『仮面ライダービルド』第26話　ちょっとした感想 - お前それ、ゾフィーにも同じこと言えんの？ver.2.0

うそーん…。

西都のもう1人のスパイ、それは…！今回の『仮面ライダービルド』は、もう1人のスパイの正体の判明、そして西都との代表選の幕開けが描かれました。新フォーム：ラビットラビットの開発過程が描かれる一方で、過去の映像等も使用され、ちょっとした総集編要素もありましたね

暴走をはじめ、美空を手にかけそうになるラビットタンクハザード。その時美空のバングルの力により意識を取り戻して変身解除できた戦兎は、それをヒントに新たなアイテムの開発に乗り出します。バングルの力で、一瞬だけ左右がラビット×ラビットの組み合わせになるラビットタンクハザード。これが次回搭乗のラビットラビットの伏線になっていますね。美空に新たなフルボトルを作ってもらうべく、戦兎がスコープで美空にビルドの映像を見せるシーンでは、第1話から今までのビルドとクローズの戦闘シーンの映像が。映像を振り返りながら戦兎たちがあれこれ言っていく、ちょっとした総集編になっていました。そういえば龍我、クローズチャージ使えるようになってからクローズに全然変身してないな…

西都から持ち掛けられた代表戦に参加することになり、スカイロードで三羽烏の墓を作る一海。それを追い、彼とともにハザードレベルを上げようと提案した龍我は、ある異変に気付きます。一方、アイテムの開発に没頭する戦兎は、戻ってきた紗羽にさりげなくある疑問をぶつけますが…。お互いのハザードレベルを上げるべく、一海とのバトルを申し込んだ龍我。しかしここで彼はいつものスクラッシュドライバーではなくドラゴンフルボトルを持ち出したことで、その中に盗聴器が仕込まれていたことに気づきます。なんでここで龍我はあえてドラゴンフルボトルを取り出したのかなぁ。直前のシーンでクローズの活躍見てたからとか？戦兎が紗羽に投げかけた疑問は、彼女がかつて語っていた両親の話。父は難波重工の研究所の事故で亡くなったことになっていますが、滝川という研究者はいなかったらしい。そりゃそうだよね。だって紗羽さんは―

とうとう始まる代表戦。1戦目はグリスとエンジンブロスのバトルとなり、激しい戦闘が繰り広げられます。同じ頃なんとか新アイテムを開発した戦兎は、代表戦の会場へ急行。紗羽は用事を済ませてから行くといっていましたが、実際は…。グリスとエンジンブロス、お互いの過去を回想しながらのバトル。この戦いは結局、消滅していった三羽烏の思いを背負ったグリスが勝利します。エンジンブロスの回想シーンでは難波チルドレンたちの姿も登場しますが、そこには紗羽の姿も。今回は確かに西都のもう1人のスパイが判明するお話でしたが、前回のように戦兎たちによって正体がばらされるのではなく、回想によって「視聴者はわかるけど戦兎たちはまだ気づき切れていない」という形になっているのが興味深いです。それにしても紗羽さん、1回スパイだってバレてるのにまだ活動してたんですね。律儀というかなんというか。

クローズチャージの対戦相手はヘルブロス。パワーアップした敵を倒せるのか？そして、ビルドが満を持して使う新たな姿：ラビットラビットの実力とは？

次回はビルドの新フォーム：ラビットラビットが本編初登場。紗羽さんが難波会長と接触しているあたり、彼女はもう戦兎たちの前から去ってしまうのでしょうか？