お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド』総括感想


今回は、一昨年の4月よりテレビ放送がスタートし、昨年はネット配信&映画公開がなされた、アニメ『トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド』の総括感想記事です


前作『カミワザワンダ』から方向転換して、TBS制作としては数十年ぶりのロボットアニメとなり、さらに『シンカリオン』の礎を築いたともいえる本作。当初の注目度は決して高いものではありませんでしたが、放送と同時に着実に人気を集めていった作品だと感じました





以前の記事でも書きましたが、『ドライブヘッド』の特筆すべき点は、ロボットアニメなのにもかかわらず、そのロボの活躍の中心が「戦闘」ではなく「レスキュー」にあったことでした


過去にも、特撮・アニメ問わずレスキューを題材にした作品はありましたが、その多くはやはり途中から戦闘描写も同じくらい中心となってしまいがち。それに対しこの『ドライブヘッド』は、劇場版では内容の関係で多少戦闘シーンが多かったものの、あくまでもロボのメインの活躍を「レスキュー」中心にし、それを貫徹した稀有な作品だったのです


ドライブヘッドたちの武装に、最後まで明確な武器が装備されなかったのも印象的(機動強襲警察所属のC.I.B.MAX等は除く)ここまで「戦わないこと」をスタンスとして貫き通したロボットアニメも、かなり珍しいのではないでしょうか


そして、上述したようなドライブヘッドたちのメインの活躍の場となる「レスキュー」描写も、非常に細かいものに。災害が起きる原因にもスポットを当て、さらにそれへのドライブヘッドたちの対応、そして人々の救出をも丁寧に描写。とてもこだわりぬかれていたと思いますね


キャラクター面で強いインパクトを残したのは、やはり史上最大・空前絶後の天災科学者:刈狩博士。ちょうど第1クール終盤から出てき始めたので「ライバルキャラとして今後かかわっていくんだろうなぁ」と思ってたら、まさかの悪役の垣根を超え、さらに最終回と劇場版でゴウたちの勝利への突破口を開く主人公以上の活躍をしてしまうなど、想像もしなかったようなキャラへと成長しました。いやこれは予想してなかったよなぁ





1か月に1回のネット配信と、同時並行で不定期投稿されていた『ドライブヘッド情報局』。その第18回目の配信での発表により、作品としての『ドライブヘッド』は終わりを迎えることになりました。


アニメサタデーのロボットアニメ枠化のきっかけを作り、当初から9か月で終了予定だったのにもかかわらず、ネット配信で1年間(実質的には8か月くらい)延長。さらに映画公開にまでこぎつける…。この作品がここまで発展するなんて、放送開始された2017年4月では想像すらしませんでしたね


ありがとう『ドライブヘッド』!そして、またいつか―!!









 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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