お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『勇者特急マイトガイン』ちょっとした感想 Track-10(第28~30話)

今回は、勇者特急マイトガイン』の感想記事第10回目です

 
前回、グレートマイトガインがデビューしたことにより、戦力が格段にパワーアップした勇者特急隊。今回は、そんなグレートマイトガインが強さを発揮するお話もある他、前回ご紹介したお話に続き悪側にも大きな動きがあるお話もありました。3クール目に入ったからか、大きな展開が続きますね
 

第28話「ミフネの国盗りサミット」

1993年8月14日放送
登場した敵他:トーキチロー(ショーグン・ミフネ配下)/各国首脳誘拐による国家転覆未遂
「目には目を、コンピューターにはコンピューターだ!」
 
 
STORY:ヌーベルトキオシティで開かれることになったサミット。各国首脳が集まる中、ショーグン・ミフネの魔の手は着実に彼らに迫っていた。狂わされた鉄道網!誘拐される各国首脳!彼らを人質に、ショーグン・ミフネは大胆にも日本政府に統治権の権限移譲を要求してきた!やむを得ずショーグン・ミフネの迎賓館を訪れる総理大臣。だが、そこに勇者特急隊も駆け付けた!今こそ決めろ、グレート動輪剣・真っ向唐竹割り!
 
ショーグン・ミフネの作戦の中でも、特に大胆でかつかなりいいところまで行った作戦を楽しめる今回。エグゼブが巨悪として舞人たちの前に立ちはだかっているため、悪役としてミフネがかすんでしまうかと思いきや、全くそんなことはありませんでした。グレートマイトガインの名乗りも今回初披露。彼の圧倒的強さも堪能できます

サミット開催に伴い、ヌーベルトキオシティに続々と集まる各国首脳陣。護衛に燃える小沢警部でしたが、その一方で舞人は会議資料のチェック等で大忙し。いずみさんの些細なミスに気づきつつも、その修正を彼女に任せてしまいますが、彼らはまだショーグン・ミフネの悪事に気づいていませんでした。サミットには首脳陣の移動等に鉄道が使用されるため、舞人たち旋風寺コンツェルンともかなり関係のある一大イベント。会議に提出する鉄道開発計画だけでなく、臨時ダイヤの設定プログラムまで舞人がチェックしています。期限がわかっているのにギリギリまで仕事を積み残しちゃうのは彼らしくもありますが、いざ仕事にかかり始めるとすぐにミスや異常に気づくのは、さすが若き旋風寺コンツェルンの社長というべきでしょうか。最初はそのミスをいずみさんの入力間違いだと思っていた舞人でしたが、実はこれはショーグン・ミフネ配下のトーキチローの作戦の始まりにすぎませんでした。ショーグン・ミフネからの信頼も厚いという今回の敵:トーキチロー。風貌等から豊臣秀吉モチーフなのは明らかですが、なんとなくちょんまげがウルトラセブンアイスラッガーをモデルにしているようにも見えますね。見た目はゲスな男といった風貌ですが、巧妙にコンピューターウイルスを仕込むなどその悪事の腕は確かなもの。ショーグン・ミフネの部下って、見た目がふざけてるくせに有能なヤツが多いんだよなぁ
 
翌日になって、日本各地の鉄道ダイヤに異常が発生。各地で事故が多発し、首脳陣を乗せた列車は行方不明になってしまいます。その対策に追われる舞人たちでしたが、それをあざ笑うかのように、電波ジャックによってショーグン・ミフネのビデオメッセージが全国で放送。彼が語ったのは、自分が首脳陣を誘拐しており、その首脳陣を人質に日本政府に統治権の移譲を求めるという、とんでもない要求でした。第26話に続き、鉄道網に甚大な被害を与えたショーグン・ミフネの作戦。中央指令室のコンピューターをハッキングされちゃうなんて、鉄道会社としては大問題だと思うんだけどなあ。ショーグン・ミフネはこの時、各国首脳を誘拐しただけでなく、一般市民も併せて誘拐。その中にはサリーもいました。なぜ無関係な一般市民を誘拐したのかは正式には描かれていませんでしたが、おそらく劇中のシーンを見た限りだと、この後開かれるショーグン・ミフネのパーティーのための要員だったらしい。どうせなら人を集めるよりも電波ジャックしてテレビ中継したほうが効果的のような気がしますが、なんであえてこんな形にしたんだろう?まあ、パーティー会場を見ているとほとんどが忍び装束を着た影の軍団の戦闘員ばかりだったから、ほかの人呼びたくなる気持ちはわかるけど…
 
各国首脳の命がかかっているため、ショーグン・ミフネの元へ向かうことにした総理大臣。狙い通りに総理大臣を来させることに成功したトーキチローは、首脳陣に日本国の統治権の権限移譲書にサインさせ、あろうことか目的を完遂してしまいます。このまま日本はショーグン・ミフネの手に堕ちるのかと思われた矢先、ミフネ迎賓館に現れたのは、ドリル特急に乗った舞人でした。首脳陣を呼びつけて「統治権を移譲します」という書面を書かせ、それにより国の支配者になろうとした今回のショーグン・ミフネの作戦。今までの彼の作戦の中で最もスケールが大きく、かつそんなにとんとん拍子にうまくいくのか怪しい作戦でしたが、まさかの一時的にその作戦が成功してしまったのにはかなり驚かされました。もしかして、ショーグン・ミフネって見方によっちゃあかなり有能な悪人なんじゃないか!?しかし、ショーグン・ミフネが喜んだのもつかの間、舞人たち勇者特急代が現場に到着。ミフネ迎賓館の床を突き破って登場したことで混乱を生じさせ、さらには満彦が作ったコンピューターウイルスによってミフネ迎賓館のシステムが混乱。人々はそのスキに避難します。出るところによっちゃあ一般市民を巻き込みかねなかった、今回の舞人の登場の仕方。これでいいのかと思ったけど、舞人がかっこよかったからこれでいいのだ!
 
小沢警部の主導の下、ダイバーズのレスキュー特急に避難する人々たち。作戦が失敗し他ことに怒ったトーキチローはバイオミックニオーロボを登場させます。これに対してマイトガインとマイトカイザーが応戦。やがて2つはグレートマイトガインへと合体し、今回初披露の技:グレート動輪剣・真っ向唐竹割りで勝利を収めるのでした。前回の改修の際、ガインの意思だけで合体できるようになったマイトガイン。今回で早くもその機能が生かされています。マイトカイザーは舞人の操縦が必要不可欠なので、マイトガインをガインによる操縦可能とすることで、両ロボットがともに活躍できるようになっているんですね~。それでもバイオミックニオーロボに苦戦した2体は、グレートマイトガインへと強化合体。敵の武器をビームで一瞬に溶かし、最後はグレート動輪剣・真っ向唐竹割りを決めてくれました。グレートマイトガインになったことで、いつもの前口上のバンクシーンも一新。桜吹雪の中でグレートマイトガインがポーズを決めるようになっています。渋さも出ていてこれがまたカッコいい!さらにはグレート動輪剣・真っ向唐竹割りも、以前のように飛び上がって一刀両断するのではなく、超巨大な光の刃を一気に振り下ろすスタイルに。あまり動かずに敵に大ダメージを与えるその攻撃方法が、グレートマイトガインの強さをよりアピールしているように感じましたね
 
 
 

第29話「勇者の休日」

1993年8月21日放送
登場した敵他:カトリーヌ・ビトン/スノービーによる別荘建設他
「きっと、神様がくれたバースデープレゼントだよ。」
 
 
STORY:今日は舞人の16歳の誕生日。だが、日々の業務に忙殺されていた舞人は、そのことすらも忘れてしまっていた。そんな舞人に裕次郎たちが渡したプレゼントは、1日の完全フリーの休暇。仕事のことを忘れて羽を伸ばす舞人だったが、その裏でカトリーヌ・ビトンが動きだしていた。ネオ江の島を襲う酷暑!氷漬けにされるマイトガインたち!この危機を救えるのは、マイトカイザーしかいない!どうする満彦、舞人を呼ぶのか!?
 
旋風寺コンツェルンの総帥として多忙な毎日を送る舞人。そんな彼の完全オフを描くのが、今回のお話でした。全体的にお話の空気もユルく作られており、ここ最近激戦を強いられていたりストーリーの大きな動きがあったりした中で、久々にライトな感覚で観られるお話になっています
 
日々の業務に追われ、疲れ気味の舞人。そんな彼を見かねた満彦たちは、舞人の誕生日に合わせてパーティーと彼へのプレゼントを用意します。それと同じ頃、オードリーはカトリーヌ・ビトンに命じられて別荘建設の計画に着手していましたが…?珍しく元気なさげな疲れた表情を見せる舞人。今回彼自身は一言も「疲れた」などとは言いませんが、彼の表情、そして彼が見つめるものなどから、彼の疲労や心の中で本当に思っていることを推測できるようになっています。舞人はまだ16歳の高校生。仕事以外にも、やりたいことがあるはずだもんね。一方、日本の夏を乗り切るための涼しい別荘を求めていたカトリーヌ・ビトンは、オードリーにそれを探すよう命令。そこでオードリーが出してきたのは、ピンク色の巨大ペンギン型ロボット:スノービーでした。ピンクキャット一味でいつも変な作戦を考えるのはボスのカトリーヌ・ビトンでしたが、今回はオードリー側が個性的な作戦を提案。とうとうカトリーヌ・ビトンに影響されちゃったのかな…?ちなみにこのスノービーの発信シーンは、専用プールがスライドしてメカがせりあがってくるというもの。完全に『サンダーバード』とか『マジンガーZ』じゃん!
 
休暇をもらった舞人がやってきたのは、かつて父親と訪れたことがある土手。そこに寝転がりながら、父との思い出を回想します。その頃カトリーヌ・ビトンは、スノービーをネオ江の島に出現させ海水で氷の城を作り、さらに反射板で太陽熱を増幅させて一帯を酷暑にしてしまいます。舞人が生まれ、旋風寺コンツェルンに戻った後も、家を留守にすることが多かったらしい舞人の父:旭。幼少期の舞人のセリフ等から察するに、仕事以外でも巨悪と戦うために、よくいろんなところへ出かけていたようですね。一方のカトリーヌ・ビトンは、スノービーによって自分の求めていた涼しい別荘=氷の城を完成。おまけに付近一帯をスノービーの能力で気温50度以上にまで上昇させ、自分だけ涼しさを楽しみます。涼しさを楽しむため、まずカトリーヌ・ビトンがやったことは、別荘の中で熱々の鍋焼きうどんを食べること。うん、気持ちはとてもわかる。わかるけど、気温50度超で氷の城は解けなかったのかなぁ?
 
カトリーヌ・ビトンの悪事を知り、舞人不在の状態で出撃するガインたち。しかしあっという間にスノービーの攻撃を受け、バトルボンバーとガードダイバーは氷漬けにされてしまいます。そのことを知らない舞人は、偶然サリーと遭遇。サリーと一緒に彼女のアルバイトを手伝います。スノービーは上述の通りピンク色の巨大ペンギン。見た目はかなりふざけていますが、内蔵している冷凍弾はかなりの威力を持っていました。一瞬で下半身を氷漬けにされてしまう、バトルボンバーとガードダイバー。もう少し踏ん張ってほしかったなぁ。その頃の舞人は、サリーと出会い、アイスキャンデーに懐かしさを覚えたことでアルバイトをお手伝い。その日の夕方まで結局付き合います。サリーの頑張りっぷりをほめ、今日彼女と出会ったことを「神様がくれたバースデープレゼント」と表現する舞人。今回のおかげで、2人の中は急速に深まったといえるでしょう。ところで、サリーのセリフを聞く限りだと、今までのバイトはどうやら自発的に辞めたものではないらしい。契約期間があらかじめ決まっていたり、『マイトガイン』の世界は不況なので(第26話より)バイト契約を急遽切られたりとかしてたのでしょうか
 
マイトガインまでもがピンチのため、やむを得ず舞人に救援を頼む満彦。舞人は嫌な顔1つせずドリル特急で出撃。カトリーヌ・ビトンの別荘を一瞬で破壊し、マイトカイザーへとチェンジ。そして最後は、グレートマイトガインで勝利するのでした。ドリル特急でカトリーヌ・ビトンの別荘を破壊するシーンは爽快。あの無駄にデカくて豪華な城が、一瞬にして氷の塊へと変化していくこのハデな展開が楽しいです。マイトカイザーもやはり冷凍弾には苦しめられますが、スキをついてスノービーを転倒させ、その間にグレートマイトガインへ強化合体。最後はいつものグレート動輪剣・真っ向唐竹割りでフィニッシュしました。グレート動輪剣は動輪剣よりもパワーアップしているらしく、あれだけ苦しめられていた冷凍弾を、刃先に近づく前に消滅させてしまうほど。おまけに有無を言わさずあっという間に倒してしまうのですから、その強さを実感させてくれますね。カトリーヌ・ビトンは当然死亡せず、脱出ポッドで逃亡。この脱出ポッドもきちんとペンギン型になっていました。芸が細かくていいぞ!
 
 
 

第30話「戦え!屋台ラーメン」

1993年8月28日放送
登場した敵他:パープル/アウトローたちによるホイ・コウ・ロウ一味とマイトガインの抹殺未遂
「広東流チンピラの五目炒め、いっちょあがり!」
 
STORY:サリーとテツヤがたまたま入ったラーメン屋は、不味くて客が誰もいない屋台ラーメン。そこは、アジアンマフィアを追われ、何もかも失ったホイ・コウ・ロウたちの店だった。あまりの惨状に手伝いを買って出るサリーたち、そして正体を知らずにサリーたちに協力する舞人と満彦。店は順調に客足を伸ばすが、そこにパープルの雇ったアウトローたちが迫っていた。チンジャ・ルースのピンチに、立ち直れるのかホイ・コウ・ロウ!?
 
アジアンマフィアをパープルに乗っ取られ、一時的にストーリーから退場していたホイ・コウ・ロウとチンジャ・ルース。今回は彼らが主役といっても過言ではないお話です。悪役に「悪」以外の魅力があるのも、『マイトガイン』の魅力の1つ。いやあ、今回はさすがにホイ・コウ・ロウたちを応援したくなりましたね

おやつが用意できなかったため、テツヤを元気づけるため久々に外食することにしたサリー。テツヤの要望を聞いてすぐ近くの屋台ラーメンに立ち寄りますが、店員は料理に不慣れで味も最低。おまけに飲んだくれのジジイが騒がしい最悪の店でした。それを経営していたのは―。パープルの陰謀によりアジアンマフィアを追われた、ホイ・コウ・ロウとチンジャ・ルースが久しぶりに登場。チンジャはボスを信じてせっせと働いていましたが、当のホイ・コウ・ロウは投げやりになり酒におぼれていました。かつてはブラックガインを造ったりなど、ロボット開発面でも戦闘面でもマイトガインの強敵として立ちはだかっていたホイ・コウ・ロウたち。そんな彼らがここまで落ちぶれていたとは、驚きを通り越してショックすら受けます。まさかコイツらに感情移入する日が来るとは思わなかったぞ…。そんな不味くて誰も寄り付かなかったそのラーメン屋も、サリーが手伝ったことで一気に有名店へと成長。ラーメン評論家にも五つ星評価を受けるほどにまでなります。ラーメンを作っているのはサリーですが、彼女のラーメンに関する経験といえば、ネオ荻窪の有名ラーメン店で数か月だけバイトしていたくらいらしい。やっぱりラーメン評論家なんてものは信頼できないな…

ホイ・コウ・ロウたちが生きていることを知ったパープルは、マイトガインを倒すのと並行して彼らの暗殺を計画。アウトローたちを雇い差し向けますが、偶然そのラーメン屋に向かっていた舞人たちがそれを撃退します。再びボロボロになってしまった店を見て、今度は舞人もラーメン屋の手伝いを申し出ます。何もかも失ったホイ・コウ・ロウのことなど、もはや眼中にないパープル。しかしジャーマネとしては彼らがパープルの正体を知っているということが問題であるため、暗殺することを進言します。そんな彼が雇ったのは、いかにもという感じの屈強なアウトローたち。しかし彼らは舞人たちの一撃を受けて一気に片付けられてしまいます。舞人、いくらなんでも強すぎるんじゃないか…?店の惨状を見た舞人は、サリーとともにこの店を手伝うことを決意。飲んだくれたホイ・コウ・ロウを見て一瞬ホイ・コウ・ロウではないかと推測しますが、あまりの落ちぶれっぷりからか自分でその推測を否定してしまいます。ホイ・コウ・ロウとチンジャ・ルースは、どちらとも舞人とサリーがそれぞれ一度は顔を合わせている敵のはず。それなのに舞人たちが気づかなかったのは、やはりアジアンマフィア時代とは印象が全く変わってしまっていたからでしょうか。というかそもそも、舞人たちはパープルがアジアンマフィアを乗っ取ったこと自体も知らないんですよね

舞人の宣伝活動もあり、再び客が戻ってきたラーメン屋。しかしそこで突然現れたパープルの宣伝飛行船が爆発し、中から巨大ロボットが登場します。それと同じ頃、舞人にやられたアウトローたちが、再びチンジャたちの前に現れて…。舞人は宣伝活動として、スケボーに乗ってチラシをばらまく活動を開始。さらにそれを使った出前サービスまで始め、ラーメン屋は持ち直していきます。スケボーを使うアニメキャラとしてはコナンを連想しますが、『マイトガイン』は1993年放送なのでこちらのほうが先。あ、でも『コナン』の漫画自体はもうこの時点で連載されてたっけ?ウワサを聞き付けたいずみさんと青木さんもラーメンを注文しますが、ここでパープルが雇った別のアウトロー:イシバシと、彼の操る巨大ロボ:グヤトーンが出現します。グヤトーンの登場は、いくらなんでもあまりにも登場が唐突すぎ。ロボットアニメであるゆえにどうしてもマイトガインたちの戦闘を挿入しなければならないため、ムリヤリ登場シーンを挿入したのでしょうか。一方その頃、チンジャたちのラーメン屋にはこの前のアウトローが登場。満彦が挑むも一瞬にしてKOされ、チンジャは袋叩きにされながらも必死にホイ・コウ・ロウのことをかばい続けます。すべてを失い投げやりになったボスを、それでも決して見捨てないチンジャ・ルース。ホイ・コウ・ロウ、いい部下を持ったなぁ。チンジャに感謝しないといけないと思うぞ

袋叩きにあっているチンジャを目撃したホイ・コウ・ロウは、目つきと口調を変えアウトローたちに応戦。見事自分の拳法で全員を倒します。時を同じくして、舞人もグレートマイトガインへと強化合体しグヤトーンに勝利。精神面での復活を遂げたホイ・コウ・ロウは、パープルへの復讐心を燃やしつつ、再起に向けて努力することを誓うのでした。実は広東風料理拳の達人だというホイ・コウ・ロウ。名前もアレなうえに使う武器もおたまと寸動鍋といろいろおかしいですが、その強さは本物。本調子ではないはずなのに、あの屈強なアウトローたちを一瞬にして倒してしまいます。さすがはアジアンマフィアのボス、拳法にも精通していたんですね。その頃マイトガインとマイトカイザーはグヤトーンの強固な装甲に苦しんでいましたが、ドリルクラッシャーによって相手をひるませたスキにグレートマイトガインへと強化合体。相手を倒しました。ホイ・コウ・ロウたちの話に時間を割くため、グレートマイトガインの活躍はかなり巻き気味。グヤトーン友っとバトルしても面白かったように思ったけどなぁ。そしてラストは、パープルへの復讐を誓い元気に再起を誓うホイ・コウ・ロウたちの姿が。もともと悪役であるはずの彼らですが、今回は彼らが立ち直ってよかったよかった…と言っていいのかな?
 
 
 
 
 
今回はここまで。次回は第31話から第33話をご紹介予定です。『勇者特急マイトガイン』。正義の力が、嵐を呼ぶぜ―!
 
 
 
 
 

◎今日の勇者ソング◎

今日ご紹介するのは、1993年放送の勇者特急マイトガイン』OPテーマカヴァー「嵐の勇者(ヒーロー)[斉藤小百合ver.]」です。


美少女仮面ポワトリン』のOPテーマなどで知られる、斉藤小百合さん。彼女はアニメソングのカヴァーもしており、その中に『マイトガイン』の「嵐の勇者(ヒーロー)」もありました。


声の圧は本家に比べると少し劣る気がしますが、これはこれでアリな感じがする仕上がりになっています。そういえば最近は、どんな作品でも「制作会社が違うので、そのレコード会社が独自のカヴァーバージョンを作る」ってことがめっきり減ったような気がしますね。

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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