スーパールパンレッド、弱点があるとはいえチートすぎる問題
問題解決の方が大事なら、前の友だちとぶつかっても、相談するしかないんじゃないかな。スーパールパンエックスのデビュー回に続き、スーパールパンレッドのデビュー回となった今回。ザミーゴとの決着はまだまだつきませんでしたが、販促的にもストーリー的にも、よくできたお話だと感じました。しかし、ビクトリーストライカーがあれだけ強いんだったら、やっぱりパトレンジャーにサイレンストライカーがないと釣り合いが取れないよ…
魅利を心配し、つけてくる圭一郎。そんな彼にうんざりしていた魅利でしたが、彼を追い払った直後、ギャングラー:イセロブの出現を目撃します。パトレン1号たちはイセロブの姿を見失ってしまいますが、魅利は不審なハンチング帽の男を目撃して尾行。彼がイセロブであることを突き止めます。イセロブを倒そうとする魅利でしたが…。前回登場した直後、あっという間にザミーゴによって氷漬けにされてしまっていたイセロブ。新規造形の怪人なので早々退場することはないだろう…と思っていたら、やっぱり再登場しましたね。このイセロブの再登場によって、ザミーゴの氷漬けにした対象を破壊する行為は、「対象を別の場所に転送する能力」であることが判明。魅利たちに希望を与えることになります。イセロブの再登場を、こうしてストーリーの重要な部分に結び付けるのは面白いと感じたなぁ~。まあ、当のイセロブ本人は、エビフライをまき散らして破壊行為を行ってただけだけど…
魅利がイセロブと戦っていた頃、ノエルはザミーゴの存在に興味を持ち、透真と初美花にそれを訊くことに。当初は「切り札」であるとしてザミーゴとの接触を隠してきた彼らでしたが、初美花が咲也と相談したことをきっかけに、その考え方を改めます。同じ頃、魅利はイセロブからルパンコレクションを奪ったものの、ザミーゴの襲撃にもあっており苦戦を強いられていました。ザミーゴを倒せば自分たちの目的が達成できるため、そのことについて極力伏せ続けてきた魅利たち。ノエルもルパン家の関係者であるため伏せようとしていましたが、初美花の心変わりをきっかけに透真もその考え方を変えます。いつもは初美花にデレデレな咲也ですが、今回は警察官らしい(?)キリっとした感じで初美花に助言を与えることに。咲也がとても頼れる男に見えた瞬間。今回で彼の株もかなり上がったんじゃないか?そうして初美花たちがノエルに真実を話していた一方で、魅利はルパンレッドに変身したものの、ザミーゴの出現もあってギャングラーに大苦戦。イセロブの本拠地を発見した時点で透真にメッセージを送っていましたが、彼が気づいたのは少し後のことでした。
ルパンブルーたちが現場に駆け付けたときは、かなり劣勢だったルパンレッド。彼はビクトリーストライカーにすべてを賭けており、それをVSチェンジャーにセットすることでスーパールパンレッドに変身。そのチート級の力でザミーゴをかなり追い詰めます。残念ながらザミーゴは倒せなかったものの、イセロブの撃破には成功。イセロブはその後巨大化しますが、ビクトリールパンカイザーの手で爆死するのでした。ここで登場、スーパールパンレッド!スーパールパンエックスが火力重視だったのに対し、スーパールパンレッドは相手の動きを読むことができる能力が付与。スーパールパンエックスに比べて火力が劣り、自身が攻撃を発射した時は動きが読めないという弱点はあるものの、スーパールパンエックス以上の強さとチートさを発揮してくれていました。火力面はルパンレッドがルパンマグナムとか持ってるし、弱点は一応あるけどほぼ無敵だよなぁ、スーパールパンレッド…!そして、巨大ロボ戦ではビクトリールパンカイザーもデビュー。飛行形態なども披露してイセロブを追い詰め、最後は倒してくれていました。飛行形態でフィニッシュするのもありかと思ったけど…、ま、これはこれでいいかぁ!
ええっ、魅利に婚約者ができた?異例のスピード婚かと思われた魅利の恋の顛末は、一体どうなるのか?
次回は本筋はいったん置いといて単発回の様子。そろそろクリスマス商戦&クライマックスにも入ってきますから、こうした単発回も残すところあとわずかなんでしょうね。
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