『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』第47話　ちょっとした感想

じょじょに迫る最終決戦！

番組は変わって、『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』です

バカなことを言うな…、今も見殺しにする気はない！最終回まで残り4話ほどになり、今回は幹部級怪人であるザミーゴとゴーシュとのバトルに。しかし、その結果はどれも禍根を残すものになりました。そして、拉致されてしまったノエルの運命は―！

圭一郎たちの意見に賛同できず、休暇を利用し初美花との接触を試みる咲也。デートへのお誘いには成功しますが、実は魅利と透真が張り込んでおり、初美花に対し警戒するよう忠告します。一方、ザミーゴはゴーシュにある改造をしてもらったようで…。咲也のデートの誘いに、意外にも快く応じ、食事に出かける初美花。密かに彼女らを尾行していた魅利と透真は、咲也が急に詮索するようなことをあれこれ訊き始めたため、初美花を呼び出して忠告。しかし彼女は、咲也の本心を見抜いていました。咲也はあれこれ初美花に訊いていましたが、それは彼女の正体を探ろうというわけではなく、逆に彼女の無実を証明したいが故の行動。初美花側もそのことに気づいており、それがこの序盤のシーンを引き立てています。このあたりのやり取りは観ていて興味深かったですね。この後ノエルが拉致されたりということがありますが、ぶっちゃけそれよりも印象に残ったかも…

デートの途中、咲也はギャングラー出現の報せを受け現場に急行。なんとそこにいたのはゴーシュでした。一方、魅利たちもそこに向かおうとしますが、レストラン付近でザミーゴを目撃。彼を追いこみ、最終決戦という覚悟で戦闘にのぞみますが…。今回は新機械人は登場せず、ルパンレンジャーがザミーゴを、パトレンジャーがゴーシュと戦う形に。ルパンレンジャーは因縁の相手であるザミーゴを倒そうと必死に戦いますが、ザミーゴはゴーシュの改造を受けたことで新たな金庫&ルパンコレクションを入手しており、ルパンレンジャーは攻撃ができない上に金庫にも近づけず、最終的にはザミーゴの逃亡を許してしまいます。ザミーゴが今回追加で使用したのは、身体を液状化できるコレクション。攻撃を食らった際にこれを利用することで、ルパンレンジャーの攻撃を無効化していました。ザミーゴの新たなルパンコレクションのモチーフは、『ニンニンジャー』の超絶勝負チェンジャー。あれライオンハオーと関係してるヤツだったから、どっちかといえば火属性じゃ…？まあ、当時アカニンジャー以外のメンバーも使ってたから、属性はあんまり関係ないけどね

ルパンレンジャーがザミーゴを取り逃がしたことで慟哭する一方、パトレンジャーはゴーシュと戦闘中。こちらも必死に戦いますが、今一歩力が及ばず、変身解除させられてしまいます。さらにノエルは人質としてゴーシュに拉致されてしまい、パトレンジャーは残されたサイレンストライカーでゴーラムを倒したものの、悔いが残る結果になりました。パトレンジャーの戦いは、街中で繰り広げられていたこともあり、ルパンレンジャーのそれよりも壮絶。ゴーシュの放つビームをパトレン1号が食い止める描写がありましたが、手で発射口をつかんでムリヤリ食い止めるというやり方が、なんとも彼らしいと感じました。パトレンジャーは抵抗を続けるも、結局全員変身解除に追い込まれることに。ゴーシュのルパンコレクションの手にかかりそうになりますが、ノエルが自分自身を彼女に差し出したことでそれは回避。ノエルは拉致され、圭一郎たちはゴーシュが放ったゴーラムとの戦いに挑み、サイレンパトカイザーで勝利します。自分が人間ではないことを、圭一郎たちに打ち明けるノエル。そういえば、まだ圭一郎たちにはこのこと明かしていなかったんですよね。魅利たちは当時これを聞いて動揺していましたが、圭一郎たちはそれでも「1人の人間としてノエルを見殺しにはしない」と宣言。この反応が最高だったぜ！そして、ノエルは拉致されたものの、パトレンジャーはゴーラムを倒すことに成功。サイレンストライカーが圭一郎の手元に渡ったということは、スーパーパトレン1号の登場もワンチャンあるよね！？