お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者特急マイトガイン』ちょっとした感想 Track-15(第43~45話)

今回は、勇者特急マイトガイン』の感想記事第15回目です。
 
物語は、とうとう最終決戦へ。エグゼブそしてブラックノワールが総攻撃を開始し、勇者特急隊も未だかつてないくらいの苦しい戦いを強いられることになります。世界がどんどんロボットに浸食され、完全敗北を喫する舞人たち。正義の力は…、本当に嵐を呼ぶのか!?
 

第43話「悪魔の洗礼」

1993年12月18日放送
登場した敵他:ブラックノワール、エグゼブ/Z(ツェット)によるグレートマイトガインの抹殺未遂
「旋風寺舞人。お前には、奇跡を呼ぶ力があるのかもしれん…。」
 
STORY:ヌーベルトキオシティホテルで、サリーの家族と出会った舞人たち。サリーの父の快気祝いに遊園地に一緒に行き、つかの間の平和を楽しみつつ、仲を深めていく舞人とサリー。だが、そうしている間にもブラックノワールの次なる作戦が実行されようとしていた。魔のオーラをまとったロボ:Z(ツェット)の前に、致命傷を負い倒れるグレートマイトガイン。舞人、ガインともに再起不能!このまま勇者特急隊は壊滅してしまうのだろうか!?
 
エグゼブ、そしてブラックノワールの攻勢が今回を機に本格化。その第1回目となる今回は、グレートマイトガインの一時的な完全敗北という衝撃的な展開が描かれました。後半でそういった展開を描く分、前半では舞人とサリーのシーンを多く描写。彼らが、親密な友人から完全な恋人同士になっていっているのがうかがえます

ヌーベルトキオシティホテルで昼食を取りに来た、舞人と祖父:裕次郎。レストランはあいにく満席でしたが、サリーたちがいたことで一緒に昼食を取ることになります。食事を楽しむ舞人たちでしたが、その間にもブラックノワールは次なる行動を開始していました。ヌーベルトキオシティホテルのレストランのシーンでは、サリーの父親が初登場。第1話では手術を受けておりそのご自宅療養が続いていましたが、ようやく普通に外出できるようになったようです。父親のことはのちのシーンで描写されるためか、このシーンで最も目立つのは裕次郎の行動。レストランが満席と聞くや否や大好物のオムライスを立ち食いしてでも食べると言い出したり、いざサリーたちと食べることになるとテツヤのお子様ランチまで食べだしたりします。本当に自由奔放なじいちゃんだなぁ。一方。なんとしてもマイトガインを倒したいブラックノワールは、エグゼブに指示。ウォルフガングが作ったロボットZ(ツェット)を、搭乗者ごと自身の魔のオーラを与えて強化し、ロボット生命体のような兵器に代えてしまいます。前々回に登場したアトラスMk-Ⅱを、さらにスタイリッシュにしたようなデザインをしたZ(ツェット)。しかしブラックノワールの魔のオーラを浴びると、たちまちサタンジェイデッカーのような悪の生態兵器というようなデザインに様変わりしてしまいます。このオーラにより搭乗者は完全に洗脳されてしまいますが、エグゼブとは違って完全に魔物のような姿に変わってしまっています。せめて、エグゼブみたいに形だけでも普通の人間と同じにしてあげればいいのに…

エグゼブのアジトに潜入した雷張ジョーは、ウォルフガングとばったり遭遇。彼はウォルフガングの研究室で、エグゼブの背後にいる真の巨悪の正体を教えられます。同じ頃、舞人たちは裕次郎のおごりで遊園地にてサリーの父の快気祝い。舞人とサリーの仲は急速に親密になっていきます。エグゼブのアジトに潜入するも、警報装置を作動させてしまいピンチのジョー。さすがのジョーでも、エグゼブのアジトの潜入には苦労したようですね。ウォルフガングによりブラックノワール等々の名前を聞くジョーでしたが、今回のジョーはそれを聞いただけでアジトから脱出。彼とブラックノワールの対面は、次回以降に預けとなりました。同じ頃、遊園地に向かった舞人たちは、ジェットコースターやメリーゴーランドなどを満喫。どのアトラクションでも舞人とサリーは隣り合わせになり、仲を深めていきます。前回もそうでしたが、舞人とサリーがほとんど恋人同士の関係になっていることに気づいている裕次郎は、サリーの父に対して将来の結婚のことをほのめかすような発言までしてしまいます。さすがに考えすぎなようにも感じますが、これが後々の展開を暗示してるんだから何とも言えないなぁ

遊園地の近くの市街地に、Z(ツェット)が登場。これに対してマイトガインとマイトカイザーが出撃しますが、善戦するも相手の驚異的な再生能力の前にとどめの一撃を与えられないでいました。やがてグレートマイトガインとなって戦う舞人でしたが、両者相討ち状態になって…。Z(ツェット)はほとんど何も話さずに市街地を破壊。そしてマイトガインたちが現れたのを発見すると、襲い掛かってきます。いつものエグゼブ配下やパープル配下の敵とは違った雰囲気のZ(ツェット)。やはりブラックノワールに洗脳されていますから、彼の頭の中にあるのは打倒マイトガインのことだけなんでしょうね。Z(ツェット)はスピードこそ素早いですが、ブラックノワールの魔のオーラをフルパワーにしない限りは、マイトガインたちと同程度のパワー。動輪剣・縦一文字斬りやドリルクラッシャーを受けたりなどしますが、まるで『ターミネーター2』のような液体金属の再生能力で何度も復活します。全体が液体金属上になっており、コア部を破壊しても復活してしまうZ(ツェット)。グレートマイトガインのグレート動輪剣・真っ向唐竹割りを受けてもすぐに復活し、とうとうグレートマイトガインと相討ちになる形でグレートマイトガインを倒してしまいます。お互いの剣が胸部を貫通した状態になるなど、激しい戦闘シーンが多い今回の戦闘。胸部を貫かれた際に舞人がコクピットを破壊される描写がありましたが、コクピットはグレートマイトガインの口元にあるんじゃあ…?

地面に倒れ、完全にその機能を停止したグレートマイトガイン。ジョーの乗る轟龍も駆け付けますが、相手の力が強く太刀打ちできません。舞人たちもこれで終わりかと思われたその時、サリーの願いに呼応する形で金色のオーラが発生。それはグレートマイトガインを完全復活させてブラックノワールの魔のオーラを吹き飛ばし、復活したグレートマイトガインは再度グレート動輪剣・真っ向唐竹割りで勝利しました。サリーが祈った瞬間に発生する金色のオーラ、そして完全復活を遂げるグレートマイトガイン。ここだけを観るとご都合展開に見えなくもないですが、実はこれにはちゃんとした理由があります。…が、それは次回以降で明かされることになりました。金色のオーラをまとい、金ぴかに輝きながら必殺技を決めるグレートマイトガイン。いつも以上にかっこよく見えましたね。でも、必殺技を決めてキメポーズをとるまで金色のオーラをまとってほしかったなぁ
 
 
 

第44話「最後のクリスマス」

1993年12月25日放送
登場した敵他:ブラックノワール・エグゼブ・パープル/クリスマスオペレーションの開始
       カトリーヌ・ビトン、ショーグン・ミフネ/旋風寺邸への侵入
「“最後のクリスマス”を楽しもうぜ!」
 
STORY:世間はすっかりクリスマスムード。旋風寺邸でもクリスマスパーティーが開かれることになったが、舞人は正体不明の巨悪に対して強い危機感を抱いていた。そんな舞人の知らないところで始まる、ブラックノワールたちのクリスマスオペレーション。クリスマスパーティーで盛り上がる舞人たちの元へ、雷張ジョーが駆け付ける。そして彼がすべてを語る時、時計の針が0時を刻んで―!世界は本当に、ブラックノワールの手に落ちてしまうのか!?
 
本放送時では、クリスマスドンピシャの放送回となった今回。しかし、意外にもマイトガインたちの戦闘は前回の回想を除いて一切なく、舞人たちのクリスマスパーティー、そしてカトリーヌ・ビトンとショーグン・ミフネの登場にその本編時間が割かれていました。舞人とサリーがもう恋人同士になっているのにも、注目です

前回の戦闘を回想し、なぜ勝つことができたのか、そして敵の正体について解析を進める舞人たち。しかしその結論は結局出ず、クリスマスにわく人々の中でトレジャーロボテック社の本社を見上げることしかできませんでした。一方でエグゼブは、ブラックノワールの指令を受けてクリスマスオペレーションのさらなる準備に着手。このことを聞きつけたウォルフガングもまた、強い危機感を抱くのでした。冒頭挿入される前回のグレートマイトガインの戦闘シーンが、今回唯一の勇者特急隊の活躍シーン。満彦のその後の調査で、金色のオーラをまとった際にパワーがいきなりフルチャージされたことまでは突き止めましたが、その原因は結局わからずじまいでした。会議のさなか、意外にも宇宙人などの非現実的なものは認めないスタンスだということが発覚する大阪工場長。なんか意外な感じがするなぁ。クリスマスオペレーションの準備に本格的に取り掛かり始めたエグゼブ。しかし今回の彼は、ウォルフガングが密かに盗聴していたことまでは気づかなかったようです。人類への最後のクリスマスプレゼントとして、旋風寺邸のパーティーでパープルにコンサートをさせるというエグゼブ。そういえば、この段階では舞人もパープルも、まだお互いの正体を知らないんですよね

危機感を募らせる舞人とは正反対に、楽しみながらクリスマスパーティーの準備を行う祖父:裕次郎。サリーやテツヤまでをも招待し、舞人と同じ仮装をさせて大喜び。しかしその裏では、カトリーヌ・ビトンとショーグン・ミフネが旋風寺邸に侵入していたのでした。毎年旋風寺邸ではクリスマスパーティーをやっているようですが、今年は仮装がコンセプトらしく、出席者全員が仮装をすることに。満彦は鏡餅の仮装をしたりなど、それぞれ個性的な仮装をしますが、舞人がすることになった仮装はなんと幼稚園児!おまけにサリーとおそろいの制服になっており、裕次郎は大笑いします。裕次郎のセンスにげっそりする舞人に対し、なぜか妙にノリノリでコスプレをしているサリー。こんなコスプレを2人にさせるなんて、裕次郎はなかなかの人物だなぁ。クリスマスパーティーでのどんちゃん騒ぎに乗じて、カトリーヌ・ビトンは旋風寺邸の財宝を盗むことを計画。密かに入手した招待カードを使って侵入に成功しますが、彼女の車のトランクにはショーグン・ミフネが乗っていました。大江戸ランドの再興を夢見て、同じく旋風寺邸の財宝を強奪しようと考えていたショーグン・ミフネ。囚人服姿のまま脱獄してきたらしい。囚人服での髪形を見るに、かつての衣装にあったちょんまげは、かつらじゃなくて地毛だったのね…

招待したパープルのコンサートが始まる旋風寺邸。そこでの彼の発言に、舞人は妙な違和感を覚えます。一方、そのスキに旋風寺邸を探索するカトリーヌ・ビトンそしてショーグン・ミフネは、お互い別ルートで財宝の置いてある部屋に到達。そこでばったり鉢合わせして、言い争いになりますが…。今回のクリスマスパーティーにおいて、しきりに「最後のクリスマス」ということをアピールするパープル。これに対して舞人は違和感、そして不信感を覚えます。一般人と同じく、まだブラックノワールのクリスマスオペレーションについて知らない舞人。そりゃ「最後の」なんてアピールされたらおかしいと感じちゃいますよね。同じ頃カトリーヌ・ビトンとショーグン・ミフネは、旋風寺邸の様々な部屋に侵入。各々ようやく財宝のある部屋にたどり着きます。旋風寺邸はかなりの豪邸ですが、やはり広すぎるがゆえに今は使っていない空き部屋もあるらしい。またトイレにもかなりのスペースが使われていて、トイレに行くまでの道が花畑になっていました。大江戸ランドを再興したら、絶対これくらいのトイレを作ってやると意気込むショーグン・ミフネ。感動するところはそこなのか!?そして財宝のある部屋でばったり鉢合わせした両者でしたが、なぜかお互いがお互いのことをよく知らず、言い争いに。その間に防犯システムが作動し2人は檻に閉じ込められてしまうのでした。間抜けですが、彼ららしい結末。このカトリーヌ・ビトンとショーグン・ミフネの一連のシーンは、やっぱり笑わされます

裕次郎のセッティングにより、踊ることになった舞人とサリー。そこへジョーが轟龍に乗って、舞人にクリスマスオペレーションの全貌を伝えます。その時、時計の針が0時を指し示して…!正装をして、出席者の前で踊ることになる舞人とサリー。もう完全に、デキてることをみんなにアピールしちゃってますねこれ。そして、轟龍で駆け付けコクピットから出てくるジョー。ここで舞人は、初めてブラックノワールの存在とクリスマスオペレーションについて知ることになります。しかしジョーが伝えたときは時すでに遅し。12月24日に日付は変わり、謎の怪光線がニューヨークやパリなどを襲います。世界の運命は、いったいどうなる―!?
 
 
 

第45話「世界征服作戦」

1994年1月8日放送
登場した敵他:ブラックノワール・エグゼブ・パープル/クリスマスオペレーションによる世界征服作戦
「この前は勝てたんだ。あれが奇跡だったというのなら…、また奇跡を呼ぶまで!」
 
 
STORY:クリスマスイブと同時に始まったブラックノワールのクリスマスオペレーション。これにより、世界各地がロボット軍団との戦闘状態になり、各国軍のロボットは次々に敗北していく。無理を承知で出撃した舞人たちだったが、やはりグレートマイトガインの力をもってしても勝機を見いだせないでいた。同じ頃、エグゼブと対峙したジョーは復讐を遂げようとするが…?ブラックノワールの猛攻が、ジョーを、そして舞人を襲う!
 
前回始まったクリスマスオペレーションが本格的に展開。今回はそれに伴い出撃したロボット軍団:Y(イプシロン)やX(イクス)と、勇者特急隊の激しい戦闘を描くお話になりました。前回とは打って変わってマイトガインたちの活躍が目立つお話でしたが…、彼らの戦闘の結末やいかに

クリスマスオペレーションの実行により、世界各地で数千~数万体に上るエグゼブ配下のロボット軍団が出現。舞人は無謀な戦いであることを承知の上で、勇者特急隊すべてを発進させ戦いに赴きます。その際は入った通信で、舞人は雷張ジョーから両親の仇を知るのでした。クリスマスオペレーションにおいてエグゼブが放ったロボットの正確な数は不明ですが、世界各地を襲っていることから、その数はおよそ数千~数万体。おまけにそのすべてがブラックノワールの魔のオーラを受けており、攻撃されてもされても復活して、容赦ない破壊活動を繰り広げていきます。前々回でロボット1体に魔のオーラをまとわせるだけでもある程度の時間を要していましたが、これだけの数のロボットにどうやって魔のオーラをまとわせたのか気になるところ。そういえばこのシーンでは、エグゼブやパープルが舞人の正体をすでに知っているのも気になるなぁ。ジョーから送られてきたビデオレターにより、エグゼブの正体、そしてそれが自分の両親の仇であることを知る舞人。視聴者は既にジョーが情報をつかんだ時点でその内容を知らされているので、最終決戦に向けて復習の意味も込められたシーンになっています。相変わらずキザな感じでふるまっているジョー。ビデオレターの最後の語りが彼らしいです

ローマに到着した勇者特急隊を待ち構えていたのは、Y(イプシロン)やX(イクス)の ロボット軍団。そして上空にはパープルの乗る空中要塞ブランカ。力を温存するために最初はマイトガインとマイトカイザーで挑む舞人たちでしたが、敵が以前のロボットと同じく再生能力を有していることに衝撃を受け、消耗戦に突入してしまいます。Y(イプシロン)やX(イクス)も量産型ロボットのデザインをしていますが、その能力は以前登場したZ(ツェット)並み。それが数えきれないほどいるんですから、舞人たち勇者特急隊が劣勢なのは明らかでしょう。舞人の置かれている状況を知り、満彦はロボットの再生能力について引き続き調査を進めますが、結局今回も結論が出ることはありませんでした。途中からボンバーズやダイバーズ、そしてマイトガンナーも登場して戦闘は激化していきます。マイトガンナーがセルフキャノンを放った際は、X(イクス)が木っ端みじんになったためこれが勝機となるかと思いましたが、それでも彼らは復活。これじゃあ、本当に現状の勇者特急隊の戦力じゃ勝てそうにないな…

勇者特急隊が戦闘している間に、ジョーはトレジャーロボテック社へ潜入。魔のオーラをまとっていたZ(ツェット)の破片を解析するウォルフガングに出会って手引きしてもらい、再びエグゼブと対峙。かれは父親の復讐としてエグゼブを殺そうとしますが…。ジョーがこの時期にあえてトレジャーロボテック社に潜入したのは、勇者特急隊の戦闘によりエグゼブたちの目がそれへと向き、注意をそらすことができるため。この読みは当たり、ジョーはウォルフガングの部屋までたどり着くことに成功します。そんなウォルフガングは、Z(ツェット9の破片を解析し、魔のオーラと復活の謎を解析することに必死でした。ウォルフガング自身「エグゼブに一矢報いる」ための行動らしい、Z(ツェット)の破片の解析。根底にある考え方はどうであれ、なんだかここ最近のウォルフガングの発言・行動は、敵側というよりもむしろ正義側のように感じるものも多く出てきていますね。やっぱりこの人、打倒マイトガインなんてこと考えなけりゃ、いい科学者なんじゃないか?ジョーはウォルフガングに手引きしてもらい、エグゼブの元へ。彼を射殺しようとしますが、エグゼブ自身がまとっていたブラックノワールの魔のオーラに阻まれ、失敗してしまいます。エグゼブの元へ向かう直前。お互い別れの挨拶を言うジョーとウォルフガング。このシーンが、長い間協力関係だった彼ららしい粋なやり取りになっています

戦っても戦っても、なかなか状況を打開できない舞人たち。グレートマイトガインは反対しますが、舞人はやむを得ず戦略的撤退を選択。これを見たパープルは高らかに笑い、自身そしてブラックノワールの勝利を確信するのでした。ストーリーを通して苦戦が多かった舞人たちでしたが、今回は珍しく舞人は戦略的撤退を選択。その理由は、ここで勇者特急隊が玉砕することを防ぎ、体勢を立て直すためでした。敵のロボット軍団がこのローマの地だけなら死をも覚悟する戦闘もアリですが、敵ロボット軍団はほかの地にも多数存在。おまけに似たようなスペックを持っておりまともに太刀打ちできるのは勇者特急隊くらいですから、舞人が撤退を選択するのも無理ないと感じました。終始劣勢気味で戦っていたグレートマイトガインらに対し、夏目漱石の『こころ』を引用したりなどして罵倒するなど、妙にインテリっぽい一面も見せてきたパープル。確かに『こころ』には彼の言うような一節がありますが、この状況下でその引用は適した表現…といえるのか?
 
 
 
 
 
今回はここまで。次回は第46話から第47話+αをご紹介予定です。『勇者特急マイトガイン』。正義の力が、嵐を呼ぶ…のか!?
 
 
 
 
 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1997年発売の勇者特急マイトガイン「嵐を呼ぶハネムーン」』収録曲「旋風寺よ永遠なれ」です。


6分超の長さを誇る、『マイトガイン』では最も長い挿入歌。その歌詞の内容は、ひたすらマイトガイン、そして勇者特急隊のことを高らかに歌い上げる形になっており、壮大さを感じる歌になっています。


英語をかなり多用し、おしゃれな雰囲気に仕上げようという感じも伝わってくるこの曲。アツくストレートな楽曲が多い『マイトガイン』の中では、ちょっと変わったタイプの楽曲と言えるでしょう。

 

 

 

www.nicovideo.jp

 

 

 

それではまた次回、お会いしましょう!

 

 

 

 

 

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

Twitterやってます。よろしければ閲覧&フォローの方お願いします

twitter.com