宇宙ロケット・きりもみキーック!!
俺たちは、都市伝説といわれている“仮面ライダー”を追っているんだ!今回の『仮面ライダージオウ』は、『ファイズ』&『フォーゼ』編の前編。主にフォーゼのことが内容の中心になっており、オリキャスとして怪人同盟のメンバーや大杉先生がゲスト出演。さらに『ファイズ』から巧と草加が参戦していました
皆さんご存知の通り、弦太朗本人は今回登場せず。しかし、アーカイブ音声を使用したり、メインキャラたちが存在したことをいろいろにおわせる小道具がたっぷり用意されていたりなど、スタッフの『フォーゼ』に対するリスペクトをひしひしと感じましたね
2011年から発生しているという、女子高生連続失踪事件。そこに「誘拐されたのがてんびん座生まれの女子高生」という奇妙な共通点があることを発見したツクヨミは、次のターゲットになるであろう天ノ川学園に、ソウゴたちとともに潜入。ターゲットになりうる少女カリンを見つけますが、彼女の前にアナザーフォーゼが立ちはだかるのでした。今回の舞台は天ノ川学園。皆さんご存知、『フォーゼ』の舞台となった学校。ソウゴたちはそこに潜入するために、わざわざ天高の制服を用意してから聞き込みを開始します。天ノ川学園の制服が出てくるだけでも嬉しいですが、よく見ると、学園内の部活として登場するアメフト部やチアリーディン部のコスチュームも、当時の天ノ川学園と同じもの。この演出で嬉しさ倍増でしたね。今回、小道具にかなりお金がかかったんじゃないかなぁ。やがて、ソウゴの機転により保健室のデータベースから少女カリンのことを発見したツクヨミは、彼女を捜索。ところが彼女は、何者かに襲われたのち、アナザーフォーゼと行動を共にしていました。アナザーフォーゼの前に彼女を襲うものとして、あの草加が登場。彼が彼女を襲うのは、なぜだ…?
ゲイツビルドアーマーの攻撃により、一度はアナザーフォーゼを退けたソウゴたち。逃走したカリンを追おうとしたところ、仮面ライダー部を自称する生徒たちに、無理矢理その部活の部室に連れ込まれます。仮面ライダー部の活動について聞かされるソウゴたち。そんな彼らのもとに仮面ライダー部の顧問と名乗る教師が現れます。そう、彼こそは―!2018年の仮面ライダー部部員として活動していたのは、『MOVIE対戦アルティメイタム』で登場した怪人同盟の生徒たち。彼らが部室にソウゴたちを案内した際に大量の小道具が一瞬写るのですが、どれも弦太朗たちがいたときの仮面ライダー部にかかわるものばかり。いや~、これはグッときましたよ!おまけに、弦太朗と流星のことは写真でちゃんとフォロー。本人たちは出られなかったけど、よかった…よかった…。さて、訳も分からないうちに仮面ライダー部に連れてこられたソウゴたち。2011年に何か原因があるとうすうす香月始めていた彼らの前に、仮面ライダー部の顧問だという大杉先生が登場。ソウゴたちを見た途端、金庫からフォーゼライドウォッチを取り出し、彼らに託します。大杉先生により、(ストーリー上)なぜ弦太朗が出てこないかもしっかり補完。うん、これはこれでいいと思うよ
タイムマジーンで、2011年に飛んだソウゴとゲイツ。そこではタイムジャッカー:シュウォルツによってアナザーフォーゼが誕生させられており、暴れ始めていました。廃工場での戦いで、フォーゼアーマーの力で勝利するジオウ。ところがアナザーフォーゼは完全には倒されず、今度はアナザーファイズとなって襲い掛かってくるのでした。2011年のシーンでは、フォーゼとスコーピオンゾディアーツが登場。アーカイブ音声を使用して弦太朗の声を演出していました。映画ではこうした手法はすでに何回かとられていましたが、テレビでこれをやったのは初めてじゃないのかなぁ。そして、誕生してしまったアナザーフォーゼに対し、ジオウが使ったのがフォーゼアーマー。フォーゼライドウォッチを使ってそれに変身したジオウは、アナザーフォーゼを宇宙まで持っていき、「宇宙ロケットきりもみキック」でフィニッシュ。ところが、アナザーフォーゼは倒れるどころか、逆にアナザーファイズへとパワーアップするのでした。今回は坂本監督回であるため、アクションと爆発はいつもよりマシマシ。終盤での爆破演出は、ちょっとやりすぎな気もしたぞ…
次回はファイズライドウォッチが登場!この事件の真相って本当になんなんだろう?
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