『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』第6話ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

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日本の土木王に、俺はなる！今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、ツラヌキが正式加入したことでE7かがやきも戦列に加わり、初期機体3体が本格的に戦闘を開始するお話になりました

ツラヌキにもあった、大きな夢と抱えていたもの。シンカリオンの適合者となる条件は、「新幹線と関わりがある」というよりも「夢を持っている」ということなのでしょうか。

前回、アイアンスチーマーと対峙したハヤトたち。パワー切れするまで敵と真正面からぶつかり合い、なんとか相手を一時的にダウンさせることに成功。しかし、ツラヌキはなおもシンカリオンの運転士になることを拒み、金沢に戻ってしまいます。シンカリオンのシステムは電気で稼働しているのは周知の事実ですが、今回その電源装備が底をつきたことでシンカリオンが機能停止するという描写が見られます。捕縛フィールド長期戦になると不利であろうシンカリオン。この要素は、中盤あたりで大きなピンチシーンを演出してくれそうですね。そして敵の動力源にも限界があることが判明。シンカリオンと同じような回復時間を要するということは、システムが似てるというのか…！？

ツラヌキを勧誘するために、金沢へ向かったハヤトとアキタ。ツラヌキの実家を経て工事現場で彼と再会する2人でしたが、なぜか彼の母親から昼食配りの手伝いをさせられてしまいます。金沢駅へやって来たハヤト。金沢駅がきちんと描かれていたのは良かったですね～。そして、なんだかんだでアキタもバッチリ準備してハヤトに付いてきてくれるという…。大門山建設社長ことツラヌキの母と出会ったことで、彼の過去が判明。幼くして父親を亡くした彼は、母親の背中を見ながら家業を手伝い、土木王の夢を見るようになったようです。なぜかシンカリオンのことを「シン・ゴジラ」と勘違いしているツラヌキの母親。字幕では「シン・ゴジラン」と表記されていたのでギリギリ大丈夫…なのでしょう。終盤のシーンでも間違えたままだし、この分だと最終回までこの調子かな？

ツラヌキの夢を知り、改めてシンカリオンの運転士になることを勧誘するハヤトたち。ツラヌキは固い意思でそれを拒みますが、その直後出動命令が下りハヤトたちは出撃。母親に背中を押されたツラヌキは、彼らを追いかけます。土木王という夢の根底には、自分の住んでいる北陸の土地、そして母親への強い思いがあったツラヌキ。ここで彼の母親がそんなツラヌキの背中を押して送り出すことで、当初は「誰かのための夢」だったツラヌキの夢が「自分の夢」となり、それに向かって進んでいく流れになっているのが面白く、そして興味深いですね。確かに北陸は主要駅などはどんどんリニューアルが進みキレイになっていますが(今は加賀温泉駅がリニューアル中)、それに反比例する形で利用者は減少傾向。何か行動をしなければ、この地方は死んでしまう―。小学生ながらここまで考え、そしてその現状を打破したいと考えて行動するツラヌキ。しかしこれだけでは、それは「誰かのための夢」。そこで母親に背中を押されたことで、ツラヌキが自分は自分自身の夢を追いかけても良いと自覚し、「自分の夢」へ向かって進み出しました。そうだよ、やっぱりまだ子供なんだから、自分の夢を優先して追いかけたっていいんですよね。ツラヌキは私の想像以上に魅力的なキャラクターになりそうです

ツラヌキが正式に加わったことで、シンカリオン3機が一斉出撃。アイアンスチーマーのパワーと強固なボディを前に一時はいがみ合うアキタとツラヌキでしたが、ハヤトの機転によりそれも克服。最後はシャリンドリルでアイアンスチーマーを撃破しました。E7かがやきの専用武器：シャリンドリルが初登場。アイアンスチーマーをつんざくほどの硬さを誇りますが、アイアンスチーマーが放つ弾丸を破壊することには失敗したのは意外でした。まあこの時はツラヌキが油断していたので仕方ないのですが、玩具展開時のみの時のPVでは、敵の武器をシャリンドリルで破壊してそのまま突進していたからなぁ。敵の倒し方でいがみ合うアキタとツラヌキをまとめたのは、ハヤト。ホクトから一番2人を見てきているということで実質的なリーダーを任された彼は、「自分が先頭に立って引っ張る」形ではなく、「それぞれの活躍場所を作って協力してもらう」という形をとって連携を取り戻します。この物語での主人公はハヤトなので、彼が中心になるのは当然なのですが、そんな中でもちゃんと他のキャラクターの活躍ポイントを生み出そうとしているのは良いですね。そして最後はシャリンドリルでフィニッシュ！うーん、やっぱりシンカリオンE7かがやきはカッコええな！！

ようやく3人が揃い、シンカリオンの運転士としての生活が始まったハヤトたち。そんな中、ホクトが京都に単身赴任だって！？

次回は本作では初めての通常回。ああ、リンク合体はいつ出てくるんだろう？

◎今日の特ソン◎

今日ご紹介するのは、2005年放送の『仮面ライダー響鬼』使用BGM「爆炎」です。

前期OPをベースに作られた、響鬼の中盤強化フォームである響鬼紅の関連BGMの1つ。ここ数年頻繁に登場するようになった平成ライダーの最強フォーム直前の強化フォームですが、既に『ブレイド』や『響鬼』でそれにあたるものが登場してるんですよね。これらの総称を付けようとしているファンもいるようですが、私は無理に付ける必要はないと思います。

そういえば、『ビルド』の最強フォーム等のバレが昨日あたりから散見されるようになりましたね。とりあえず『ビルド』は8月までの放送は確定的っぽいけど、どうなるかなぁ。