今回は、6月5日に相次いで配信された、「『ウルトラマンZ』オンライン生発表会」と「『ウルトラマンＺ』スペシャルムービー」のレビューです。
いよいよ放送まであと3週間を切った『ウルトラマンZ』。スペシャルムービーの公開は毎年恒例ですが、発表会の方は昨今の社会情勢に鑑み、シリーズ初のオンライン形式の発表会に。Youtubeでライブ配信後、一部編集を経て6月6日（土）にアーカイブ配信されています。
＜見逃し配信＞『ウルトラマンＺ』オンライン生発表会 ！全メインキャストが集結！ "ULTRAMAN Z" Premiere Online Event LIVE Broadcast
いやぁ、ネット時代って本当に凄いですね。大きな会場を確保できなくても、こうして生の発表会ができる。少々表現は大げさかもしれませんが、制作発表会の新たなる可能性を感じました（まあ、深夜アニメの制作発表では、こうした配信形式のものは既に取り入れられてますけどね）。
まずは「『ウルトラマンZ』オンライン生発表会」から。今までのシリーズの制作発表会と同じく、メインキャストとメイン監督（本作は田口監督）が総登場。セット内で間隔を開けた上でのオンライン対談形式がとられており、現場の和気藹々とした雰囲気が伝わってくる発表会になっていました。
登壇者の対談やコメントなどで一番インパクトがあったのは、やっぱり小倉久寛さん。橋爪功さんとの掛け合いが面白く、また終盤で飛び出した本人の意外な情報も、とても興味深かったですね。
オンライン発表会とはいえ、その構成（流れ）は、通常の制作発表会とほぼ同じ。ただ、記者を集めての発表会ではないため、本来だと記者からの質疑応答となるコーナーが、円谷メンバーシップクラブから集めたファンの激励・質問メッセージになっていました。
その他、発表会内では玩具やそのCMも紹介。いよいよ『Z』が始まるんだなぁって感じがしてきました。今年もソフビ人形とか集めないといけないな…！
6/20(土)～新番組『ウルトラマンＺ(ゼット)』スペシャルムービー【初公開映像満載!】
続いて、「『ウルトラマンＺ』スペシャルムービー」。こちらは『Z』の第1～3話の映像を編集したプロモーション映像になっており、メインキャストとZの初期4フォーム（オリジナル・アルファエッジ・ベータスマッシュ・ガンマフューチャー）、そしてストレイジの特空機：セブンガーとウインダムが登場。特撮パートの映像を中心に構成されている、これだけでもかなり見ごたえのある動画になっていました。
本作では、久しぶりに本格的に防衛チーム（ストレイジ）が復活。歴代ロボット怪獣を特空機として使うというコンセプトを初めて聞いたときは、正直ちょっと不安がありましたが、このスペシャルムービーを見たらそれも吹き飛びましたね。隊員面でもメカニック面でも、ストレイジの雰囲気はかなりいい感じ。本作を機に、防衛隊復活の潮流ができてくれるといいなぁ～。
特撮面においても、市街地のセットでかなり暴れまわってくれそうで、期待度はMAX。ハデな戦闘が楽しめそうですね。第1話の映像で既にアルファエッジにチェンジしているということは、この時点でZは何枚かのウルトラメダルを持っている…ってことなんでしょうか。
さあ、『ウルトラマンZ』は、いよいよ6月20日あさ9時より放送開始だ！
…でもその前に、6月13日に放送される『ウルトラマンZ 直前スペシャル』もきっちり観ないとね！
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