お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの?ver.2.0

主にウルトラマン・仮面ライダー・スーパー戦隊シリーズなどの特撮関係の話題等を扱っていこうと思います。

アンコールはおことわり!

先週日曜日(4月2日)より、『アイドル戦士ミラクルちゅーんず♪』なる特撮番組が、テレビ東京系で放送されています
 
このブログでもかつて数回取り上げていますが、『ちゃお』とのメディアミックスを意識した女の子向け特撮番組。公式もそんなに宣伝には力を入れているようには見えないけれども(『ちゃお』の誌面では精力的にやってるのかもしれませんが)、どうやら様々な媒体でネット配信も開始しているようなので第1話を視聴してみましたが…。
 
 
 
驚いた。
 
こんなに驚かされるとは思ってもみなかった。
 
 
 
内容自体はタカラトミーの特撮らしい純粋な子供向けに仕上がっているのですが、注目すべきはその特撮技術です。
 
一言で言えば「アニメでやりそうなことを実写でやっている」のですが、それにおける技術が素晴らしいのです。
 
まず変身シーン。主人公たちがダンスしながら衣装をまとっていくのは女子向け番組の鉄板要素ですが、この番組の場合、不自然なカット割りがほとんどない。つまり、本当に主人公たちが自然にダンスしながら変身しているのです。
 
変身時の変身アイテムの質感(?)具合から見るに、おそらく衣装をまとう瞬間はその纏う衣装をCGで合成し、その直後実際に着せている状態でダンスさせているのでしょう。言葉では表現しにくいのですが、とにかくあれだけ激しい動きをしながら変身しているのに、その際の合成がほぼ全く違和感がないのです

 
続いてバトルシーンやOPとED。
 
東映の「プリキュアシリーズ」と差別化を図るためか、本作ではアイドル要素などをプッシュし、主人公たちもそんなにハデなバトルは繰り広げません。
 
しかしこの際に彼女たちのバトルの舞台になっているダンスステージ、そしてOP・EDで彼女たちがダンスしているステージは、ほぼ全てCGで描かれているのだと思われます。
 
これがアニメなどでやっているのなら特に新鮮味はないのですが、実写でやっているのだから驚きです。ステージの背景の造形物、観客の演出…何もかもおそらくCG。特にテレビ東京系では(制作会社は違うけど)『アイカツ!』などのアニメでの前例がある分、この要素をそのまま実写に落とし込んでいるのは驚異的です

なんでこの作品の総監督としてあの三池監督を呼んできたんだろうと思っていましたが、やはり彼を総監督に起用するだけのことはありましたよ

 
 
 
 
 
さて、そんな当作品は「あにてれ」や「DMM」などで1日遅れで配信中。あにてれなどは有料会員にならなければ視聴できませんが、DMMの方は無料で誰でも視聴することができます。
 
 
とりあえず第1話だけ無料配信しているのか、それとも2話目以降も最新話のみ無料配信という形をとる気なのかどうかはわかりませんが、後者ならまあ継続視聴してみようかなとも考えています。
 
 
参考リンク:第1話(公式・無料)
 
 
 
 
 

◎今日の特ソン◎

今日ご紹介するのは、1966年放送のウルトラQ』使用BGM「アンバランス」です。
 
怪獣出現、怪奇現象勃発、そして未知の遭遇…。『Q』の劇中ではかなり多用されていたBGMの1つです。
 
一部のBGMは、次作『ウルトラマン』にも流用。後半に流れる音楽の数々は、どちらかと言えば『マン』での怪獣出現シーンの方が印象深いですかね。
 
 
 
 
 
それではまた次回、お会いしましょう!
 
 
 
 
 
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