お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『ウルトラマンR/B(ルーブ)』第21話 ちょっとした感想


俺たちのやるべきことはなんだ? ―妹を、アサヒを守る!






創業180年。星から舞い降りし味と伝説を今につなぐ、匠の技!とうとう最終回まであと1か月くらいになった『ウルトラマンルーブ』。そんな今回は、カツミたちの母親であるミオ失踪の原因が明かされ、さらにカツミのサキへの接し方がある程度固まるなど、ストーリーがしっかりと進んだお話になりました


「相手が振り落とそうとしても説得しようとする」というのは、ヒーロー番組でよくある展開ですが、カツミが今回とった選択は「あえて説得しない」というもの。この結論にたどり着いて戦いを決意するとは、これは予想できなかったなぁ





・ストーリー面

全体としては淡々とした印象を受けたものの、進めるところはしっかりと進めていた感じのある今回のお話。序盤であやかほし饅頭音頭をみんなで踊りだしたときは「とうとうここまで来てしまったか」と思っちゃいましたが、最終的にはある程度お話がまとまったので安心しました


前回、グランドキングメガロスに倒される寸前にまで追い詰められたロッソとブル。しかし最終的に2人は逆転。サキを変身解除にまで追い込みます。その後、サキはなぜかセーラー服姿でクワトロMに来店。饅頭を持ってやって来た彼女が、カツミとイサミに頼み込んだこととは…。「史上最強クラス!」と散々煽られていたグランドキングメガロスでしたが、ロッソとブルの機転によりあっさり敗北。物語が始まってわずか1分くらいで退場してしまいます。なんかすぐに倒されちゃって、もったいないうえに「前回までのは何だったんだ!・」感じがするなぁ。倒される直前にサキが暴走して力を制御できなくなるなどの描写があれば納得できたような気もしますが、そうしたものもありませんでしたからね。そんなサキは、戦闘終了後クワトロMに姿を見せることに。彼女はあやかほし饅頭を持ちこみますが、それはカツミとイサミに、自分の野望達成のために消えてもらうよう頼むためでした。あやかほし饅頭は綾香市のソウルフードらしく、イサミも大好物らしい。いきなりみんなでCMソングを踊りだしたときは、もうどうしちゃったんだよって心配になっちゃったよ!


外に場所を移し、饅頭をほおばりながらサキと話をするカツミたち。サキはなんとかしてカツミたちの自分に対する対立感情を芽生えさせようとしますが、カツミはなおも彼女との対話の道を模索し続けます。そんな中、サキが切り出したのは、15年前のミオ失踪の真実でした。なぜかカツミたちを挑発し、ジャイロを強奪する形で自分のものにしようとするサキ。純粋にルーゴサイトを倒すことだけが目的なのであれば、不本意であってもカツミたちと協力することも視野に入れるべきだと思われますが、それをしようとしないのには、何か他に目的or理由があるのでしょうか。サキのそうした思惑に対して、まだ考えを変えないカツミ。そんな彼に対しサキは、ミオ失踪の真実を語り、カツミたちの憎しみを自分に向けさせようとします。マコト=チェレーゼは、ルーブジャイロを「ミオと共同研究していた」と語っていましたが、実際はミオがほぼ1人でやっていた様子。サキと接触した彼女は、逃亡中にサキの兄たちが眠る地下室に迷い込んでしまい、異次元空間の中に飲み込まれてしまったのでした。ミオが消えてしまったのは、結局はサ原因。でも、なんでミオが異次元空間に飲み込まれたのかは分からないんだよなぁ。次回以降で本人の口から語られるのか?


ホロボロスに変身したサキに対し、ロッソとブルに変身したカツミとイサミ。最初は歩調が合わずルーブへの強化変身に失敗する2人でしたが、カツミが考えを変えたことでルーブへの変身に成功。ホロボロスを倒す寸前にまで追い込み、サキ自身に勝利するのでした。カツミたちが考えを変え、改めて決意をするシーンこそ、今回最大の見どころ。彼らは、自分たちがウルトラマンでもヒーローでもなく、ただの人間であり、家族を守るために戦うのだとしてホロボロスに立ち向かっていきます。自分たちをヒーローじゃないとするのが、カツミとイサミらしい考え方という感じ。でも、オーブダークを倒した時の話では、「ウルトラマンの名のもとに」オーブダークを倒すと言っているんだよなぁ。そうした発言を踏まえたうえで、あえて自分たちは「ウルトラマンじゃない」としている…ってことでいいんだよね?ホロボロスにはあえてとどめを刺さなかったものの、勝利をおさめたカツミとイサミ。サキはアイゼンテック社の地下室に逃げ込み、カツミたちも後を追います。そこに会った装置から出てきたのは…!






・特撮面

ホロボロスの再登場回となった今回。野性味あふれるファイトスタイルは健在であり、ロッソとブルを追い詰めてくれました。対する2人も、ルーブに強化変身してホロボロスを圧倒。ルーブコウリンをビシッと決めるルーブがカッコよかったぜ!



序盤、グランドキングメガロスに対し、ルーブに変身できないため苦戦するロッソとブル。破壊光線の餌食になりそうになりますが、連係プレーで何とか逆転勝利。グランドキングメガロスは大爆発を起こします。全然活躍が「史上最強クラス」じゃなく終わってしまったグランドキングメガロスでしたが、その散るシーンはドハデ。マンションを手前に持ってきた大爆発のカットが、インパクト大でしたね



サキの変身したホロボロスに挑むロッソとブル。しかしラリアットの直撃を食らい、真上からビルに落下して破壊してしまいます。2人のウルトラマンが相次いで落下し、まともにビルをぐしゃっと破壊するこのシーン。これもまたドハデで、そして面白い構図に感じましたね



ルーブへの変身を果たしたカツミたちは、ホロボロスを圧倒。サキの煽りにも屈さず、自分を貫き通す戦いを見せ、勝利をおさめます。今回のルーブの戦い方で面白いのが、全体的に無駄な動きが少なく静かさを感じさせる一方で、要所要所でカツミらしさorイサミらしさを感じる戦い方をしている点。細かな動きでそうしたことを感じさせてくれる、スーアクさんたちの技術が光っていました






異次元の扉を抜けて、禍々しい怪獣カミソリデマーガが現れる。しかし、異次元からやって来たのは怪獣だけではなかった!


次回はカツミたちの母親、ミオが登場!強烈なインパクトを持つキャラになっているみたいだけど、どんな風に仕上がっているのかな?






















 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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