衝撃のデビュー!ドクターイエロー!!
パン食い競争とは、生物の中で唯一二足歩行を獲得した人類にとって、もっとも有用となる身体の一部:手の使用を禁止したことに意味があります。今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、以前から告知されていたリュウジの新型機:シンカリオンドクターイエローデビュー回。メインとなっていたのは超進化研究所の運動会でしたが、その後ドクターイエローの戦闘描かれ、ハヤトが「戦う意味を知ることの必要性」を痛感するなど、単なるギャグ回orロボのデビュー回にとどまらないお話になっていて、とても楽しむことができました
日々シンカリオンの訓練に励むハヤトたち。その日の夜に、2週間後に迫る運動会での、アズサの騎馬戦の練習を頼まれたハヤトは、翌日アキタ・ツラヌキとともに必死に練習。その様子を見て、出水指令長はまた妙なことを思いつくのでした。シンカリオンどうしの戦闘シミュレーションでは、やはりハヤトが一番成績優秀。しかし、全戦全勝という設定になっていないところが、細かいというか、主人公一強になっていない感じがしていいと思いました。その翌日、アズサの家から運動会での騎馬戦の練習を頼まれたハヤトたちは、練習を重ねるも何度も体勢を崩して転倒。ハヤトが何か問題点に気づくも、それをうまく説明できずにいる中、その様子を見た出水指令長はある思い付きをするのでした。名古屋支部でのドクターイエローの視察から戻ってきた、出水指令長。リュウジからドクターイエローの改善点について聞いていた彼は、それに必要な特訓として、超進化研究所総出での運動会をすることに決めます。ドクターイエローの戦闘能力は非常に高いですが、リュウジ単独ではそれを100%引き出すことは不可能。完全にその力を使いこなすには、ハヤトの能力と協力が必要不可欠でした。ドクターイエローの力を完全に引き出すための策。それが、今後登場する予定のクロス合体「E5×ドクターイエロー」ってワケなんですね
出水指令長の思い付きで始まった、超進化研究所総出での運動会。もちろんハヤトたちも参加することになり、借り物競争やパン食い競争、玉入れなどの協議をすることに。しかしどれも一風変わったものになっており、出場者たちはその内容に時に困惑し、そしてアツい戦いを見せるのでした。ハヤトの選手宣誓とともに始まった、超進化研究所の運動会。メインキャラたちが各種目に各々出場しますが、どれも一筋縄ではいかないような変わったものになっており、思いのほか苦戦させられます。借り物競争では、「出水指令長のメガネ」・「恋心」・「アキタのスイーツ」・「ハヤトの新幹線格言」など、借りにくいものである上に大半がもはやモノですらないお題がチョイス。パン食い競争では、つるされているパンが大宮名物パンナポリタンで、食べるどころか口で支えるのも一苦労。―などなど、この運動会のシーンはギャグのような描写が多め。かなり笑わされました。ちなみに、運動会での借り物競争のお題は、ダイヤが全て考えたらしい。こんなネタ入れてくるなんて、彼もなかなかやるじゃないか…。そして、この借り物競争では、シノブが偶然アキタに関するカードを引いたことにより、彼のポケットをムリヤリまさぐるシーンも存在。なんかこのシーン、絶対狙ってるような気がするぞ…
地下世界では、ビャッコがセイリュウの変化とスザクの勝手な行動に激昂。1人で異常に焦っている彼は、シンカリオンたちと再び戦うべく、サラマンダーとともに自ら出撃します。E5はやぶさがまだ修理中である中、出動命令が下ったのは、リュウジの乗る新型機:ドクターイエロー。シンカリオンに変形したドクターイエローは、徒手空拳を中心にビャッコと互角の戦いを見せるも、相手に逃げられてしまうのでした。エージェントの中で、1人気ばかり焦ってしまうビャッコ。トラメたち別のキトラルザスたちはそれだけヤバいヤツらなのでしょうが、この異常な焦りこそが、彼にとって命取りになるような気がしてなりません。もはや一言一言が退場フラグ立ててきてるし、彼の退場も近いのかもね…。そして、現れたビャッコとサラマンダーに対して出撃したのが、今回がデビュー戦であるシンカリオンドクターイエロー。ビャッコたちと激しい戦闘を繰り広げてくれますが、この時のドクターイエローの活躍の何もかもがカッコいい!車両が真っ二つに折れるなどドハデな変形をし、戦闘では、リュウジの特技であるから手を駆使した徒手空拳により、身軽でしかし力強い戦いっぷりを披露。そして、ここぞという時に専用武器:レーザーソードを引き抜き、相手にダメージを与えてしっかりと決めポーズ!いやぁ、もうこれカッコよすぎますよ。今日がDXSの発売日ですが、玩具がバカ売れするのは必至ですね
リュウジの戦いっぷりを見たハヤトは、それを通じて自分に欠けていると思われることを自覚。リュウジに対し、自分の特訓に協力ほしいと頼み込みます。ハヤトが自覚した自分に欠けているものとは、「戦うことの意味」を持っていない(知らない)ということ。冒頭のシーンで、騎馬戦の改善点が思い浮かんだのにうまく説明できなかったハヤト。それに対し、ドクターイエローでうまく立ち回りながら戦っていたリュウジ。これらのことを思い出したハヤトは、自分なりに戦うことの意味を持てば、より強くなることができるのではないかと考えます。またもや新たなる“進化”を遂げようとしているハヤト。彼が戦うことの意味を知り、リュウジと息があったその時、究極形態であるE5×ドクターイエローが実現するのでしょう
迫るビャッコとの一大決戦。リュウジとともに過酷な空手修行に挑むハヤトは、それを通じて何を得るのか!?
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
Twitterやってます。よろしければ閲覧&フォローの方お願いします→https://twitter.com/CTF_bongore_A