『帰ってきたアイゼンボーグ』ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

少し今更な感じがしないでもないですが、今回は昨年12月30日からYoutubeにて公開されている、中東地域で放送されたテレビ番組『帰ってきたアイゼンボーグ』の感想記事です

番組の制作自体は先月初めころから告知されており、中東地域で放送後はサウジアラビアの公式チャンネル等がYoutubeで公式配信。しかし言語はアラビア語のためさっぱり内容が分かりませんでしたが…、年末の時期になって突然円谷プロ公式が日本語吹き替え版も配信。嬉しいサプライズでした

Youtubeの日本語版は、アラビア語音源に日本語字幕を付けたものではなく、独自の日本語ナレーションを収録。てっきり字幕で来ると思い込んでいましたから、視聴を開始した瞬間にまずこの点で驚かされました。

内容に関しては私自身『アイゼンボーグ』にそこまで深い知識がないため詳しく語れませんが、当時の製作背景やデザインコンセプトなどが中心に解説され、『アイゼンボーグ』という作品の入門編ともいうべき仕様になってるんじゃないか…とは感じましたね

番組後半では、このプロジェクトに尽力したサウジアラビアの石油王：ヨセフ.H氏と円谷プロの大岡社長(当時)との座談会の模様が。最後のヨセフ氏の発言が「(『アイゼンボーグ』の新作を)作ってほしい」や「作ってくれたらいいな」ではなく「作りたいと思う」という言い回しだったことに対して、この作品がいかに中東地域に愛されているのかということと石油王の半端ない財力に圧倒されました~~(オイルマネー最高や！)~~

そして、最後の最後には完全撮りおろしの特撮パートが。ハデに火を吐いて暴れまわるウルル、絵柄はきれいになったものの原作再現度満点のアニメパート、最後に登場するアイゼンボー…。

撮影時期は『オーブ』と同時期だったようですが、その特撮のハデさは『オーブ』のそれ以上。円谷プロも、お金があればやはり今まで以上に豪勢な特撮作品が取れるということですね

~~やっぱり、オイルマネー最高や！~~

サウジアラビア皇太子の関係会社や石油王も協力しての一大プロジェクト。果たして、本当に『アイゼンボーグ』は現代に復活するのでしょうか。

もし復活したら、きっと日本でもYoutubeで公式配信するんだろうなぁ。もしかすると、その前に公式チャンネルでオリジナルの『アイゼンボーグ』を限定無料配信したりして…？

◎今日の特ソン◎

今日ご紹介するのは、1977年放送の『恐竜大戦争アイゼンボーグ』OPテーマ「戦え！アイゼンボーグ」です。