『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』第53話ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

東総指令長、キャラが濃厚だった

私は現場のあの子たちが、ここにいる全員が、全てに全力でやってきた結果が、今の超進化研究所を支えていると理解した。彼らの絆は、その上に成り立っているものなんだとな。今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、超進化研究所のトップである東総指令長の初登場回。どんなキャラクターなのかと思いきや、存在感もキャラの濃さもトップクラスだったので、イヤというほど印象に残りました

ブラックシンカリオンの共闘は、今回の戦闘で東総指令長の内諾も得たので今後も続く様子。なんか超進化研究所の中で反対派のキャラとかが単発回で出てきそうな気もするけど…、どうなんだろう？

東京駅にセイリュウを連れ出そうと考えていたハヤト。同じ頃、同駅地下にある超進化研究所本部では、ブラックシンカリオンへの対応を検討する会議が開かれていました。会議に出席していた総指令長の東スバルは、その会議を抜け出して…。セイリュウとの外出先に、東京駅をチョイスしたハヤト。その理由は、東京駅は東海道・東北・上越・北陸の各新幹線が一堂に会すターミナル駅であり、セイリュウもきっと楽しめると思ったからでした。確かに、東京駅は各新幹線のターミナル。ホーム上やその周辺から多種多様な新幹線を観れますから、すっかり新幹線&シンカリオンオタクと化したセイリュウにはたまらない場所ですよね。まあでも、実際は現地で東総指令長と出会ってしまったために、結局新幹線を観ることができなかったけどね…。一方、東京駅地下の超進化研究所本部では、ブラックシンカリオンへの対応やその扱いを検討する会議が開かれることになり、東総指令長もそれに出席。しかし彼は早い段階でそこを抜け出し、秘書のアドバイスをもとに、大宮支部へ向かうことを決めるのでした。東総指令長の声を演じるのは、事前告知があった通り山寺宏一さん。さすが、声も態度も貫禄たっぷり！…と思ったら、それは部下たちに見せている表の顔。本当の彼は意外にオチャメで、かつドがつくほどの鉄道ファンでした。鉄道員になったのは「鉄道が好き」だという単純な理由で、しかもSuicaのペンギンのぬいぐるみを心のよりどころにしているらしい東総指令長。やっぱり相当なエリートっぽそうだけど、いったい何歳なんだ！？

大宮へ行く方法に鉄道を選択した東総指令長。彼は東京駅を訪れますが、そこで偶然同駅に来ていたハヤトたちを目撃します。ハヤトが出すクイズに対し、どうしても答えたくなった東総指令長。彼はどんどんハヤトたちと親交を深めていくのでした。大宮へ行く方法として、公用車ではなく鉄道を選択した東総指令長。表向きではいろいろよさげなことを言っていましたが、実際は単純に鉄道に乗りたかったからでした。秘書に大宮行きをアドバイスされて、まず「現地で何をするか」ではなく「現地まで“鉄道で”どう行くか」を検討しだす彼。大回り乗車とかも検討していたみたいだけど、総指令長の仕事って意外と時間に融通が利くのかな？そして、ウキウキで東京駅を訪れた東総指令長は、クイズを出しながら東京駅探訪をしていたハヤトたちを目撃。ノリノリでクイズに参加して全問正解して見せ、すっかりハヤトたちと仲良くなるのでした。ハヤトがクイズにを出すシーンは、『クイズミリオネア』や『ご長寿早押しクイズ』のパロディシーンが。ハヤトのみのもんたのコスプレが気合入りすぎてて、こんなの笑うしかないだろ！

一度は別れようとしたものの、大宮行きのことをすっかり後回しにし、引き続きハヤトたちの東京駅探訪に加わる東総指令長。やがて彼と別れた後、巨大怪物体が出現し、ハヤトたちはシンカリオンで出撃します。ところが、この巨大怪物体はかなり厄介な相手で…。ハヤトたちとともに、京葉線へ向かう動く歩道や、駅弁売り場などで盛り上がり、すっかり意気投合する東総指令長。まずはじめに京葉線ホームへ向かったので、「京葉線経由のとんでもない大回り乗車するつもりか！？」と心配しちゃいましたが、さすがにそこまでムチャはしませんでしたね。その後ハヤトたちは彼と別れますが、それと入れ替わるように出現したのが巨大怪物体。シンカリオンで出撃したものの、敵は毒を持っている上に海底に潜みつつ攻撃を仕掛けてくるため、ほとんどこちら側から手を出せない状況になってしまいます。ハヤトたちとともに、ブラックシンカリオンを変形させるセイリュウ。もうすっかり、彼も仲間扱いですね

巨大怪物体を倒すためには、セイリュウの作戦に賭けるしかなくなったハヤトたち。出水指令長がその判断に悩む中、東総指令長が大宮支部に到着。彼らを信頼してその作戦を許可し、ハヤトたちは実行。最後はカイサツソードひと突きで巨大怪物体を撃破します。戦闘終了後、東総指令長に会おうとするハヤトたちでしたが、既に彼は東京駅の本部に戻った後でした。全責任は自分がとるとして、セイリュウの作戦を許可する東総指令長が最高にカッコいい。今までハヤトたちが培ってきた絆を信じ、かつそれを理解しているのがたまらないですね～。やっぱり彼、なんだかんだで「さすが総指令長！」って感じじゃないか！そして、ハヤトたちはセイリュウの作戦を実行。まずはブラックシンカリオンが巨大怪物体の攻撃を受け止め、E7かがやきがシャリンドリルをリールのように使って一気に釣り上げ、出てきたところをE5はやぶさが叩くというものでした。シャリンドリルの活用法にはかなり驚かされたなぁ。そして、E7かがやきをしっかりとバックアップしていたブラックシンカリオン・E6こまち・E3つばさアイアンウイングもカッコよかったぞ！