『仮面ライダービルド』第11話　ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

「強ぇだろ…？俺だけの力じゃねぇからなぁ！」

今回の『仮面ライダービルド』は、先週からの告知等でもあった通り、2号ライダー：仮面ライダークローズの登場回。単なる登場回だけでなく、ストーリーの本筋もある程度進められていました

意外なことに、まだ奪われたフルボトルは回収できず。次回あたりで取り戻すのか、それとも―？

フルボトルをほぼすべて奪われ、八方ふさがり状態の戦兎たち。スマッシュ出現の報せを受けて向かったものの、それはナイトローグのワナ。キードラゴンもやはり力を制御しきれず、また龍我もクローズへの変身に失敗します。戦兎はクローズドラゴンを龍我のために作っていましたが、いつかドラゴンフルボトルを使って変身できるようにということも想定していたらしい。ファウストに対抗できる仮面ライダーが自分だけでは、万が一のことがあった場合大ピンチになりますから、それに対する配慮なのでしょう。でも、やっぱりビルドドライバーは1つしかないんだなぁ。ところで、葛城巧の研究データによると、ブラッドスタークはハザードレベルを上げる仮面ライダーのライバルのような存在として作られたらしい。そんなヤツが、なぜファウストに？

仕掛けられた盗聴器のことを美空に責められ、スキをみて出ていってしまう紗羽。そレと入れ替わる形でクローズに変身できないこと、そして香澄への思いに悩む龍我は、戦兎から彼女の墓へ行くようアドバイスされます。数話前から不審な行動が目立つ紗羽でしたが、その正体はやはりスパイ。おまけに用済み扱いにされ、スマッシュ化されてしまいます。話は前後しますが紗羽は結果的に生還しているので、今後もしばらくレギュラーとして活躍してほしいところ。でも、スマッシュ化してるから仮面ライダーには変身できないか…

ナイトローグ、そしてスマッシュが出現し、キードラゴンで挑むも大ピンチのビルド。そこへ香澄の墓の手紙を読み、覚悟を決めた龍我が。彼はビルドドライバーとドラゴンフルボトル、そしてクローズドラゴンを使って仮面ライダークローズへと変身！その圧倒的なパワーでスマッシュを撃破し、ナイトローグを撤退させることに成功しました。クローズの活躍シーンは思ったより短かったですが、そのアクションは魅力的。中でも必殺キック＝ドラゴニックフィニッシュが、単に蹴るのではなく“横から蹴り飛ばす”というスタイルのキックになっているのが、もう最高ですね。次回以降ではどんな活躍を見せてくれるのか楽しみだ！