お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第39話 ちょっとした感想


強くなることと、その先にある対話






空手とは、お互いの技術をぶつけて戦う、“言葉のない対話”だ!今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、来るビャッコとの決戦に備え、ハヤトがリュウジに特訓をしてもらうお話に。シンカリオンの活躍は終盤でのビャッコとの戦い2分程度に限られ、それよりも、ハヤトが特訓を通じて、「自分は何のために強くなるのか」・「強くなったうえで何をするのか」など、ハヤトの成長を深く描くことに重きが置かれていましたね


リュウジの身の上話を通じて、彼の父:チクマの死亡理由と、その時起きた事件のことが明かされることに。消えたシンカリオンE2プロトタイプと研究メンバーの1人、これはまさか―!





リュウジに特訓してもらうため、超進化研究所名古屋支部へ向かったハヤトたち。シャショットが心配するなか、名古屋支部内の道場で特訓が始まりますが、ハヤトの特訓に協力してくれたのは、リュウジではなく弟のタツミでした。いつもなら、新幹線に乗れるというだけでワクワクし、興奮しまくるはずのハヤト。ところが今回は、リュウジとの特訓に行くためからか、いつもとは違い元気がなさそうに新幹線に乗っていました。シャショットがいつものハヤトの反応を想像するシーンでは、なんと「岳南鉄道岳南江尾駅」の話題まで登場。これはかなりマニアックな要素だぞ…。その後、名古屋支部に到着したハヤトは、リュウジと再会し特訓を開始。1日目は空手を始めるにあたっての作法等の練習が主になりましたが、その相手をしてくれたのは、リュウジではなく弟のタツミでした。リュウジからの特訓ということで、亀の甲羅を背負ったり雷に打たれたりという特訓を想像していたらしいシャショット。ホント、「どこのバトルアニメだよ!」


アキタとツラヌキがハヤトのことを心配する中、ハヤトの1日目の特訓は無事終了。パンチの効いた夕食を食べ就寝しますが、ハヤトはどうも眠れず、外に出て夜の名古屋港を見つめます。やがてリュウジもハヤトに合流。そこで彼は、自分の身の上話をしてくれるのでした。第7話以降、親元を離れて共同生活をしているアキタとツラヌキ。今回、彼らは自炊していることが判明します。カレーライスをテキパキと作り、ツラヌキと食べるアキタ。でもちょっとハチミツはかけすぎじゃないか!?一方その頃、巨大エビフライと手羽先というガッツリな夕食を取ったハヤトたちは、道場で就寝。しかし眠れなかったハヤトは外に出て、後にやって来たリュウジと話をします。リュウジが話してくれたのは、彼の父であるチクマが死んだ事故と、その後の自分のこと。シンカリオンの開発メンバーの1人であったチクマは、プロトタイプシンカリオンE2の実験中の事故に巻き込まれ死亡。父を失ったリュウジは、空手と出会ったことをキッカケに、その心の穴を埋めるためかのようにそれにのめり込んでいったのでした。チクマが巻き込まれた事故はかなり大規模で、他にも犠牲となったメンバーもいた模様。プロトタイプシンカリオンE2とその中の運転士も行方不明になったようですが、その運転士はあのイザに酷似した開発メンバーでした。どこかに消えた、イザに酷似した人物とシンカリオンの原型。まさか―!


翌日。前日とは違い、今度はリュウジと特訓をするハヤト。本格的な空手での特訓で、ハヤトにとってかなりハードなものになりますが、彼はなんとかそれを乗り越えます。そして、ついに羽島指令長に対し出撃許可を求めたハヤト。彼は、「自分が強くなろうとしていた理由」を、自分自身で見つけ出していました。2日目の特訓は、前日とは打って変わって、戦闘中心のハードなものに。一方でリュウジは、ハヤトに対し「戦うこと」だけではなく「空手で一番大事なこと」も教えるのでした。リュウジ曰く、「空手とは、お互いの技術をぶつけて戦う、“言葉のない対話”」。いくら自分自身が強くなっても、相手がいなければ試合は成立しない―。リュウジはハヤトに対し、空手における戦いは、ただ相手を倒すものではなく、それよりも深い意味があることを教えたのでした。そんじょそこらのスポーツアニメ並みに、アツくて深いことを言うリュウジ。ロボットアニメのカテゴリーでここまで踏み込むとは、恐るべし『シンカリオン』…!やがて、特訓を通じて自分なりに答えを見つけ出したハヤトは、ビャッコのもとへ行くことを決断。ドクターイエローの援護を受けることを条件に、桜島へと出撃します。自分自身が強くなる意味。それは「相手の攻撃を受け止められるほど強くなれば、相手も攻撃することを諦めて対話に応じるだろう」から。ハヤトらしからぬ大胆な考えだと感じましたが、彼の考え方は今後吉と出るか凶と出るか?気になりますね


桜島の地下世界へと向かったE5はやぶさドクターイエローは、そこでビャッコとサラマンダーのコンビと対峙。ドクターイエローがビャッコの相手をしている間、E5はやぶさは自分の考えを試そうとしていましたが、同じ頃、セイリュウがブラックシンカリオンでの出撃準備をしていました。今回のシンカリオンの活躍は、この桜島への出撃シーンと、そこにおけるドクターイエローとビャッコの戦闘のみ。徐々に桜島のエージェントたちの秘密も一般市民に気づかれて来てるし、ブラックシンカリオンは出撃しそうだし、この戦いどうなってしまうんだ!!?





ビャッコと激しい戦闘を繰り広げるドクターイエロー。対話の道を模索したE5はやぶさも、サラマンダーと戦うことになってしまって…?


次回はビャッコとの一大決戦!E5×ドクターイエロー、登場するなら再来週っぽいなぁ。














 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ閲覧&フォローの方お願いします→https://twitter.com/CTF_bongore_A