お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』第43話 ちょっとした感想


ゲンブさん、びっくりするくらい人間社会をエンジョイする






他人を仲間に、仲間を家族に。今回の『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』は、捕虜となったゲンブに対し、ハヤトたちが対話を試みるといったお話に。「10月31日直後の放送」であることを逆手に取り、少し遅れたハロウィンという設定にして、ゲンブに人間社会を楽しんでもらうという展開が面白かったですね


テンポよいギャグ展開っぽさに目がいきがちですが、敵であるキトラルザス側の新たな動きにも注目したいところ。漆黒の貨物列車、そして現れた新たなる巨大怪物体。今回はゲンブのアドバイスにより乗り切りましたが、今後ハヤトたちはどう戦っていくのでしょうか





先日開催された運動会の動画をアップし、クラスメイトから感想をあれこれ言われるアズサ。その中で彼女は、ハロウィンパーティーを開催していないことに気づき顔面蒼白になります。その後、学校が終わってから超進化研究所に立ち寄ったハヤトたちは、研究所内にゲンブがいることを知り、対話を試みようとしますが…。数話前で開かれた超進化研究所運動会の様子を、動画にアップしたらしいアズサ。確かに騎馬戦やってたけど、よく超進化研究所からアップの許可が出たよなぁ。まあ、メンバーが映ってるだけでシンカリオン自体が映りこんでるわけではないから、OKってことになったんでしょうね。そして同じ日の放課後、超進化研究所内でゲンブが保護されていることを知ったハヤトは、対話の道を模索するため、自分から直接ゲンブに会って話をすることを提案。残念ながら情報を引き出すことはあまりできませんでしたが、それでも敵であるはずのゲンブと話をすることには成功するのでした。シンカリオンを敵ではないと思っている」と明言しつつも、仲間のことがあるため詳細を話したがらないゲンブ、それを受け入れるハヤト、そしてそのことを理解する出水指令長たち。このゲンブとの対話のシーンは、かなり穏やかに進行します。「なんでゲンブから情報を聞き出せなかったんだ!?」と怒る人が1人もいないのが、『シンカリオン』らしさを感じますね


ゲンブに話をしてもらうため、なんとか方法を考えようとするアズサたち。彼女からその担当を任されてしまったツラヌキは、ゲンブのやりたいことを聞き出してそれを実現させる、接待のようなことをやろうと提案します。ハヤトたちと鉄道博物館内をめぐる中で、ゲンブは、シンカリオンだけでなく、新幹線ひいては人間たちにも興味を持ち始めるのでした。ゲンブと話したツラヌキは、彼がシンカリオンに興味を持っていることを知り、まずはシンカリオンの格納庫の見学をセッティング。するとゲンブは、今度は新幹線自体に興味を持ち、閉館後の鉄道博物館を特別に見せてもらうことになります。ゲンブは一応敵側のキャラなので、敵に対して自分たちの装備であるシンカリオンのことを見せるだなんてあり得ないこと。アカギは猛烈に反対しますが、ツラヌキにフタバへのことをばらされそうになって取り乱し、おまけに出水指令長が許可を出してしまったため、なんと見えない状況に陥ってしまいます。フタバが好きなことをばらされそうになり、露骨に焦るアカギ。さすがに3回目に言われそうになったときは、ツラヌキが口を開く前に止めることができてたけど、出水指令長の部屋でジャンプしてツラヌキに飛び掛かっちゃダメだろ…。そんなこんなで、シンカリオンの格納庫や鉄道博物館を見学できることになったゲンブ。見学する中でゲンブは、ますますシンカリオンにほれ込んでいきます。これで3回目となる「シンカリオンは(中略)良いものだ」発言。新幹線にも興味示しちゃったし、ゲンブさん完全にオタク化してるよ!


人間自体にも改めて興味を示したゲンブは、次は街に出て人を観察したいと発言。さすがに街に出すのは難しいと頭を抱えるツラヌキたちでしたが、そこでアズサはあることを思いつきます。アズサの思いつきで街に出ることに成功したゲンブは、人間社会に触れてかなり楽しむのでした。人間とは大きく容姿が違うゲンブは、当然そのまま外に出たら目立ってしまうことは必至。そこでアズサは、まだハロウィンパーティーをしていなかったことを思い出し、数日遅れのハロウィンとして、全員で仮装してゲンブを外出させます。各メンバーの仮装は、出水指令長が執事(?)、フタバがメイド、アキタが吸血鬼、ツラヌキが狼男、シノブがカッパ、そしてハヤトがフォース橋(イギリスの世界遺産の鉄道橋)。うん、どう考えてもハヤトだけおかしいぞ!?とにかく仮装して街に出た彼らは、遊園地をめぐったり、ライブに行ったりと人間社会を大満喫。ゲンブも様々な人間たちを見たことで、満足している様子でした。「街に出てみたい」というから、てっきり外出して歩くだけかと思いきや、思った以上にガッツリ人間社会を楽しんで満足してるゲンブ。もう超進化研究所に居ついちゃう勢いじゃないか!


ゲンブとの行動もひと段落した頃、巨大怪物体出現の報せが。今までの出現の仕方と違っていることに戸惑う超進化研究所でしたが、何とか捕縛フィールド内にとどめることに成功。ハヤトたちも一気にクロス合体して出撃します。驚異的な装甲を誇る巨大怪物体に苦戦するハヤトたちでしたが、ゲンブのアドバイスによって撃破に成功。その戦いっぷりを見ていたソウギョクもまた、シンカリオンに興味を示すのでした。今までは「漆黒の新幹線が登場→身近なものモチーフの巨大怪物体(一部例外あり)出現」という流れだったのに対し、今回は“漆黒の貨物列車”が初登場。しかもそれから登場した巨大怪物体:ヒュージタートルは、大昔に生息していた亀の一種をモチーフにしたものでした。カイレンら宇宙に旅立っていたキトラルザスによって生み出されたらしい、今回の巨大怪物体。地上に適応するための装備がないと活動できず、それが弱点でもありますが、シンカリオン武装を一切受け付けない固い装甲、そして圧倒的な攻撃力など、今までの敵とは一味違う強さを見せてくれました。ゲンブのアドバイスがなけりゃ、今回は本当に勝てなかったよなぁ。こうして戦いが終わり、ゲンブに続きシンカリオンに興味を示すソウギョク。彼をきっかけに、カイレンとの対話の道が開けることは…あるのか?





まだまだ超進化研究所にいるゲンブ。今度は人間の食べ物に興味を示し、ハヤトたちがケーキを作ることに!アキタこだわりのスイーツとは、いったい何なのか!?


次回もゲンブとの交流がお話の中心になる様子。ほのぼのした感じだけど、次回の巨大怪物体がゲンブに酷似してるのが不穏だよなぁ…。


















 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
 
 
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