『仮面ライダージオウ』EP18　ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

トンカチかと思いきや、鎌だった！

未来の自分を信じられるのなら、力を捨てる勇気だって持てるはずだ！仮面ライダーウォズがデビューしたばかりの、今回の『仮面ライダージオウ』は、未来のライダー：仮面ライダーシノビにかかわるお話の後編。蓮太郎を救うことはできたものの、シノビミライドウォッチは白ウォズの手に渡り、未来が徐々に変わりつつある状況になってきました

戦闘面では、仮面ライダーウォズがフューチャーリングシノビに変身。忍法を駆使した戦闘を披露してくれていました。多段キックを決めるのがウォズの魅力。アクション面では、今のところウォズが一番好みですね。

ウォズの攻撃を受けて変身解除してしまうも、再びシュウォルツの手で復活し、姿を消したアナザーシノビ。クジゴジ堂に戻ったソウゴたちは、さっそく作戦会議を開きます。一方のシュウォルツは、その日の夜に蓮太郎と再会。自分が未来のライダーのライドウォッチを入手してきた理由を語ります。仮面ライダーシノビは、やはりオーマジオウが誕生する本来の未来には存在しないライダーとのこと。しかし、現に未来では仮面ライダーシノビが誕生していますし、また今回の終盤の白ウォズのセリフから考えると、もう既にゲイツたちの未来は変わりつつあり、そのターニングポイントが今年(2019年)にあるようですね。今年一体何があるのか？それはおそらく、GWあたりの回で触れられることになるのでしょうか。ソウゴたちがこうして会議をしている一方で、蓮太郎と会っていたのはシュウォルツ。彼はアナザーシノビを「絶対に倒せないアナザーライダー」と表現し、蓮太郎にその力を使うよう迫ります。ご存知の通り、アナザーライダーを倒すには、そのライダーの本来のライドウォッチが必要。しかし今回の場合、シノビは未来のライダーであり、かつ未来が変わりつつある現状ではソウゴたちが未来に干渉ができず、シノビミライドウォッチの入手は不可能。よって、ソウゴたちはアナザーシノビを倒せないというロジックでした。なるほど、シュウォルツも考えたな

シュウォルツと一時的に結託した白ウォズは、自分の本でソウゴを呼び出すことに。ソウゴは罠だと知りつつ現地へ急行し、アナザーシノビと戦闘開始。ジオウと戦う最中、アナザーシノビ＝蓮太郎の心の中に変化が生じてきます。シノビと戦いつつも、彼自身の心を救おうとするジオウ＝ソウゴ。この前の年末放送回での出来事を回想シーンの形で挿入させることによって、彼のセリフの説得力を増幅させてましたね。それに対し、最初は抵抗していたアナザーシノビでしたが、徐々に考え方に変化。二回目に撃破された際、シュウォルツは再びアナザーシノビライドウォッチを起動しようとしますが、蓮太郎は自らそれを拒否します。このままいけば、蓮太郎が自分に打ち勝ったという形でハッピーエンドになるはずですが、実際はそうはいかず…

蓮太郎の意見を聞かず、アナザーシノビライドウォッチを起動させるシュウォルツ。一連のやり取りを目撃していた白ウォズは、その時自分の本に書き込みをし、シノビミライドウォッチを誕生させます。やがてフューチャーリングシノビへと変身したウォズは、アナザーシノビを撃破。蓮太郎を守ることはできたものの、未来の流れは白ウォズの望む方向へと動き始めていました。ここで注目したいのは、白ウォズがシノビミライドウォッチを誕生させるタイミング。あの本に書き込むことでそれを誕生させていますが、蓮太郎がアナザーシノビライドウォッチの起動を拒否した瞬間にその行動をとったのが気になります。もし本当に彼の本が「書き込むだけで未来を変えられる」のなら、もっと早いタイミングでシノビミライドウォッチを入手していてもいいはず。もしかしてあの本、確かに書き込めば未来を変える力はあるけど、ちゃんとそれに関するフラグだったり、あるいは現状から無理のない範囲の展開でなければ、未来を変えられないんじゃないか？とにかく、こうしてシノビミライドウォッチを入手したウォズは、仮面ライダーウォズへと変身。フューチャーリングシノビとなって、アナザーシノビを撃破します。うん、上述したけど、やっぱりウォズのアクションは好きだなぁ