『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』第26話　ちょっとした感想

オークション会場はこんなところ(いつもの場所)

ムリ、金銭感覚が違いすぎる…。夏の高校野球のため、今回のニチアサは『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』のみ。なお、近畿広域圏ABC朝日放送では今回分も放送休止&振替放送という扱いになりました

上述の関西での放送休止を考慮したからなのか、今回はノエル&初美花メインの単発回に。次回も予告から察するにギャグ回っぽいし、こりゃ2週間連続で大和屋脚本回になるのかな？

ジュレにコグレを呼び出したノエル。彼がそんなことをした理由は、国際警察の情報網を通じ、新たなルパンコレクションを発見したため。それが出品されるというオークション会場に乗り込むノエルと初美花でしたが、ルパンコレクションを落札した直後にギャングラー：グリストが出現。ルパンコレクションを奪われてしまいます。今回のお話のテーマはオークション。ルパンコレクションが出品されることを知ったノエルは、主に金銭面でコグレの協力を得るために彼を呼び出していたのでした。ルパン家はお金持ちらしいけど、今回ノエルが使ったの金額は、落札代金216万ドル(消費税込み)＋オークショニア買収代(45万ドル)とその他諸経費併せて1億円＝約3億1600万円。おいおい、ルパンコレクション1つ回収するだけでこれだけお金を使ってて大丈夫か！？そして、ノエルたちが潜入したオークションで出現したギャングラーがグリスト。彼はノエルの落札したルパンコレクションを奪い、自分の金庫に入れて逃亡してしまうのでした。最初から自分の金庫にルパンコレクションを持っていないギャングラーって、なかなか珍しいなぁ

お金は使うわグリストにルパンコレクションは奪われるわと、散々なノエル。しかし彼はギャングラーの襲撃も予測済みであり、初美花とともにオークション参加者の似顔絵を作り、国際警察のデータベースを使って容疑者をピックアップ。オークショニアを買収して協力させ、ニセのオークションを開かせます。オークション会場で1人1人チェックしていく初美花。あぶりだされたグリスとの化けていた人間とは…。今回の国際警察は、完全にノエルにいいように利用されてるといった感じ。初美花が描いた似顔絵をもとに国際警察の権限で日本の警視庁のデータベースから容疑者をピックアップし、のちに彼らの逮捕まで担当させられるハメになります。うーむ、圭一郎たちがちょっと不憫になってくるなぁ。ニセのオークションを開き、最後は1人1人確認してグリストを探し出す作戦に出たルパンレンジャーたち。ところが参加者は全員本物の人間。これにより犯人はオークショニアであることが判明し、グリストも正体を見破られるのでした。そもそも開催者自身が犯人だったというオチ。まあ、オークショニア役の人だけOPで単独クレジットだったから、ちょっと怪しいなとは思ってましたけどね

正体がバレたグリストは、ルパンレンジャーたちと対戦。しかし、彼らの連携攻撃の前にどんどん追い詰められ、割とあっという間に倒されてしまいます。ゴーシュの手により復活するも、今度はルパンカイザーサイクロンナイトとエックスエンペラースラッシュの怒涛の攻撃の前に散っていくのでした。グリストは知恵は回るけどパワー面では劣るタイプの怪人なようで、戦闘ではほとんどルパンレンジャーに押されっぱなし。松ぼっくりをイメージした両腕から繰り出す攻撃は、面白いと思ったんだけどなぁ。復活したグリストとの巨大戦では、サイクロンダイヤルファイターとシザーブレードダイヤルファイターが合体した、ルパンカイザーサイクロンナイトが登場。今回の巨大戦における撮影の仕方が、いつもと少し違ってて興味深かったですね。あんな撮り方もあるんだなぁ