よっしゃラッキー！またまたしし座流星群だぁ！
番組は変わって、『宇宙戦隊キュウレンジャー』です。
つけるぜ、決着！とうとうやってきた最終回。当然ながらドン・アルマゲと決着をつけた上に、キュウレンジャーたちのその後をも描くお話でした。全体的にかなり巻いていたように感じますが、まあ東映特撮の最終回ではいつも通りということで…。
12人全員でドン・アルマゲに挑むラッキーたち。怒涛の勢いで戦うキュウレンジャーたちでしたが、宇宙そのものになりつつあるドン・アルマゲの力に圧倒されてしまいます。ドン・アルマゲ曰く、彼自身はプラネジューム、そして人間たちを取り込んだことにより体内で絶望の宇宙を作りだし、その宇宙を自分が支配せんとしているとのこと。最初は得体のしれない宇宙の支配者だったのに、えらく言ってることが小物になっちゃったなぁ。まあ、その分その理想を実現する寸前にまで持ちこんでいるという点では優秀なラスボスですけどね
絶望の淵に落とされそうになったラッキーたちでしたが、ラッキーの言葉をきっかけに復活。各々過去のことを思い出して自らを奮い立たせて変身。オールスタークラッシュでドン・アルマゲを打ち破ります。ラッキーの強い言葉がキュウレンジャーに力を与えた瞬間。ラッキーが活躍しまくりな感じは否めませんが、順当にアツい展開で悪くないといえるでしょう。そして最終回恒例の、各メンバーによる素面での名乗りも披露。スパーダの声がいつも以上にかん高くて思わず笑ってしまいましたが、やはり素面名乗りはいいですね～。欲を言えば、マスクオフの状態での名乗りも見たかったなぁ
懲りないドン・アルマゲは、プラネジュームエネルギーをフル活用して巨大化。これに対してキュウレンジャーたちはキュータマジンで挑みますが、どうしても劣勢気味。そんな彼らに力と勝利を与えたのは、宇宙に広がる88星座系の力でした。キュータマの力の元となる88星座の力が、キュウレンジャーに力を与えるというこれまでにないアツい展開！この流れ、私は好きですね。そういえば、キュータマって88個全部集めてたっけ…？12人全員で挑むため、今回のロボ形態はキュータマジンのみ登場。今まで出番が少なかったですが、やっぱりこれが『キュウレンジャー』の最強合体ロボってことになるのかなぁ
敗れたドン・アルマゲは、最後の手段としてラッキーを取り込むことを画策。宇宙に吹き飛ばされてしまうラッキーでしたが、その時しし座の力が覚醒。しし座流星群を呼び起こして帰還し、12人によるアルティメットオールスタークラッシュでドン・アルマゲを粉砕しました。ラッキーが宇宙に飛ばされ帰ってくるシーンは、第1話と酷似したシーン。制作側が狙って挿入した、第1話へのオマージュでしょう。ドン・アルマゲはラッキーの強運に敗北したといっていましたが、どちらかといえばしし座の力に負けたんじゃないのかなぁ。あっ、でもそれ自体を呼び起こしたのもラッキーの強運ってことか…
―それから、2年後。ドン・アルマゲ、そしてジャークマターから解放された宇宙は平和を取り戻し、かつてのキュウレンジャーのメンバーたちも各々の道を歩み始めていた。
『宇宙戦隊キュウレンジャー』。それは、宇宙に伝わる伝説を現実のものにした、12人の究極の救世主たちの物語。
『キュウレンジャー』のテレビ放送はこれにて完結。次回からは『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』だ！
初のバーサス構成となる戦隊テレビシリーズ。これが一体、戦隊の歴史に何を巻き起こすのか！？
戦隊Vシネマ枠として、『キュウレンジャー』は『スペース・スクワッド』への参戦が決定。劇中ですでにコラボしているので登場すること自体はおかしくないのですが、なんだかなぁ。ところで、ドラフトレッダーは出てくるのかな東映さん！？
それではまた次回、お会いしましょう！
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