先週土曜日から堂々の放送開始となった『シンカリオン』。アニメも当然面白かったですが、それと連動しているこの玩具も、とてつもなく興味深いものでした。さすが、数年前から地道に商品展開してきただけのことはあるな…。
まずは通常の新幹線モードから。ロボットへの変形機構を搭載している関係により、通常のプラレールに比べると、ビスや境目などが目立つプロポーションに。しかし、後述するあれだけの変形機構を組み込んでおきながら、プラレールとしての機能及び姿をこれだけ維持しているのは驚異的です
―その新幹線は、時速1225kmの超進化速度に到達したとき、“シンカリオン”にチェンジする。
「チェンジ!シンカリオン!!」
変形ギミックは単純ですが、なかなか工夫が凝らされたものに。プラレールに必ず必要な連結器もシンカリオンモードではきちんと隠すことができるように設計されていますし、いささかジョイントなどが固いものの、子供でも変形させやすいかつ面白い変形ギミックを楽しむことができます
個人的に一番興味深かったのは、脚部の変形ギミック。つま先とかかとを露出させる際、連動して最後尾車両の屋根が可動し、それが出てくるスペースが作られるようになっています。この変形箇所には感動しましたね。
劇中の変形機構絵をほぼ完全再現した分、可動域はちょっと少なめ。確かにタカラトミー公式がtwitterでやっていたような可動も可能ではありますが、股関節部分および腰部が変形機構の関係で固定されているため、可動域が制限されてしまいます。それでも上の画像くらいは動くことは動きますが、欲を言えば股関節あたりは動いてほしかったかなぁ。
本編ではなじみがありませんが、カメレオン怪人が出てくる映画でのロードセクターの活躍の時にかかるのが印象的な曲。さわやかな音楽のように聞こえて、ちょっぴり悲壮感のある歌詞がつけられているのが興味深いですね。
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