お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第40話 ちょっとした感想


トラメさん、適合率があっても物理的に乗れない説






緑のシンカリオン、セイリュウのことを…頼む。今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、E5はやぶさ&ドクターイエローとビャッコの決戦が描かれることに。描写の重きはハヤトたち側よりもゲンブらエージェント側にそれが置かれ、ビャッコとの決着、そしてセイリュウたちの行動もかなり意外なものになりました


終盤では、新たなキトラルザス:カイレンも登場。果たして、ビャッコの運命やいかに―!?





前回から対決を続ける、E5はやぶさ&ドクターイエローとビャッコ。サラマンダーの攻撃により炎に飲み込まれるE5はやぶさたちでしたが、ドクターイエローのレーザーシールドによりそれの回避に成功します。その後、お互い息の合った連係プレーを見せる彼らは、ビャッコたちを着実に追い詰めていき、徐々に戦局も変わってきます。ドクターイエローの防御面における最大の武装:レーザーシールド。これはN700Aに搭載されていたデュアルモード時のバリアフィールドの技術を応用したもののようですが、羽島指令長によるその解説がとてもよかったですね。N700Aデュアルモードのバリアは、N700Aが戦闘を邪魔されないように「自分だけを守るバリア」だったのに対し、ドクターイエローのレーザーシールドは、設計当初から「他のシンカリオンを守るためのバリア」になっている―。登場当初は自分の戦いを優先していたリュウジの、考え方そして戦い方の変化を感じることができる、興味深いシーンでした。装備1つとっても、こうした面白い設定を挿入してくるんだから、『シンカリオン』はたまらないよなぁ!一方のE5はやぶさ=ハヤトも負けてはおらず、リュウジの指示なしでも絶妙な立ち回りっぷりを披露。短期間の特訓で、驚異的な成長を見せるハヤト。やはりみんなが言う通り、ハヤトはただの子供ではないのか…!?


ビャッコがピンチに陥る中、ブラックシンカリオンに搭乗するセイリュウ。ところが彼の中で迷いが生じ、なんととうとうブラックシンカリオンから降りてしまいます。批判するスザクに対し、セイリュウの迷いを汲み取るゲンブ。シンカリオンと戦いを続けていくうちに、自分の中にも大きな変化があったことに、セイリュウは気づき始めていました。てっきり数か月ぶりにブラックシンカリオンが出撃…するかと思いきや、迷った末なんとそれから降りるという選択をしたセイリュウ。それは決してシンカリオンたちへの恐れなどからではなく、戦いを通じて心に迷いが生じ始めていたからでした。今まで自分たちの種族を守るべく、人の進化を知るために戦い続けてきたエージェントたち。E5×500の登場により「協力」こそが人の進化のポイントであると気づいていましたが、彼らはさらに戦いを重ねるにつれて、自分たちにかけていた“人の「協力」”を生み出したものに気づき始めていました。最初は単独での活動が多かったものの、E5×500登場以降複数で出撃することが多くなったエージェントたち。彼らが人の「協力」を真似してもなおシンカリオンに勝てなかったのは、人がその根底に持っている心、そして他人に対する思いやりや同情を持っていなかったからでした。確かに、彼らは最近になって協力という連携方法をとっていましたが、実態は力を合わせるだけであり、心まではつながっていませんでした。これが彼らとシンカリオン=ハヤトたちの差につながっていたんですね。人の弱さだと思っていた心が、実は人にとって最大の強みであったことに気づいたゲンブたち。彼らの進化の行き着く先は、一体―?


出撃をためらうセイリュウたちの前に、トラメが出現。彼らの代わりにバチガミで出撃し、ビャッコに合流します。同じ頃、武器を破壊され追い詰められたビャッコは、ハヤトたちの戦っていた理由を聞き、何かにハッと気づくことに。どちらかといえば慎重派なエージェントたちに対し、血気盛んで攻撃的なトラメ。今回はブラックシンカリオンで出撃しようとしたものの、結局使用できなかったため、以前と同じくバチガミで出撃することになりました。ブラックシンカリオンに興味を示し、搭乗してみようとするも適合率が低くて使えなかったトラメ。うーん、仮に適合率が高くても、トラメはその身体じゃ多分物理的に乗ることができないのでは?ちなみに、この後トラメはしっかりShincaをセイリュウに返却。ここら辺は優しいのね。一方、E5はやぶさたちに追いつめられたビャッコは、死を覚悟。しかしハヤトたちにビャッコを倒すという選択肢はなく、対話を求めるその姿にハッとさせられます。前回からハヤトが主張していた通り、彼らがビャッコに求めていたのは“対話”。ビャッコと戦っていたのも戦った末に対話するためであり、自分を倒すということを想定していない彼らの考え方に、ビャッコは何かを気づかされます。ビャッコもここで気づいたんでしょうね。ゲンブたちと同じく、人の心こそが人の最大の強みであると


バチガミで戦闘に出たトラメは、ビャッコに加勢するも戦局を変えることができずじまい。しかもビャッコは、なんと自らトラメとともにE5はやぶさのグランクロスを浴び、爆発四散して生死不明になってしまいます。戦いを終え、大宮支部に戻ってきたハヤト。それと同じ頃、何とか生き残っていたビャッコは、新たなキトラルザスから制裁を受けそうになっていました。バチガミはドクターイエローの敵ではなく、レーザーブレードの攻撃を受け、さらにはE5はやぶさのグランクロスで倒されることに。トラメはまだ生きていましたが、以前の登場に続きあまりいいところを見せられませんでした。ドクターイエローのレーザーブレードが、これまたカッコいい!でも、やっぱり「レーザーブレード」って聞くと、宇宙刑事を想起しちゃうよね。その後、自らグランクロスを受けるという選択をしたビャッコは、爆発に巻き込まれるも何とか生存。しかし裏切り者となってしまった彼は、新キャラクターであるカイレンの攻撃を食らうのでした。何かが刺さる鈍い音がして、今回はおしまい。果たして、ビャッコはこれで退場してしまうのか、それともまだ再登場の機会はあるのか!?





10月17日、それはハヤトの誕生日!超進化研究所総出で誕生日パーティーを計画しますが、サプライズパーティーは成功するのか?


次回はハヤトのお誕生日回。次回予告を見る限り、E5×ドクターイエローの登場はまだ先のようですね。…というか、サブタイトルでハヤトにパーティーのことバレとるやないかーい!















 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ閲覧&フォローの方お願いします→https://twitter.com/CTF_bongore_A