世界を襲った寒さは1日2日では収まらず、しかもさらに気温は低下。数日後には東京でマイナス13度を観測し、吹雪が吹くほどになってしまいます。この異常気象の原因がドライアスの仕業だと推測した天野博士は、勇太郎を寒気の発信源だと思われるところに向かわせるのでした。東京どころか、世界各地の気温がどんどん低下。東京都庁は雪まみれになり、ビールの売り上げは大幅ダウン。農作物は大打撃を受けるなど、社会システムにも影響が出るようになってしまいます。描写は一瞬でしたが、今回の作戦はかなり世界に打撃を与えていることが窺えますし、これもしかすると以前のアメリカ征服作戦並みに(ドライアス側から見て)効果がある作戦だったんじゃないか?一方博士は、気温の変動具合からこの天候が人工的に作られたものであると推測。さらに「こんなことをするのはドライアスの可能性が高い」ということで最も気温が下がっている場所をあぶりだし、勇太郎を現地に向かわせます。時間の都合上博士の会話シーンが短いせいで、博士がいつも以上にきびきび行動している感じに。博士がカッコよく見えたぞ!


しばらく経っても勇太郎から応答がないことを心配したケンタは、博士が開発したミラクルウォームスーツとミラクルファイヤーガンを装備してサンダージェットで現場に急行。同じ頃勇太郎はメカ獣を発見しファイバードとなって戦いを挑みますが、スキをつかれて氷漬けにされてしまいます。勇太郎は当初異常気象の原因が空中にあるのではないかと考えていましたが、一向にそれらしきものが発見できなかったため、考えを変えて地上付近を飛行。そこでメカ獣を発見し、戦闘になります。今回のメカ獣はカメ型。カメでいう甲羅に当たる部分が凍っていてカモフラージュにもなっており、なかなか興味深いデザインをしています。勇太郎はファイバードとなって立ち向かいますが、武装合体ファイバードになった直後、足を凍らされて身動きが取れない状態になり、そのまま氷漬けにされてしまいます。武装合体ファイバードになる直前のシーンでは、ファイバードがフレイムブレスターにつかまって飛行しながら攻撃するという珍しい技も披露。『仮面ライダークウガ』のゴウラムとペガサスフォームを思い出しました(制作年としては『ファイバード』の方が古いですが)。


ケンタとともに現場に駆け付けたバロンチームは、サンダーバロンに合体するも、すぐファイバードと同じく氷漬けにされてしまうことに。残されたケンタは、博士から託されたミラクルファイヤーガンとサーフィンの技術を駆使し、ファイバードたちを復活させることに成功。武装合体ファイバードとサンダーバロンの連携攻撃が、メカ獣を木っ端みじんに撃破するのでした。ロボが2体とも行動不能にされ、大ピンチのケンタ。ラクルファイヤーガンも対象に接近しなければ効果がないことに気づいた彼は、勇太郎の言葉を思い出しながら雪山の斜面をサーフィンのように滑走。一気に接近して渾身の一発を撃ち込み、ファイバードたちを救出します。序盤に出てきたサーフィンに関するシーンが、この場面で大いに生かされることに。「サーフィンよりもスノーボードじゃないか?」とツッコミたくもなるけれど、まあいいじゃないですか。今回の戦闘シーンはフィニッシュにも工夫がなされており、武装合体ファイバードがフルブラストによる全弾発射でメカ獣をひるませた後、サンダーバロンがメカ獣に突撃して風穴を開けて撃破!サンダーバロンがアシストの役回りではなく、こうして敵を文字通り撃破したのって今回が初めてじゃないかなぁ。突撃したサンダーバロンの姿は、ウルトラマンの登場シーンのようなポーズになっており、ちょっとニヤリとさせられましたね。

 

 

第29話「飛べ ファイアーシャトル

1991年8月24日放送
登場した敵他:グライパー(メカ獣)、3獣合体ドライアス

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「博士…。ファイヤーシャトルを、借ります!」


STORY:赤字の家計に苦しみながらも、燃え尽きる人工衛星を見に出かけたケンタたち。ところが人工衛星海上で大爆発。これは、ドライアスたちによる大都市破壊作戦の始まりに過ぎなかった。無理してファイヤージェットで宇宙に飛び立った勇太郎とケンタだったが、ドライアスの攻撃でそれは大破。サンダーバロンとスーパーガーディオンも苦戦を強いられてしまう。大ピンチの勇太郎が新メカ:ファイヤーシャトルにエネルギーを与える時、勇太郎は新たな姿を手に入れた!「ファイヤーシャトル!チェンジ、グランバード!!」


宇宙警備隊、宇宙へ!今回のお話は、ファイヤージェット大破によるファイバード出動不能、ファイヤージェットのデビューによるグランバード&ジェット合体グランバードの初登場回になりました。1号ロボ用のメインメカが大破→代わりに2号ロボ用のメカ登場というのは、やはり「勇者シリーズ」では恒例の展開なんですね。


天野博士の家計は火の車状態。博士のお気楽っぷりに悩まされるハルカでしたが、博士が開発しているものを知ってさらにビックリすることに。そんな時、人工衛星が墜落してくるという情報を得たケンタたちは、それが見られる場所へ出かけますが、人工衛星は予想とは違い海上で大爆発。この事件の犯人は、やはりドライアスたちでした。天野博士の家計は毎月のように赤字状態が続いているらしく、今月は電気料金として50万円の請求が。お金のやりくりに頭を悩ませるハルカでしたが、博士の態度を見て思わずブチギレてしまいます。当然ながら、収入よりも支出が大幅に上回っているため赤字になる天野家の家計。申告逃れで税金をちょろまかしていても大赤字なようですが、そもそも収入はどこで得てるんだろう?天野博士もハルカも働いているようには見えないし…。特に今月の電気料金が異常な数字を記録していたのは、博士が新メカ:ファイヤージェットの開発の最終段階に入っていたから。博士がファイヤージェットの説明に入ろうとした時、マイナスエネルギー検知器が人工衛星墜落の情報をキャッチ。通常大気圏に入る直前で燃え尽きるはずの人工衛星ですが、なぜか大気圏を突破し海上で大爆発してしまいます。やっぱり今回の事件もドライアスの仕業。彼らは人工衛星に特殊コーティング剤を吹き付け、隕石のように地球に落として大都市を破壊しようとしていたのでした。たまにかなり恐ろしい作戦考えるよなぁ、この人たち。


宇宙空間での活動はファイヤーシャトルの方が有利なため、急ピッチで開発を進める博士たち。しかし事態はどんどん深刻化していたため、勇太郎とケンタは先行しファイヤージェットで出動します。宇宙空間に到達した勇太郎はそこで人工衛星の集合体を発見し潜入しますが、その間にドライアスが来襲。ケンタはファイヤージェットを操縦して攻撃を回避しますが、完全に逃げ切ることはできませんでした。実は、スペック的にはファイヤージェットでも大気圏の離脱は可能。しかし、地球への往復の燃料を考えると宇宙空間ではほとんど活動できないらしく、ここにファイヤーシャトルの必要性をちゃんと理由付けしているのがしっかりしていますね。しかしファイヤーシャトルの開発が間に合わなかったため、ケンタたちはファイヤージェットで宇宙へ。訓練なしで強烈なGを乗り切り、初めて見る宇宙空間を感慨深げに見つめながら、勇太郎と会話します。目を覚ましたケンタが見た、初めての宇宙空間。そこで彼は、地球の美しさとファイバードたちの星のことについて話します。どこか悲しげに宇宙を見つめる勇太郎に対し、「やっぱり、自分の星に帰りたいの?」と問うケンタ。ここで勇太郎は肯定も否定もしませんでしたが、やっぱり彼の表情を見るからに、自分の星に帰りたいという気持ちもあるんだろうなぁ…。


ドライアスの追撃をかわせなかったケンタは、勇太郎のおかげで脱出するも、ファイヤージェットは大破。その直後完成したファイヤーシャトルとエースバロン、スーパーガーディオンが応援に駆け付けますが、彼らの力でドライアスたちを相手にするのはさすがに分が悪く、さらにファイヤージェットの応急処置も不可能ということが判明し、勇太郎は追い詰められます。ケンタは無事だったものの、ドライアスのビームの雨あられを受けファイヤージェットは損傷。爆発まではしなかったものの、飛行能力も失い大破状態になってしまいます。今後の展開がわかっているとはいえ、今まで戦ってきたメカが無残にやられてしまうのは悲しい展開です。勇太郎たちは博士が乗ってきたファイヤーシャトルに救出され、ドライアスを止めるべくサンダーバロンとスーパーガーディオンが奮闘。しかし巨大な人工衛星の塊とメカ獣、そしてドライアスの3体ではかなりキツく、彼らの攻撃を食い止めるのがやっとという状態になってしまいます。このシーンでは、スーパーガーディオンよりもサンダーバロンの活躍の方が目立つ形に。巨大な人工衛星の塊を必死に止める奮闘っぷりが印象的でした。


サンダーバロンたちの戦いを見た勇太郎は、ファイヤーシャトルにファイヤージェットと同じようなエネルギーを分け与えることに。するとファイヤーシャトルは勇太郎の掛け声とともにファイヤージェットのように変形。グランバードへと合体します。グランバードはその機動力でドライアスたちを圧倒し、さらにブレスタージェットを召喚してジェット合体グランバードへと強化合体。最後はメカ獣をグランキャノンで吹っ飛ばして逆転勝利を収めるのでした。ついに登場、グランバード!玩具などではグレートファイバードへの合体の都合上少々ボテッとした感じになっていますが、アニメ上のグランバードはファイバードに引けを取らないくらいのカッコよさとプロポーションを誇っていました。そのデザインもそうですが、それよりもシビれるのが必殺技:グランキャノン!『特警ウインスペクター』のギガストリーマーのように構え、相手をロックオンして豪快に発射!フレイムソード・チャージアップのバンクシーンも好きだったけど、こっちのバンクシーンも好きだなぁ。うーむ、甲乙つけがたい!

 

 

第30話「狙われた宇宙基地」

1991年8月31日放送
登場した敵他:サベイジャー(メカ獣)、3獣合体ドライアス

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「てめぇらの悪事を許すなと、天が俺を遣わしたんだろうよ!」


STORY:天野博士の研究所がキャッチした無線。それはスペースシャトルヘラクレスの救難信号だった。NASAよりも一足先に救援に向かった勇太郎たちだったが、その間にNASA基地がドライアスたちにより占領され、彼らはその真っただ中に着陸することになってしまう。危機を潜り抜けテシター殲滅を図ったケンタたちだったが、それを逆に利用されて宇宙空間で大ピンチに!グランバードは、ケンタたちを救いメカ獣を倒せるのか!?


前回に引き続き、グランバードが大活躍するお話。地球と宇宙をまたにかけたお話が展開され、次々に新要素が出てきてはキャラたちがそれに対応するという様子が描かれているので、観ていて全く飽きない構成にもなっています。やっぱり、グランバードの活躍は宇宙の方が際立ちますね。


研究所の地下の秘密基地に国枝美子を招待し、ほめちぎられて照れ気味な天野博士。ケンタも併せてほめられますが、その時物置に倒れ掛かって中のものをひっくり返してしまうことに。その中にあったオカリナを見つけた勇太郎は、それを上手いこと吹いてみせますが、そんな時研究所の通信機が救難信号をキャッチします。ファイバードたちの秘密を知った美子ですが、研究所の地下施設を案内され、さらにはエースバロンの発言からも完全に仲間扱いされていることが窺えます。以前ケンタと並ぶ宇宙警備隊地球特別隊員に任命された美子ですが、今後宇宙警備隊と連携して何かするってことはあるのかなぁ。美子に褒められてすっかりのろけた博士とケンタが、物置の中のものをひっくり返して出てきたものが、オカリナ。博士が子供の頃に吹いていたものでほこりがたまっていましたが、勇太郎はそれを器用に吹きこなしてみせるのでした。ここで勇太郎が吹いた曲は、自分の生まれた星での音楽。この音楽こそ、実は終盤で重要なカギになってくる要素になります。もうこの時点から伏線張ってたんですね。


スペースシャトルヘラクレスからの救難信号をキャッチした勇太郎たちは、ファイヤージェットで急行。見事乗組員をスペースシャトルごと救出します。しかし、同じ頃地球では別の事件が発生。勇太郎たちが着陸予定のNASAの基地がドライアスたちによって占領され、大気圏突入の影響で通信ができなかった勇太郎たちは、敵の真っただ中に着陸してしまいます。ヘラクレスの救難信号はNASAもキャッチしていましたが、NASAスペースシャトルでは間に合わないと察した博士が勇太郎たちに出動を命令。彼らは宇宙空間でヘラクレスごと乗組員を救出します。今回初めて、ファイヤーシャトルの発進シーンが公開。山の真ん中が開いてロケット発射台がせり出し、宇宙空間に向かって発進していくそのさまは、『ウルトラセブン』のウルトラホーク2号をを想起させてくれました。そういえばファイヤージェットの発進シーンはウルトラホーク1号と似てるし、もしかしてこれ狙ってやってるのか?勇太郎たちはヘラクレスの乗組員と船外で作業していた気弱な宇宙飛行士:アルバートを救出。地球に帰還しますが、帰還先のNASA基地はドライアスの手に堕ちており、大量のテシターたちを宇宙へ射出しようと、シュラとゾルが画策していました。シュラとゾルがなぜこのようなことをしようとしていたのかは、今回の時点では不明。グレートファイバード登場回あたりまで引っ張る気だな?


NASA基地の異常を知った勇太郎は、ケンタたちと別れグランバードとなってドライアスやメカ獣と戦闘開始。バロンチームも応援に駆け付けて管制室から職員たちを救出します。ケンタたちは大量のテシターを一網打尽にすべく、乗り込んでいるスペースシャトルの自爆装置を起動させますが、ドライアスの手で逆に自分たちも閉じ込められて宇宙に射出されてしまいます。今回は早い段階で勇太郎もグランバードへと合体。NASA基地という広いスペースでドライアスやメカ獣と激しい戦闘を繰り広げてくれました。バロンチームも管制室を破壊して職員たちを救出するなどの活躍を見せますが、その一方で、忘れてはならないのがケンタたちの活躍。数話前に配備されたフレイムショットを用い、バッタバッタとテシターたちを倒していきます。アンチテシターガンは改良型テシターには通用しませんでしたが、このフレイムショットは効果抜群でしたね。勢いづいたケンタとアルバートは、テシターたちがスペースシャトルに乗り込んでいるのを見て、自爆装置を利用して一網打尽にすることを発案。リスターを使ってシャトル内に侵入し自爆装置を起動しますが、それをドライアスに逆に利用されてしまいます。自爆装置のタイムリミットは300秒=5分。ケンタたちがそのシャトルで宇宙空間に到達した際のタイムリミットの残りが190秒になっていたことから、わずか2分足らずで宇宙に到達したことになります。え~、そんなに宇宙って早く行けるものなのかなぁ。


自爆の危機に陥ったケンタとアルバートは、博士の指示を受けながら回路の接続に成功。コクピット部分を分離し脱出に成功します。その直前に、グランバードも宇宙空間へ到達。ドライアスの攻撃に悩まされますが、ジェット合体グランバードに合体したことでドライアスをひるませ、さらには後を追ってきたメカ獣もグランキャノンで撃破するのでした。イムリミットが迫る中の脱出への試行錯誤は、やはり手に汗握るシーン。なんで博士がスペースシャトルの回路図を持っているのかはさておき、今まで気弱だったアルバートがここで男を見せてくれます。自力で残りの回路を発見し接続に成功させるアルバート。頼りなく見えるけど、やっぱり宇宙飛行士としての知識はちゃんと持ってたんですね(当たり前)。同時期に宇宙空間に到達したグランバードは、ドライアスと戦ったのちケンタたちをシャトルの爆発からかばって危機を回避。ドライアスは逃走したため残りはメカ獣のみとなり、これをグランキャノンで倒しました。ドライアスはブレスタージェットの攻撃を受けたのち、スペースシャトルの自爆をもろに食らったため逃走。中に乗っていたテシターたちの残骸が宇宙空間に散ることになりました。それにしても、先述の通り今回彼らが宇宙空間で何をやろうとしていたかはやはり不明。次の展開が気になってくるなぁ。

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第31話から第33話をご紹介予定です。来週も、世界平和だ!

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1991年放送の太陽の勇者ファイバード』使用曲「グランバードです。

 

『ファイバード』における主人公機2号ロボであるグランバード。全体的なフォルムはファイバードよりもがっしりしている印象を受けますが、その合体BGMは逆にファイバードよりも軽快なものになっています。

 

ランバード→ジェット合体グランバードの必殺技は、相手をロックオンして豪快に放つグランキャノン。この必殺技バンクシーンがまたカッコいいんだよなぁ!そういえば、一部シーンが『マイトガイン』のパーフェクトキャノンと酷似している部分があったけど、もしかして『ファイバード』のこの映像を流用してるのかな?

 

 

 

 


太陽の勇者ファイバード 【OST】 グランバード~グレートファイバード/渡辺俊幸

 

 

 

 

 

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