お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

太陽の作品だ!RX


「この世に光がある限り、仮面ライダーBLACK RXは不滅だ!」
 
 



先週末(2018414)の配信をもって、リマスター版のYoutube公式配信が終わった『仮面ライダーBLACK RX』。私は現時点では円盤こそ持っていないものの、既にレンタルやかつてのニコニコ動画の公式配信で何度も視聴していましたが、にもかかわらず半年間この公式配信を追いかけてきました
 
 
何度観ても面白い『BLACK RX』。どんな人にも作品の好き嫌いはあるものの、そこまで強烈なアンチはいないような気がする『BLACK RX』。これだけこの作品が多くの人々を惹きつける理由は何なのでしょうか。今回は、この作品の魅力を洗い出してみることにしましょう。
 
 
 
①わかりやすいストーリー構成―クライシス帝国は基本絶対悪
 
BLACK』でほぼ毎回見られた、「事件が起こる→ゴルゴムの仕業ではないか?」という法則。これは『BLACK RX』では「クライシス帝国の仕業ではないか?」に変換されて受け継がれています。この「悪の組織が絶対悪」という前提こそ、『BLACK RX』という作品をわかりやすいストーリー構成にし、作品を面白くしている要素であると感じます
 
 
「悪の組織が絶対悪」という要素だけなら『BLACK』と同じですが、『BLACK RX』の場合、『BLACK』にあった重たい要素や暗い要素が極力排除された状態に。これにより、「とにかくクライシス帝国が悪いことをする→絶対に倒さなければならない」という『BLACK』以上に単純明快な構図が生まれ、ヒーロー番組としてただ見ているだけで面白いというストーリー構成につながっているのです。小難しいことはさておき、とにかく悪は倒す!これぞ『BLACK RX』の魅力です
 
 
 
RXは強い、しかし必ず一度は苦戦する―逆転の美学
 
リボルケイン、ボルティックシューター、バイオブレード…。幹部怪人を含め、シャドームーンを除くほぼすべての怪人が、RXのこの武器と技の前に敗れ去っていきました。中盤以降になると、もはやこの武器が出てくるだけで勝利確定というチート状態な感じになるRXそれでもマンネリさを感じないのは、RXがそうやって攻撃を繰り出す前に必ず敵に苦戦しているからでしょう
 
 
本編をよく観るとわかるかと思われますが、RX、実は敵に対してほぼ毎回必ず劣勢になっています。攻撃が着弾して体に傷がつく、人質を取られて思うように攻撃ができない、罠にはまる―。そう、RXは確かに勝率ほぼ100%を誇りますが、どの戦いも余裕の勝利…というワケではないんですよね。
 
 

キッチリとピンチシーンを迎え、そこから徹底的に逆転する。この“逆転”こそ、『BLACKRX』の魅力でしょう。

 
 
 
③個性豊かなクライシス帝国の面々
 
主人公側のキャラたちもそうですが、敵組織たちのキャラも、作品にとっては重要な要素の1つ。BLACK RX』ではクライシス帝国のジャーク将軍率いる四大隊長&ダスマダーが登場しますが、どれも個性が強いメンツでした
 
 
しかも、どいつもこいつも個性が強いのに、作品の中に埋没してしまうキャラが1人もいなかったんですよね。終盤になるとRXに敗れてどんどん人員が減っていきますが、各々その最期まで、自分のキャラを貫き通して散っていきました。
 
 
毎回のように最強怪人を生産し(もはや“最強”の意味が分からなくなってくる)、最後まで貫き通された強烈な悪役の個性。これが『BLACK RX』という作品の魅力をさらに深めてくれています
 
 
 
④見得と爆発の文化―光を浴びて!RX
 
BLACK RX』で印象に残るシーン。もちろん様々な面で数えきれないほどそのシーンがあるとは思われますが、特に印象に残るのは、中盤あたりまで多用された太陽光によるパワーアップをイメージしたカットと、毎回敵を倒した際に爆発をバックに見得を切るシーンでしょう
 
 
まず、中盤まで見られた太陽光をイメージした演出。特に前半では「RXは太陽光がないと変身できない」という縛りがあったため、要所要所に太陽光をイメージした演出がなされます。まばゆい太陽光(実際の撮影では強烈なライト)を浴び、ここから反撃だといわんばかりに素早く立ち上がり変身or反撃して見せるBLACK RXめちゃくちゃカッコいい以外の何物でもないですね
 
 
次に、爆発の際の見得切り。どの姿で倒したとしても、RXは必ずこちらを振り返り、爆発をバックにキメポーズを取ってくれます。様々な作品で見得を切るという文化が観られますが、『BLACK RX』におけるそれは、その極致ともいえるものではないでしょうか
 
 
 
 
 
以上、つらつらと『BLACK RX』の魅力を洗い出してみましたが、いかがだったでしょうか。
 
 
プレミアムバンダイで「リボルケイン」も予約してしまった私。ずーっとほしいと思っていた『BLACK RX』のBlu-ray BOXも、いよいよ本気で押さえたくなってきました。夏のボーナスの額によっては、購入検討してみても…いいかも?








 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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