お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者特急マイトガイン』ちょっとした感想 Track-11(第31~33話)

今回は、勇者特急マイトガイン』の感想記事第11回目です。
 
弾丸特急マイトガンナーとは、俺のことだ!今回ご紹介するお話で、勇者特急隊最後の追加メンバーであるマイトガンナーが登場。お話の内容も、満彦に焦点を当てたものやねずみ小僧を題材にしたものなど、非常に個性的なお話が続くことになります。玩具面での販促ラッシュも落ち着いてきたから、より自由にお話を作ることができるようになったのかなぁ。
 

第31話「友情の合体バトル」

1993年9月11日放送
登場した敵他:アッパー、パンチ/勇者特急隊の壊滅計画
「浜田君、マンガのヒーローの条件は知ってるね?」「努力、友情、そして勝利だ!」
 
STORY:マンガの新人賞への応募に躍起になる満彦。そのせいで学業もおろそかになりがちな彼を見て、舞人は彼の夢を応援することに。ついに原稿を完成させる満彦だったが、そこへ打倒マイトガインを目指すアウトローたちが登場。満彦の無茶が原因で、舞人はマイトカイザーに変形できず墜落。マイトガインもピンチに陥ってしまう。責任を感じた満彦は、代わりに乗り込んでマイトカイザーを起動した!満彦たちに勝機はあるのか!?
 
勇者特急隊のメカニック部門には欠かせない人材にして、舞人の友人:浜田満彦。今回はそんな彼にスポットを当てたお話でした。思えば今まで、彼をメインにアツかったお話がなかったのは意外ですね。終盤の舞人と満彦によるグレートマイトガインの戦闘は、これまたアツくなること間違いなしだ!

満彦の夢。それはマンガ家になること。マンガの新人賞の期限が迫り徹夜続きの彼は、つい学校で居眠りしてしまいます。学校の先生にも連日注意されてしまう彼を見て、舞人はその様子を不審がるのでした。勇者特急隊のメカニック部門で、そのセンスと能力をいかんなく発揮する満彦。そんな彼の夢は、世界トップクラスの技術者ではなく、なんとマンガ家になることでした。こんな世の中でも夢を作っていけるからと、マンガ家になることをかなり昔から夢見ていた満彦。でも彼は夢の中で女性に胸元にサインを求められるシーンがあったりするので、マンガ家になりたい理由は上述したことだけではなさそうなのには、すこしクスッとさせられますね。一方の舞人は、勇者特急隊の活動や仕事に追われていたため、夏休みの宿題を全くやっていないという結果に。先生からそのことを指摘され、黒板に書いた問題を解けなかった場合罰として1か月間教室を1人で掃除するという条件を提示されてしまいます。先生が書いたのはヌーベルトキオ大学数学家の入試問題でしたが、舞人はそれを暗算で回答。見事正解して見せます。舞人の頭の良さが披露されたこのシーン。貴重な学生としてのシーンでもありますが、このシーンを見ている限り、舞人はほかの生徒から慕われ、信頼も厚そうですね

マンガのことばかりが頭に浮かび、勇者特急隊の活動にまで支障をきたしていく満彦。それでも彼、舞人の協力もあっては何とかマンガを完成させます。一方パープルのマネージャーであるジャーマネは、マイトガインを倒すべく新たなアウトローを雇うのでした。必死になって考え、知り合いの漫画編集者から「これを出せば新人賞間違いなし」と太鼓判を押された満彦の自信作。それは『銀河の用心棒ナイスガイン』というマンガでした。内容の詳細は明かされていませんが、劇中の描写を見る限りだと、全身黒タイツのおっさん主人公:ナイスガインの活躍を描いたマンガらしい。ナイスガインがあまりかっこよく見えないんだけど、その分内容が面白かったのかな…。ちなみに、この『ナイスガイン』は公式で『マイトガイン』のサントラの中にラジオドラマが収録されており、満彦がノリノリで声をあてています。それと同じ頃、前回に引き続き打倒マイトガインを狙うパープルが次に雇ったのは、アッパーとパンチという賞金稼ぎの兄弟。見た目は単なる賞金稼ぎというよりも、世紀末の世界に出てきそうな悪役の風貌をしており、いかにも悪そうなキャラになっています。彼らを白紙の小切手で雇うジャーマネ。金に糸目は付けずアウトロー等を雇うのは、パープルらしい戦法といえる…のかな?
 
完成したマンガを持ち込むべく、直接出版社へと急ぐ満彦。しかしそこへアッパーとパンチが操るキャスターロボが現れ、街を混乱に陥れます。どうしても出版社へ急ぎたかった満彦は、なんと回り道をせずに強行突破。しかしこの判断がことごとく裏目に出てしまいます。いつもは冷静な満彦も、自分のマンガのことになると周りが見えなくなるらしい。明らかにキャスターロボたちが街を破壊しビルの瓦礫が落下しているのにもかかわらず、そこを強行突破しようとします。しかし当然その進路を別の瓦礫に阻まれ、せっかく書いた原稿は爆風等で散乱してしまう結果に。ああ、やっぱり回り道していけばよかったのに…。満彦が現場にいることを発見したため、ドリル特急で発進した舞人はマイトカイザーへの変形をためらい、その末にキャスターロボの攻撃を受け墜落。重傷を負ってしまいます。満彦のことを思い、マイトカイザーに変形できなかった舞人。でもこの後にガインがそのままマイトガインに変形して戦っているので、この段階で舞人がためらわずにマイトカイザーへ変形していたら、また戦局は変わっていたかもしれませんね

負傷した舞人に代わって、マイトカイザーに乗り込む満彦。しかし知識だけでは満足に戦うことができず、マイトガインも操縦系統に異常をきたしてピンチに。しかしそこで舞人が復活し、マイトガインに乗り込んで再起動。満彦とともにグレートマイトガインへの強化合体を成功させ、キャスターロボを2体まとめて倒すのでした。マイトカイザーの設計にも携わっていたため、それの操縦方法自体は知っている満彦。しかし運転テクニックまでは知識でカバーできないようで、技は敵に当たらず、逆にそのスキを突かれてしまいます。やはり勇者特急隊の一連のメカは、舞人でなければその性能をフルに発揮したうえでの操縦は難しいらしい。今回の満彦は残念ながら満足に戦うことはできませんでしたが、それでもかなり健闘したほうだとは思うんですけどねぇ。復活した舞人は、操縦系統が一時的にダウンしたマイトガインに乗り込み、それを再起動。満彦と協力し、グレートマイトガインへの合体を一発で成功させます。そして最後は、2人で力を合わせてグレート動輪剣で2体まとめて撃破するのでした。舞人復活以降の展開は、アツいシーンの連続!2人の息の合ったコンビネーション、ピンチの時も気持ちを合わせて乗り切り、最後は2人で必殺技を叫んでフィニッシュ。これで燃えないわけがないという感じのシーンばかりです。必殺技を満彦とともに叫ぶシーンは個人的にかなりお気に入りなので、今後もやってほしいと思いましたが…、やっぱり今回だけかなぁ
 
 
 

第32話「弾丸特急マイトガンナー」

1993年9月25日放送
登場した敵他:ウォルフガング/ユリウスと結託した舞人暗殺未遂
「機械が己の存在に疑問を抱くようになったら、それはもう人間と変わらんのじゃないか?」
 
STORY:ある日、路上に飛び出してきた男性:ユリウスを撥ねてしまった舞人たち。しかしユリウスは傷1つ無く、そのまま立ち去ってしまう。実はそのユリウスはある秘密を抱えていた凄腕の暗殺者であり、それに目を付けたウォルフガングは、彼を仲間に引き入れて舞人を暗殺しようと企てた。戦闘中負傷し、満足にマイトガインを操縦できない舞人。そんな時、頼もしい助っ人がやってきた!その名は、弾丸特急マイトガンナー!
 
第27話(グレートマイトガイン初登場回)でチラッと登場したマイトガンナーが、ようやく完成して登場。そのデビュー回となる今回ですが、お話の内容は人造人間という秘密を抱えた孤高の暗殺者:ユリウスの話がその中心でした。心を持った機械の苦悩というのは、次作『ジェイデッカー』にも通じる内容でしたね

勇者特急隊の最後のロボ:マイトガンナーがついに完成し、それを喜ぶ舞人。しかしその数日後、路上に突然飛び出してきた男性:ユリウスをリムジンで撥ねてしまいますが、彼には傷1つ無く、そのままどこかへ去っていきます。一方、マイトガインを倒すべく新たなロボ:ドライチェン1313を開発したウォルフガングは…。第27話では未完成だったマイトガンナーが完成。その胸部にあるキャノン砲が最大の武器であり、身軽さを生かして素早く走りながら発射したりなどして、実戦テストでは敵をテンポよく破壊していきます。性格もどちらかといえばボンバーズ寄りで、荒っぽい感じもあるマイトガンナー。これはまた面白いロボットキャラが増えましたね。同じ頃ウォルフガングはドライチェン1313というロボを開発しますが、エグゼブの意向でウォルフガングではなく別のパイロットが乗る予定になってしまうことに。ヤケを起こしたウォルフガングは、街のゲームセンターのアーケードゲームマイトガインを倒し、怒涛の10人抜きを果たしてしまいます。科学者としての腕があるからか、実はアーケードゲームにも強いウォルフガング。ゲームでマイトガイン倒してスッキリするんだったら、いっそゲーマーに転向してもいいんじゃないかなぁ

ヒットマンに命を狙われていたユリウスは、逆に彼を返り討ちに。それを目撃したウォルフガングは、彼をマイトガインの操縦者=舞人の暗殺に利用とします。手始めにマイトウイングを狙撃させたウォルフガング。彼は約束通りにユリウスの望みの物を持っていきますが―。ユリウスの暗殺者としての腕は確かなもので、かなり上空を飛んでいたマイトウイングの片翼を一発で撃ち抜いてしまうほど。幸いマイトウイングは墜落を免れたものの、安定性を失い帰還するハメになりました。撃ち抜かれた弾丸から、ユリウスを特定した満彦。しかし彼曰く、ユリウスは100年前の暗殺者であるという。ではなぜユリウスが生きているのか?ということになりますが、それはユリウスが、かつて彼にあったウワサの通り、人造人間だからでした。暗殺専門アンドロイドとして、100年前に製造されたユリウス。100年前の1950年頃にそのような技術があったかどうかはにわかに信じがたいですが、使われている部品の古さ、そして彼が修理部品としてほしがっていた古い真空管から見て、彼の言っていることは間違いないようですね。ユリウスは自分には感情がないと嘆きますが、そんな彼に対し、ウォルフガングは「機械が己の存在に疑問を抱くようになったら、それはもう人間と変わらんのじゃないか?」と言います。機械が心を持つことのテーマにも踏み込んだ今回のお話。とてもいいシーンだと感じますが、これを言ってるウォルフガングは一応悪役なんだよね…

エグゼブの言いつけを無視したウォルフガングは、ドライチェン1313を起動させマイトガインをおびき出し、その間にユリウスに舞人を暗殺させる作戦を決行。暗殺には失敗したものの舞人は被弾し、マイトガインの操縦もままならなくなってしまいます。大ピンチのとマイトガインのもとに駆け付けたのは、あのマイトガンナーでした。ドライチェン1313は、ウォルフガングが最強ロボというだけあってなかなかの性能を誇るロボ。パワー面ではマイトガインのそれを上回り、さらに機動性も十分確保されているため、マイトガイン以上の素早い動きでプロレス技をかけ、マイトガインを苦しめます。ロボットの操縦に関しては決してうまいとは言えないウォルフガングですら、マイトガインを簡単に追い詰めたドライチェン1313。エグゼブの言う通り別のパイロットに操縦させたら、マイトガインを本当に倒せていたかもしれませんね。そんなマイトガインのピンチに駆けつけたのが、あのマイトガンナー。登場後すぐに一時的にピンチに陥りますが、煙突もろともシリウスを打ち落としたり、逆転時にドライチェン1313の腕を一撃で吹き飛ばしたりなど、胸部のキャノン砲を使った豪快な攻撃をしていきます。極めつけは、登場時の決めゼリフ:「決して悪を許さない!正義の早撃ちガンファイター、マイトガンナーとは俺のことだ!」。うーん、マイトガンナーもいいキャラしてるなぁ!

戦いが終わり、何とか生きていたユリウスと出会う舞人。いつか人間になる日を夢見たユリウスは、そのままどこかへ再び旅立っていきました。マイトガンナーの攻撃を受け、ぐにゃりと曲がった煙突。真ん中の1本だけが無事残っていたため、まるで十字架のように見えます。思えば、今回の冒頭のシーンでも、ユリウスが聖母マリアの絵を見て考え事をするシーンが存在。妙にキリスト教関係の描写が出てくるのは、ユリウスが自分の今までやってきたことを懺悔しているということをほのめかすためだったのでしょうか。腕の機械が露出した状態で、舞人の前から去っていくユリウス。彼はこの後どうなってしまったのか?それはしばらく後に判明することになります
 
 
 

第33話「参上!女ねずみ小僧?!」

1993年10月2日放送
登場した敵他:カトリーヌ・ビトン/こがね銀行、旋風寺邸襲撃他
「優しい心を持たない行いなんて、世の中に受け入れられるはずないもの。」
 
STORY:舞人の人気が上がったことに、いら立ちを隠せないカトリーヌ・ビトン。彼女が考え出した作戦は、ねずみ小僧のようにお金を強奪して大衆にばらまき、義賊として皆に感謝してもらおうというものであった。ところが彼女の思いとは逆に、世間の評判は冷たいものばかり。やがて彼女の行いはどんどんヒートアップし、ついには舞人の家の金庫まで強奪してしまった!果たして舞人は、金庫を取り戻してカトリーヌ・ビトンを倒せるのだろうか?
 
明らかにねずみ小僧の話からヒントを得たであろうお話。カトリーヌ・ビトンの目的も今まで以上にヘンテコなものになっており、全体的にギャグ回として楽しめる一編になっています。今回舞人にとって最も強敵だったのは、自分の家にある巨大金庫だったね…

舞人が寄付金により老人ホームを立て直したというニュースを聞いて、自分の人気も上げたいと考えるカトリーヌ・ビトン。そんな彼女は、偶然目にしたねずみ小僧の時代劇にヒントを得て、彼と似たような行動をし始めますが…。各ニュースで舞人がちやほやされるのを見て、ひがみいら立つカトリーヌ・ビトン。自分の人気を上げ人々に感謝されるために、彼女はロボット:アルセーヌを使ってねずみ小僧気取りの悪事を働き始めます。ねずみ小僧気取りなのはいいのですが(犯罪だから良くはないけど)、今回彼女が決行した作戦はやはり変なもの。アルセーヌに巨大磁石を取り付け、そのまま銀行の支店の上でホバリングし、その驚異的な磁力で銀行の金庫を吸い上げてそのまま強奪するというものでした。銀行強盗としてはなかなか大胆すぎる犯行。マイトガインは出撃したものの爆風に攪乱され逃げられてしまいますが、あんなデカいロボットと金庫が上空を飛んでたら、誰か気づきそうなもんだけどなぁ。次に、カトリーヌ・ビトンは盗んだお金をばらまき始めますが、そのばらまき方もどこか変。クラブや交差点の真ん中、そして列車の線路などにばらまくのですが、ばらまいているお金はすべて100円玉です。わざわざ硬貨にしたのはねずみ小僧が小判をばらまいていたことになぞらえているのでしょうが、よくあれだけのお金を全部両替してきたな…

自分の思惑とは反対に、売名行為だのなんだのとボロカスに批判されるカトリーヌ・ビトン。怒った彼女はさらにヒートアップし、自分から小型ロボットで事件をでっちあげては人々にお金をばらまくといったことを始めます。銀行に多大な被害を出し、そのうえ指名手配犯のくせに堂々と名前を公表してやっていることから、マスコミにさんざん叩かれるカトリーヌ・ビトン。確かに、この直前のシーンでサリーが言っているように、優しい心を持たない行いは世間に受け入れられませんでしたね。それに怒るカトリーヌ・ビトンはさらに悪事を重ねていくのですが、それは小型ロボットを大量に派遣して事件をでっちあげ、そこに自分が登場してお金を渡すというものに。事件といっても最初は酔っ払いの服が切り刻まれるといった程度でしたが、やがてそれは車を破壊したりビルを丸ごと焼き払ったりなど、どんどんエスカレートしていきます。しかし、義賊気取りのカトリーヌ・ビトンが渡すお金は、毎回10円玉1枚だけ。事件を起こしたロボットの背後から出てきちゃってるし、渡すお金は雀の涙ほど。これじゃあ義賊とも何とも思われないでしょ…。やがてサリーも偶然狙われることになりますが、この時は舞人が彼女を救出。ロボットのアンテナ部分を撃ち抜いて危機を脱します。
 
自分の思い通りにならないことにさらに怒ったカトリーヌ・ビトンは、ヌーベルトキオシティで最も巨大な金庫を強奪し、大衆にばらまくことを計画。そのヌーベルトキオシティで最も巨大な金庫の持ち主とは…。ヌーベルトキオシティで最も巨大な金庫を持っていたのは、やはり舞人。それに気づいたカトリーヌ・ビトンは、アルセーヌを出撃させ旋風寺邸の上空へ。磁力の出力を最大にして、地下にある巨大金庫を吸い上げてしまいます。何気に初めて敵に攻撃されてしまった、舞人の自宅。いつかは直接攻撃を受けるだろうとは思っていましたが、最初に攻撃するのがカトリーヌ・ビトンで、おまけにその理由がアホみたいな計画の一環だったからとは意外です。アルセーヌで金庫を強奪したカトリーヌ・ビトンでしたが、その金庫が重すぎるためフラフラ運転に。その間にマイトガインとマイトカイザーに追いつかれてしまいますが、彼女は逆に金庫を武器として使うことを思いつきます。強度も重さも世界トップクラスである旋風寺家の金庫。それを振り回されてはさすがのマイトガインたちもかなわず、吹っ飛ばされビルにたたきつけられてしまいます。マイトガインが「なんて固い金庫なんだ!」と叫びますが、いやいや、それ自分たちの金庫でしょうに!

マイトガインはグレートマイトガインへと強化合体し、さらにはマイトガンナーも駆け付けますが、巨大金庫を持つアルセーヌの前に大苦戦。しかし舞人がマイトガンナーへある指示をしたことをきっかけに、形勢は逆転。アルセーヌは巨大金庫ごと、グレート動輪剣で一刀両断されるのでした。駆け付けたマイトガンナーに対して舞人が出した指示は、なんと金庫を撃ち抜くこと。そうやって金庫を軽くすることで敵をひるませるという作戦でした。てっきり金庫の重さに対して中身は意外に少なかったりするのかなと思いましたが、マイトガンナーが金庫を撃ち抜くと金塊がザクザクさらにグレート動輪剣によって金庫はアルセーヌもろとも真っ二つにされ、ヌーベルトキオシティ中に金の雨が降る結果になってしまいます。青木さん曰く、旋風寺家にとって「計算できないくらいの大損害」になった今回の事件。しかし2人とも表情は暗くありません。まあ金庫以外でも大量の財産を管理しているでしょうし、人々を救うことができたからこれで良し…ということなのでしょう。
 
 
 
 
 
今回はここまで。次回は第34話から第36話をご紹介予定です。『勇者特急マイトガイン』。正義の力が、嵐を呼ぶぜ―!
 
 
 
 
 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1993年放送の勇者特急マイトガイン』使用BGM「破壊至上主義」です。


物騒なタイトル通り、劇中では敵が出現し暴れまわるシーンなどで使用されたBGM。物語前半よりも後半で使用された印象がある曲ですね。


キャラが個性派ぞろいだけど、敵としての強さもダテじゃないのが『マイトガイン』の敵たち。個人的にはショーグン・ミフネが面白いと感じていたので、中盤以降エグゼブたちに出番を取られ、影が薄くなってしまったのはちょっと残念でした。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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