お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『太陽の勇者ファイバード』ちょっとした感想 Sunrise.11(第31~33話)

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今回は、太陽の勇者ファイバード』の感想記事第11回目です。

 

登場、グレートファイバード!今回ご紹介のお話で、ファイバードのグレート合体であるグレートファイバードが登場。“最強合体”の名にふさわしい強さを見せつけてくれました。詳細は後述しますが、初登場時はそのカッコよさのあまり泣きそうになっちゃったよ、マジで!!

 

 

 

 

 

 

第31話「エースバロンと嘘つき少女」

1991年9月7日放送
登場した敵他:ガイロス(メカ獣)

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「想像だけで話してると、誰からも相手にされなくなっちゃうよ。」


STORY:宇宙電波研究所の近くに住む少女まゆみは、地元では有名なウソつき少女。今日も自分の想像で物を語って人々を困らせるが、偶然彼女の伝えた情報が天野博士たちのもとにも入り、バロンチームが調査に向かうことに。何も発見できずあきれるケンタだったが、エースバロンは彼女をまだ信じてやりたがっていた。そしてとうとう、まゆみは本物の宇宙船を目撃するが、誰も信じてくれない。彼女のもとに唯一駆け付けたのは…エースバロンだった!


狼少年のお話をモチーフにしたような少女:まゆみが登場するとともに、エースバロンの優しさが感じられる回。まゆみが根も葉もないことを言っていたことが判明した後も、優しく諭す彼がカッコいいですね。その一方で、今回もドライアスたちの目的は不明。一体ヤツらは、何をしようとしているんだ?


世界各地の宇宙電波研究所が、何者かの襲撃を受け壊滅。そのニュースを見た少女まゆみは、次は日本のそれが襲われると思い込み、あちこちに電話などで通報。ところがほとんどの人からも相手にされません。この情報に唯一食いついたのは、警察等の情報を傍受していた天野博士たちでした。サブタイトルは「噓つき少女」となっていますが、まゆみはウソつきというよりも自分の妄想をもとに行動し発言しちゃうタイプの子。なので彼女には一切悪気がないため、そういう意味では厄介な子といえるかもしれません。まゆみは自宅近くの電波研究所に忠告しに行った他、東京の新聞社やマスコミ関係にまで片っ端から連絡。しかしやっぱり相手にしてもらえません。このシーンで非常に興味深いのが、登場する新聞社。新聞社の名前こそ違いますが、建物自体は『エクスカイザー』でコウタのパパ:ジンペイが勤めていた東都新聞社と同じ。記者の中には、これまた徳田オサムと酷似した人物が登場しています。やっぱりこれも、『ファイバード』にエクスカイザーたちが客演するかもしれないってことの名残なのかな?そんな彼女の情報に唯一反応したのが、天野博士。ウソかどうかはわからないため、バロンチームを調査に向かわせます。ファイヤージェットの修理中だった博士ですが、それより気になるのが、警察等の無線や情報を傍受していたこと。これって、一歩間違えば犯罪じゃあ…。


佐津田刑事からの注意を受け、落ち込むまゆみ。そんな彼女のもとにバロンチームとケンタが到着します。念のため周囲を調査しますが、異常は発見できないうえにまゆみの評判を聞いてあきれるケンタ。そんな彼とは対極的に、エースバロンはまゆみに優しく接します。まゆみからの通報を受け駆け付けた佐津田刑事でしたが、彼もまゆみの通報が根も葉もないことだとわかっていた様子。ちょっと嫌味な感じで注意して帰っていきますが、わざわざ彼女の元まで来てこうしたことをしたのは、彼なりの優しさなんでしょうね。佐津田刑事と入れ替わる形で調査にやってきたケンタたちは、電波研究所でまゆみの評判を聞き彼女と遭遇。地元では有名なウソつきだと聞いたケンタは素っ気ない態度を取りますが、エースバロンはそういった事実を知ってもなお彼女に優しく接し、何かあれば必ず守るといって去っていきます。こういった対応ができるのは、やっぱりエースバロンだからという感じ。ガードチームのあのメンツじゃ、ガードファイヤーかガードウイングあたりが説教始めそうだからなぁ…。ちなみに、まゆみがこのような少女になってしまった理由付けもちゃんと存在。親と離れ離れになっちゃったことが原因だったようですね。


とうとう本当に宇宙船を目撃したまゆみ。あらゆるところに連絡を入れますが、やっぱり相手にしてもらえず。ガードスター経由でまゆみからの通報を知ったエースバロンはそんな彼女のもとに駆け付け、一度は何も発見できず引き返そうとしたものの、二度目の調査で不審なものを発見し、まゆみの通報が正しかったことを証明します。ガードスターから「まゆみちゃんから通報があった」という知らせを聞いた天野博士たち。ケンタはどうせウソだろうと相手にしませんが、エースバロンは念のため調査しようということで、ケンタとともに現場に向かいます。エースバロンが出動しようとする直前のシーンでは、まゆみの行動に対する勇太郎の興味深い解釈が。「実際に電波研究所が襲われないと決まったわけではないため、彼女が一概にウソを言っているとは言えないし、彼女の発言がまだウソと決まったわけではない」―。意見は分かれるところでしょうが、私はこの解釈の仕方はアリだと感じましたね。まあでも、実際にケンタたちの側になったら、そんな優しいこと言えないと思うけど…。調査に向かったエースバロンは、最初は電波研究所の異常を発見できず。しかしまゆみの必死の表情がどうしても気にかかり、再度調査したところ敵の痕跡を発見します。まゆみが言っていた宇宙船の着陸地点には、何かが地面を掘削したような跡が。「なんで気づかなかったんだろう」と言うエースバロンですが、本当にその通りだよ!


正体を現した敵は、やはりドライアスたち。シュラはメカ獣を操って電波研究所の破壊をもくろみますが、これにサンダーバロンが応戦します。ケンタもまゆみとともに電波研究所の所員たちを救出。仕掛けられた爆弾もサンダーバロンの手によって無力化され、メカ獣はジェット合体グランバードとサンダーバロンのコンビの前に敗れ去りました。今回の事件もやっぱりドライアスたちの仕業。シュラがメカ獣を操り、ファイバードたちにバレないように隠密行動で世界各地の電波研究所を破壊していました。しかし、ここで普段と違うのが、前回と同じく彼らがなぜこれをしようとしたのかが不明なところ。前回今回と宇宙に関する施設を襲撃していることから、なにか宇宙でドデカいことをやろうとしているのは間違いないですね。そして、終盤の戦闘シーンでは、やはりサンダーバロンと、そしてケンタが活躍。サンダーバロンはメカ獣と戦いながら、グランバードがメカ獣の相手をしている間に爆弾を無力化。ケンタもフレイムショットでテシターの大群に突入し、研究所員の救出に成功しました。メカ獣へのトドメのシーンでも、サンダーバロンが大活躍。ジェット合体グランバードの援護を受けながら、サンダーバロンが必殺技サンダークラッシュ(敵への突撃)で勝利。ランバードの販促の関係もあって、グランキャノンでフィニッシュしてしまうだろう…と思っていましたが、こうしてしっかりサンダーバロンを活躍させてくれたのは嬉しかったですね。

 

 

 

第32話「出た!最強合体」

1991年9月14日放送
登場した敵他:マスジャイバー(メカ獣)、3獣合体ドライアス

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「そうだ!ファイバードとグランバード、2つの力を1つにすれば…!!」


STORY:人類の夢ともいえる月面基地の発射台がついに完成。ところがそこは、一瞬のうちにしてドライアスたちに占領されてしまった。発射台を利用し隕石の雨で世界を壊滅させようとする彼らの前に、敢然と立ち向かう勇太郎たち。しかしメカ獣とドライアスのパワーの前にかなりの苦戦を強いられてしまう。駆け付けたファイヤージェットに着想を得た勇太郎は、ついに究極の姿へと変わった!「最強合体!グレートファイバード!!」見るがいい、これが正義の力だ!


グレートファイバード、衝撃のデビュー!今回はサブタイトルからも明らかなとおり、グレートファイバードの初登場回でした。その登場回にふさわしく、ドライアスたちの作戦もかなりの大規模。第30話から続く不可解な行動の謎にも決着がつきました。グレートファイバード、本当にカッコよすぎて涙出ちゃったよ…。


開発が進むNASA月面基地。その目玉となるのが、新設された発射台。これによりスペースシャトルの発射がスムーズとなるはずでしたが、そんな月面基地はドライアスの襲撃を受け陥落。その発射台には岩石が乗せられ、地球へ発射されようとしていました。ドライアスの活動を察知した勇太郎たちは、急いで月面に向かいますが…。ドライアスたちが第30話頃から不可解な行動・作戦ばかりをしていたのは、今回の作戦のため。以前からドライアスたちはこの月面基地の発射台を利用した作戦を計画しており、それには大量のテシターが必要なためその輸送(第30話)と、事前に察知されないように電波研究所の破壊・妨害(第31話)をやっていたのでした。でもまあ、2つの作戦は失敗してる上に結局ドライアスたちは自前の装備で来てるので、「今までの作戦は別にいらなかったんじゃない?」となりそうですが、まあこれは結果論か。今回の舞台となるNASA月面基地には、発射台のテストの取材のためにモモコたち一行、そして発射台のメイン技師としてアルバートが登場。第30話での単発キャラかと思われていたアルバートが、ここで出てくるとはなぁ!


ファイヤーシャトルで月面に向かう勇太郎たちでしたが、1回目の隕石の発射には間に合わず、サンダーバロンとスーパーガーディオンに応援を要請。彼らが食い止めたことにより危機はギリギリのところで回避されます。ケンタとともに月面基地に突入した勇太郎でしたが、モモコを人質に取られたせいで思うように身動きが取れず、自分も捕らわれの身となって3回目に発射予定の隕石に括り付けられてしまいます。1回目の隕石の発射は、ファイヤーシャトルが月面に向かう道中で開始。方向転換しても撃墜できないため、サンダーバロンとスーパーガーディオンがそれを食い止めるべく出動します。隕石が落ちては地球に大被害が出るため、てっきり撃ち落とすのかと思いきや、彼らがとった行動は第29話の人工衛星と同じく「押し戻す」。しかし今回は前回のようには上手くいかず、大気圏を突破して海底に落ちてしまいます。落ちたところがたまたま海底で、しかもサンダーバロンとスーパーガーディオンが生きていたからよかったものの、ちょっとでも間違えたら大惨事だったなぁ。というか、海に墜落した時点で島1つが消し飛んじゃってるので、危機を完全に回避したとは言えないんだけどね…。月面基地に到着した勇太郎は、監禁されていた人々の避難をケンタに任せ、自身はコントロールルームへ。そこでDr.ジャンゴたちを発見しますが、モモコが人質に取られていたため拘束され、自分の目の前で東京に向けて隕石が発射されてしまいます。ここでAパートが終了。怒涛の展開にどんどん引き込まれて、思わず時間を忘れちゃうくらいでした。


奇跡的に生きていたサンダーバロンとスーパーガーディオンは、第2弾の隕石を宇宙空間で破壊することに成功。ケンタも勇気を振り絞ってコントロールルームに突入し、テシターたちを殲滅。アルバートのアシストでジャンゴも倒し、勇太郎を救出します。勇太郎はジェット合体グランバードとなりますが、3獣合体ドライアスが参戦してきたことで戦局は依然劣勢のままで…。海底から這い出たサンダーバロンとスーパーガーディオンは、今度は宇宙空間で隕石を破壊しようという結論に至り、それを実行。うーん、第1弾からそれを実行していればこんなことにはならなかったのに…。勇太郎の救出シーンでは、ケンタが大活躍。シュラが居なくなったところを見計らって、フレイムショットでコントロールルームに突入し、テシターたちを全滅させることに成功。フレイムショットが人間に効果がないことを見破っていたジャンゴに追い詰められますが、ここはアルバートの一撃で難を逃れます。第30話に続き、やる時はやってくれるアルバート。今回もナイスアシストでした。アルバートの操作により脱出、ジェット合体グランバードへと合体した勇太郎。メカ獣を追い詰めますが、3獣合体ドライアスが現れたことで再びピンチに陥ります。ドライアスとのバトルでは、月面をお互い滑るように走りながらビームの撃ち合いをするシーンも。このバトルシーンがアツい、アツい!


ピンチのジェット合体グランバードのもとに駆け付けたのは、修理が終わったばかりのファイヤージェット。ファイバードとグランバードの2つの力を合わせることを考えたジェット合体グランバードは、エネルギーを注入したうえで、ファイバードとグランバードの合体形態:グレートファイバードに合体。グレートファイバードは今までとは違いドライアスに全くひるむことはなく、最後はフレイムソード(グレートフレイムソード)でメカ獣を文字通り叩き斬るのでした。3話ぶりに登場、ファイヤージェット。勇者シリーズで1号ロボ用のメカが一時退場するのはよくある展開ですが、ファイヤージェットの復帰はシリーズの中でもかなり早い方ではないでしょうか。そんなファイヤージェットの姿を見て、ファイバードとグランバードの2つの力を合体させることを考えたジェット合体グランバード。彼はファイヤージェットに新たなエネルギーを注入し、“最強合体”。グレートファイバードになるのでした。グレートファイバードは、「最強合体」という名にふさわしいくらいの強さを発揮。今までほとんど歯が立たなかったドライアスに対しても真っ向から勝負を挑み、剣戟で優勢に。さらにメカ獣がかばったため完全に撃破するまでには至りませんでしたが、フレイムソード・チャージアップでドライアスを倒す寸前にまで追い込みました。グレートファイバードのこのフレイムソード・チャージアップでのバンクシーンは、もはや神がかっているといっても過言ではないドハデな演出が見もの。グレートファイバードがフレイムソードを掲げると同時に、背後に火の鳥がせりあがり、そのパワーをまとって加速。敵に上空から突っ込みながら文字通り叩き斬ってフィニッシュしました。もうカッコよすぎてね、先述の通り泣いちゃいましたよ。グレートファイバード、好きだ!!!

 


第33話「過去からのメッセージ」

1991年9月21日放送
登場した敵他:ヘルカース(メカ獣)

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「ジャンゴ!お前の知らない力を見せてやる!!」


STORY:ある日を境に、人々の夢の中に故人が出現し、ドライアスへの忠誠を誓うよう誘導するという奇妙という現象が発生。その現象は天野博士も体験していたが、自分の亡き妻がそんなこと言うはずないとの一点張り。その博士の主張は正しく、この現象はすべてドライアスたちの手により仕組まれたものであった。天野博士と亡妻の思い出は何か。グレートファイバードがメカ獣と対峙するとき、博士もジャンゴに対して男を見せる!


死んだ人がよみがえる事件(実際はジャンゴによって作り出された夢)が発生し、その中には主人公の関係者もいたという、どちらかと言えば放送時期は真夏が似合いそうなお話。しかしその内容は全く怪奇路線ではなく、ちょっとコミカルさもある面白いお話になっていました。天野博士も、若い頃は恋してたんだなぁ。


博士がうたた寝していると、夢の中に死んだはずの亡妻:ユリが出現。なぜかドライアスへの降伏を勧めてそのまま消えてしまいます。夢から目覚めた博士は、ケンタによって燃やされそうになったゴミの中から指輪を取り出し、ユリとの思い出を語り始めます。同じ頃、世間では博士と似たような体験をした人が続々と現れ、オカルトチックな話題になっていました。前半で語られるのが、博士と既に故人である妻ユリとの思い出話。大学時代から変わり者扱いされながらも学問に熱中していた博士は、そんな自分に対しても親身になってくれる同級生であった彼女と親しくなり、そのままゴールイン。結婚後もそれぞれ自分たちの道を究めていきますが、ユリは不慮の事故に遭い、そのまま帰らぬ人となってしまうのでした。捨てられそうになっていた博士のユリに送った結婚指輪の宝石部分がないのは、この事故のせい。事故に遭った際に砕け散っちゃったんですね。そうしてボロボロになった故人の形見を、今も大切にしていた博士。いいなあ、ロマンチックじゃないですか。博士がユリとのことを思い出すきっかけとなった奇妙な夢は、彼だけではなく他の人も見ており、あまりの数の多さにちょっとした事件に。胡散臭い呪術師までもがテレビに出演し、世間を混乱させていきます。ここで登場する呪術師の声を担当していたのは飯塚昭三さん。声色からてっきり佐津田刑事役の笹岡繫蔵さんが当ててるのかと勘違いしちゃいました。


夢の中に故人が現れるという現象は、やがてケンタたちの身近な人たちにまで現れるように。ユリがドライアスに従えなどというはずがないと信じる博士は、ユリの幽霊を呼び出すためイタコメカを開発。完成当初はユリの幽霊を呼び出せませんでしたが、勇太郎が機械の点検をしていたその夜―。この夢の現象は、とうとう佐津田刑事やモモコまでもが体験することに。彼らはそれぞれ自分たちの先祖にドライアスに従うよう迫られ、そんなことはできないと苦しみます。ここで面白いのが、彼らの夢に現れた先祖たち。佐津田刑事の方は似たような顔した先祖たちがたくさん現れ、モモコの方には清少納言が現れます。佐津田刑事の先祖は、服装などから察するに代々似たような職業についてきたらしい。軍人や警官に岡っ引き、さらには御代官までやった人もいたようですし、佐津田刑事の家ってもしかしてエリート家系なのかな?一方のモモコの先祖は清少納言。えー、本当かなぁ?このようにその夢の現象が世間を騒がせる中、博士はイタコメカを開発。完成したての試運転時は失敗しますが、勇太郎が深夜点検に勤しんでいると、なんと本物のユリの幽霊が現れます。深夜現れたユリの幽霊。彼女には博士たちの前に出現したいという気持ちがあったようですが、謎の電波干渉を受けたためできず、こうして夜な夜な人間と違ってそういった干渉を受けない勇太郎の前に現れたのでした。勇太郎は幽霊という存在をよく理解していないから、初対面の人間に接するような対応をすることに。幽霊に対して正座して「いつもお世話になっております」なんて言う主人公、勇太郎くらいだろうな…。ユリの言っていた電波干渉とは、この事件の原因である、Dr.ジャンゴが開発したユメマクラというメカによるもの。彼はこれを利用して人々にドライアスのことを刷り込み、忠誠を誓わせようとしていました。これは人間にならだれにでも効果があるらしく、誤って抗戦を浴びたジャンゴも夢を見ることに。彼の前に現れたのは…顔がそっくりな母親でした。


翌朝、勇太郎の証言をもとにこの現象のメカニズムを解明した博士。すると偶然ガードウイングが東京タワーで奇妙な電波をキャッチし、それがユメマクラの発見につながります。作戦がバレてしまったジャンゴたちはメカ獣を起動。これに対してファイバードとスーパーガーディオンが挑み、その間に博士とケンタは東京タワーに突入します。偶然ユメマクラのありかを発見したガードウイング。ガードチームたちが向かうまで待機を命じられますが、彼はそんな命令を聞くはずもなく先行して攻撃開始。しかし、出現したメカ獣に返り討ちにされてしまいます。ガードウイングがそういった命令をされた時点で「こうなるだろうな」と思ってたら、やっぱりその通りに。荒っぽい感じの彼の性格もだんだん好きになってきました。ガードウイングのピンチを知り、ガードチームが到着してスーパーガーディオンへと合体。少し遅れて勇太郎たちも到着し、勇太郎は武装合体ファイバードとなって加勢、博士とケンタは階段を使ってユメマクラの設置場所へと向かいます。ここで興味深かったのが、勇太郎が今回ファイヤージェットを召喚してファイバードになったこと。前作『エクスカイザー』では、ドラゴンカイザー登場後そればかりが活躍し、序盤から登場していたキングローダーはほぼグレートエクスカイザーのための合体要員になっていましたが、『ファイバード』では状況に合わせてファイヤージェットとファイヤーシャトルを使い分けてくれるということっぽいですね。こうして使い分けをしてくれるのは嬉しいぜ!


ユメマクラに到達した博士とケンタは、ジャンゴや配下のテシターたちと対峙。ケンタがフレイムショットの援護射撃でテシターを倒していく中、博士はスパナ1本でジャンゴに立ち向かい、勝利します。ユメマクラが破壊されたことを確認して、グレートファイバードはフレイムソード・チャージアップでメカ獣を一刀両断。事件は解決し、博士たちはユリの墓参りに出かけるのでした。終盤のシーンでの見どころは、天野博士の奮戦。普段は立ち位置的にも戦闘はほとんどしない彼ですが、今回はスパナを持ってジャンゴと取っ組み合いに。「これがお前の知らない力だ!」と言ってユリの形見である結婚指輪でジャンゴを吹っ飛ばして見せます。ここの天野博士がとてもカッコいい!そのあと衝撃を受けてのびちゃいますが、ユリの幽霊に起こされるのもいい演出ですね~。一方のグレートファイバードは、それほど苦戦することなくメカ獣を撃破。やっぱり、フレイムソード・チャージアップのバンクシーンが好きだ!

 

 

 

 

今回はここまで。次回は第34話から第36話をご紹介予定です。来週も、世界平和だ!

 

 

 

 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1991年放送の太陽の勇者ファイバード』使用曲「グレートファイバード」です。

 

グレートファイバードへの合体時に、必ずと言っていいほどかかっていた専用BGM。勇太郎の「ファイヤァァァァジェェェェェットォ!」の掛け声とセットで視聴者のテンションを毎回マックスにさせてくれていました。

 

エクスカイザー』の時と違い、『ファイバード』は当初からグレート合体の登場までを想定していたため、玩具版でも割と無理のない合体に。ちゃんとグレート仕様のフレイムソードも再現できたってんだから、優秀だよなぁ。ワシも欲しい…。

 

 

 

 


【BGM】 グレートファイバード ★ 太陽の勇者ファイバード 

 

 

 

 

 

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