お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第29話 ちょっとした感想


逆転!やっぱり母親は強かった!






子供のために親ができるのは、見守ることくらいです―。今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、アキタ・ツラヌキ・シノブの母親が総登場。彼らに負けず、いやそれ以上に皆強烈なキャラをしていましたね。特にアキタの母親:モミジが!


夏の海回ということでメンバーの水着姿も登場。その舞台として、江の島ではなくて熱海をチョイスしたのが『シンカリオン』らしいですね。それにしても、なんでフタバさんは水着にならなかったんですかね…





ハヤトたちが名古屋支部で活躍して帰ってきた頃、残っていたメンバーであるアキタたちは夏バテ気味。そんな彼らを見た出水指令長は、超進化研究所のメンバー総出で海水浴に熱海へ行くことを提案。そこにはなんと、彼らの母親たちもいたのでした。東北地方&北陸出身のアキタ・ツラヌキ・シノブにとって、東京の酷暑はかなり身体に堪えた様子。彼らは出水指令長の誘いで熱海のビーチに行きますが、そこで太平洋の広大さに驚きます。アキタたちは皆日本海側の出身。日本海荒れていることも多いので、彼らにとって平穏で広大な太平洋は新鮮に感じたようですね。それにしても、海にビビるシノブが…可愛かったな。ちなみに、今回の海水浴で出水指令長がチョイスしたのは熱海。江の島などではなく、新幹線の駅に近い熱海を選んでいるのが『シンカリオン』らしいです。アカギさん、また待機させられてたな…


自分たちの母親が来ていることに驚いたアキタたち。中でもアキタの母親:モミジは息子が大好きな強烈キャラで、ハヤトたちをも驚かせます。モミジはアキタにべったりですが、逆にアキタはちょっと引き気味。やがてモミジは、サクラたちに自分の胸のうちを明かします。ハヤトの母親:サクラは第1話から、ツラヌキの母親:ミミズが第5話から既に登場しているのに対し、アキタの母親:モミジとシノブの母親:チアキは今回が初登場。皆息子にちょっと似ていて、しかしそれに負けないキャラをしていましたね。特に今回、強烈なインパクトを残したのがモミジ。親バカ感丸出しの彼女は、アキタの行動1つ1つをスマホのカメラにおさめ、さらに周りを気にせず彼にエールを送ります。ここだけ見ると異常な感じがしますが、実は彼女がこうなってしまった理由もちゃんと存在。夫と父親(アキタの祖父)の方針で彼女は息子と離れていることが多く、さらにシンカリオンに乗せるとなった際も彼らの意向で決められてしまい、息子を心配する気持ちが強くなり過ぎていたのでした。境遇を聞くと、ちょっぴりかわいそうなモミジ。単なる親バカキャラでなく、ちゃんと事情を解説する描写も挿入しているのが興味深いです


熱海の海で海水浴を楽しむハヤトたち。そんな中、ビャッコたちによって生み出された巨大怪物体が出現します。いくら息子たちがシンカリオンの運転士であることを知っているとはいえ、母親たちを心配させるのは厳禁そこでフタバは、スイカ割りで気をそらしつつ、交代交代で出撃する作戦を取りますが…。今回現れた巨大怪物体は、シャチがモチーフ。超音波で交信する彼らの性質を利用し、前回の作戦とは逆にシンカリオン側の協力を崩すことで苦しめます。なかなかこの巨大怪物体が手強く、エージェントたちの作戦も巧妙になってきていますね。自分たちが再び協力するのではなく、逆にシンカリオンたちの協力を崩してやろうという作戦コンセプトは非常に興味深かったなぁ。この書き方だとシンカリオン側が一方的にやられているように見えますが、この巨大怪物体の出現自体も実は出水指令長が狙っていたこと。余計な電波が入らない海付近を戦闘の舞台とすることで、イザの位置を特定しようとしていました。その後の描写が無かったけど、ちゃんと特定できたのかな?


苦戦するツラヌキ・シノブをなんとか撤退させ、今度はハヤト・ホクト・アキタが出撃。その間にスイカ割りでモミジの気をそらす予定でしたが、モミジが予想以上の速さでスイカ割りを終わらせたため、アキタの出撃がモミジにバレてしまうことに。しかしこれが逆にアキタに逆転の機会を作り、彼らを勝利に導くのでした。ジェスチャーで撤退を指示しますが全くツラヌキたちに通じず、最終的に紙に単語を書いそれを伝えるアカギ。うーん、さすがにあのジェスチャーじゃ誰にも「一時撤退」って指示は理解できないと思うぞ…。彼らの代わりにアキタたちが出撃し、その間にスイカ割りでモミジの気をそらすという作戦でしたが、モミジは息子にいいところを見せるべくハッスルしてかなりの速さでスイカ割りを完了。おまけにフタバたちの話を聞き付けて、アキタの出撃が彼女にバレてしまいます。しかしこのことこそが、アキタたちに勝利をもたらすことに。モミジの口から彼女の伝えたいことを読み取ったアキタは巨大怪物体にカウンター攻撃。さらにE5×500の超グランクロスによって、巨大怪物体は撃破されるのでした。逆転!やっぱり母は強かった!この終盤の流れは、本当に「家族のつながり」を感じるいい展開でしたね。アキタとモミジの関係にもいい方向に変化がありましたし、いい家族回でした





ハヤト、三度京都へ!今回の旅のお供はなんと…アズサ!?


次回は『シンカリオン』では3回目くらいになる京都回か。E5×500も格闘戦を見せてくれるようだし、楽しみだ~











 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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